カテゴリ:本
出版されたばかりは、人気で借りられなかったので3冊図書館で借りた。 ほのぼのして余韻の残る作品。 大家さんは「終戦のとき17さい」(終戦が基準だねw)と言っているのでわが母と同い年だ。でも、大家さんは根っからのお嬢さまだが、うちの母は貧乏で小学校をでると住み込みで看護学校。制服を祖母が作ってくれたが、染めた袖が褪せて恥ずかしかったそう。小さい頃、母の母と姉(伯母)に百貨店の雑踏の中置き去りにされて、泣きながら後を追って、あとから、「あれは捨てていこうとしていたと思うよ。」と言っていた。同じ百貨店でも思い出が違う。でも、それでどっちがいいとか悪いとかじゃなくて、一世代前の人たちがよく言っていたなぁというセリフがでてきてなんだか懐かしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年07月19日 11時41分47秒
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