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テーマ:生き方上手(685)
カテゴリ:自分のこと好きですか?
「強い心をつくろう」
「強い心」といっても無神経だったり、鈍感だったり、まるっきり傷つかない心のことではありません。 そんな頑丈なものではありませんから、心は。 強い心というのはたくさん傷ついても、たくさんへこんでも、たくさん揺れ動いても、それでもまっすぐに自分の求めるほうへ向かおうとする心のことです。 心は毎日たくさんのものを受け取ります。 楽しいこと、悲しいこと、怒ったこと、泣いたこと、傷ついたこと、重いこと、うれしいこと…。 そしてそれは当たり前のことなのです。 その当たり前のことをちゃんと受け止めながらも、自分が本当に望むものの為に歩いていこうとする心が必要なのです。 たとえば友人知人または会社の同僚との関係の中で裏切られたとします。 その時に 「ひどすぎる。もう他人なんか信じない」 とへこんで引きこもるか 「これで裏切るタイプの人を知ることが出来た。今度はそういう人をちゃんと見極めていこう」 と前向きに考えて行動するのとあなたはどちらの心が強いと思いますか? どちらもショックを受けたのは同じはずです。 前向きに考えても行動できないのも弱い心です。 「怖い」という恐怖感が心を縛っているかもしれませんが、それでもその恐怖感を抑えて行動できるのが強い心なのです。 さて、その強い心はどうやったら手に入るでしょう。 もちろん前向きな考え方を持てば手に入ります。 何かに対する情熱でも手に入ります。 それと同時に心に軸があれば手に入るのです。 心の軸とは「自分がどうありたいか」ということです。 それと今の自分を照らし合わせると自然と心は強くなれるのです。 「強い心」があるから「なりたい自分」になれるわけではなく、「なりたい自分」があるから「強い心」が手に入るのです。 なりたい自分になれないままずーっと愚痴を言いながらすごすのか、たくさん頑張ってなりたい自分になって晴れ晴れとすごすのか、あなたはどちらがいいですか? もちろん頑張るのが嫌で愚痴を言いながら一生を終えたいのなら、それはあなたの人生ですからあなたの責任でそう過ごせばいいのです。 でもそんな自分を心から好きになれますか? ただそうやって考えてもどうも「何かおかしい」と思うなら何かが間違っていて落とし穴にはまっているのです。 もう一度しっかり「どうありたいか」を考えてみましょう。 そして出来れば「自分がありたい姿」になるように頑張って、「強い心」も手に入れてまい進していきましょう。 次回は「手段と目的を間違えない」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.27 22:17:40
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