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テーマ:生き方上手(685)
カテゴリ:自分のこと好きですか?
「自分を受け入れる」がテーマです。
そもそも「自分を受け入れる」とはどういうことだと思いますか。 「自分を受け入れる」とは、当たり前の話かも知れませんが、いいことはもちろん自分の欠点も困った事もすべて自分であると理解する事です。 いい事をやった自分は本当の自分で悪い事や間違った事をしたのは自分じゃない! といっていませんか? そんな事していない? では 「〇〇さんは言いがかりばかりつけて来る」 「××先輩は私に嫌な事ばかり言うからウザイ」 などといった事はありませんか。 実際にそういう困ったちゃんが存在するのは否定しませんが、もしかしたら貴方が自分の欠点を受け入れられない人という事かも知れませんよ。 では何故人は欠点を受け入れようとしないのでしょう。 人には男女問わず少なからず他人に自分を良く見せようという心理が働きます。 一般的に「見栄」とか「世間体」とか「面子」といったものです。 人間のそういったものは初めっから備わっているのでそれが良いか悪いかというのはとりあえず置いておきます。 ただ、その意識が過剰に働くと良く見せようとする事だけが大事になって、他の困ったところとか欠点を必死になって隠すようになると問題がでてきます。 そして見えない振りをし続けたあげくそれ自体を自分の意識の見えないところへ追いやって、『無いもの』としてしまう事があるのです。 しかしこれは自分の意識から見えないだけで、他の人から丸見えだったりするんですね。 例えば自分の服の真後ろが何か拍子で破れてしまったものと思ってください。貴方本人は破れた事にその時は気づいたのに忘れてしまったものです。 親切な人、または悪意のある人が貴方の背中の破れがある事を伝えたとします。 ところが貴方は破った事すらまるっきり忘れているのです。 ここで貴方はお礼を言って一度背中を確認しますか?それとも「そんな事した覚えもされた覚えもない!言いがかりをつけるな」といって怒りますか? 何時までも街中で背中が破れたのを認めずそのまま歩き回るより、確認して応急処置をしたり近くの店に入って服を新しくしたほうが良いですよね。 ここで言う服の破れは貴方の欠点だと思ってみたらどうでしょう。 見ない振りをして他人を悪く言うより、認めて今後気をつけたほうが本当の自分のためになりませんか。 ちなみに欠点は必ず誰にもあるもです。 「受け入れる」とは直す事でも見ない振りをする事で憎むことでもありません。 自分がそういう欠点(美点)を持っているのだと理解する事です。 これは自分が欠点が多いと思っている人ほど辛いことでもあります。誰でも認めたくない欠点の一つや二つあるものです。 (特に自分で最低だと思っていることが自分の中に存在するという事は認めたく無かったりします) けれど「これもひっくるめて自分なんだから仕方ないよね」と思えるようになったら自分を受け入れたことになるのではないでしょうか。 こうなると後は必要以上の見栄などはいらなくなります。 自分の中心がしっかりしているから周りを囲う見栄などのよろいは要らなくなるからです。 次回「仕方ないはいけない言葉?」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.08 23:02:00
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