カテゴリ:無線機器
ホッタラカシだったこのブログ、久々のネタですがさえない話、安定化電源の故障です。
自宅からは事実上オンエアできないので、使える無線機はハンディ機のみですが、 送信できなくても、ビニール線アンテナでも、少しでもワッチしたい、と考えて、 FT-847に電源をつなぎました。 数日の間は特に問題なく動作しており、懸念していた電信の符号忘れも一応なく、 やっぱり無線はいいなぁと久しぶりに空の様子を耳で感じていました。 しかしふと気づくと、安定化電源のスイッチは入っているのにパイロットランプが ついていません。AC電源はちゃんとコンセントにつながっているので、 あれ、と思いながらヒューズを確認すると、飛んでいました。 複数あるDC出力のどこかが短絡したのかとチェックしてみましたが、 怪しそうなところはありません。原因不明なので、ヒューズだけ交換しても ダメだろうと思いながらヒューズを交換しましたが、電源を投入すると、 瞬間的に出力電圧が出たものの、やはりヒューズが飛びました。 DC出力のショートを今一度疑い、ケースをはずして中まで確認しましたが やはり怪しいところはなし。以前別の安定化電源で飛ばしたことのある、電圧制御の パワートランジスタが怪しいと考えてこれを確認しようとしましたが、足の配線を外すには ちょっと面倒な分解が必要そうだったので、困ったな、と思いつつネットで参考情報がないか 検索してみました。 不調になったのはGSS3000というDiamondの製品で、たしか30年ほど前に 購入したものです。こんな古いものなのに、というか古いものだから故障の事例が 多いということか、ヒューズ飛びの事例が複数でてきました。多くのケースでは、 ダイオードブリッジの故障が原因とのことだったので、危うくトランジスタ確認の ための面倒な作業にかかるところ、ダイオードを外して確認してみたところ、 大正解、一部ショートしていました。 大負荷を取り出したわけでもないのですが、今回数年ぶり?に電流を流したので びっくりしたのでしょうか。とりあえず動作不良の原因が特定できました。 さすがにこれだけ大容量のダイオードは手元にないので、部品の入手をどうするか 考えないといけませんが、原因がわかったので、あとは何とかなりそうです。 また気分が無線から離れて忘れてしまわないうちに、直してしまいたいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.06.15 19:33:23
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