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テーマ:生き方上手(685)
カテゴリ:自分のこと好きですか?
今回のテーマは「失敗しては駄目?」です。
はっきり言ってしまえば、失敗するのは当たり前のことなんですが・・・。 よく皆さんの周りで新しいことをする前に「失敗したらどうしよう」と言っている人はいませんか? ここで「そんな事考えてないで、とにかくやりなさい!」と怒る人がいますが、このセリフって時と場合によりけりなのをご存知でしょうか。 十分出来るはずの力を持っているのにしり込みだけしている人には効果的なセリフですが、そうでない人にとっては下手すると死刑宣告になります。 「死刑宣告」は言いすぎ?でも実際そういう人もいます。 では「失敗する」に対して恐怖するのは何故なんでしょうか? それは育ってきた環境に答えはあります。 今まで何かに対して「失敗」をした事が無い人はいないと思います。 幼い内は失敗しても周りの大人によほどの事でない限り責められたことは無いと思います。 逆にどうすれば失敗しなくて済むかの方法を教えてもらったことがある人も多いのではないでしょうか。 しかしある程度の年齢に達するとささやかな失敗をするとそれが周りに受け入れられなくなっていくのです。 そして失敗をするたびに鬼のごとくの形相でヒステリックに失敗した事のみを責められ続けると、「失敗する事」に恐怖するようになります。 そこで「失敗」しないように色々考えたり出来るのなら良いのですが、それを考える以前に恐怖で思考が止まってしまうと「失敗しては駄目」と強く思い込むようになります。 そしてその思いに縛られると何かする前に「失敗する事」を怖がって新しい事が出来なくなるのです。 「何かを新しいことをする」と「失敗しては駄目」が条件反射的に強く結びついて行動する事を邪魔するのです。 ではどうしたらそこから抜け出せるのでしょうか。 まず「失敗してもいいんだよ」と自分に言い聞かせましょう。 それから「後でちゃんと何が悪かったか考えて次に結びつければいいんだから」といいましょう。 と、言いますのは失敗するのが普通で何の進歩得られなければ、それは意味が無いからです。 そして何も準備なしで新しいことに飛び込むなら「失敗して当たり前」という気持ちを持つ事が大切です。 ここでも失敗したらちゃんと反省する事が大切です。 注意して欲しいのは反省は大切だけど後悔して何時までもそればかり考えていてはいけない、ということです。 後ろばかりを向いていては前にまっすぐ進めません。 最近では「失敗学」という本もでているのでご存知の方は分かると思います。 次にどうしても失敗したくないのなら準備をしっかりしましょう。 ただし準備ばかりしてて肝心な事が始められないといけないので、ちゃんと「〇〇日までに」というように期限を区切りましょう。 それと準備をしたから失敗が全く無くなるわけではありません。 確かに失敗するというリスクは低く押さえる事が出来ますが、0%にはならないのを理解してください。 どうしても失敗しそうな所は失敗したらどうしたら良いかを考えておくのもいいでしょう。 失敗は誰でもするもので、特別なものではありません。 ただ、失敗から目をそむけたり、何時までも悔やんでいてはいけません。 すぐに気持ちの切り替えが出来なくても構わないので、ちゃんとどうして失敗したのか、次はどうしたらいいのか考える事が出来れば失敗も大切な経験値にする事が可能です。 また失敗した事で自分を「こう言う人間なんだ」と決め付けてはいけません。 「ここを直せば出来る人間なんだ」と思ったほうがいいでしょう。 次回は「前向きの思考をする」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.18 23:09:39
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