上昇気流に乗って

「手段と目的を間違えない」

このタイトルを見てあなたはどんな風に感じましたか？
「いったいどういうこと？」と思う方はいらっしゃるかもしれません。

女性の方に多いことなのですが、なにか目的の為にあることを手段としてやっているとそのあることが面白くて、そのあることをやることが目的にあっていることがあります。

そうしてその最初の目的の何かのためであることをすっかり忘れ、目的の何かはいつまでたっても達成（手にいれる）出来ないということがあるのです。

あなたはそんなことありませんか？

「そんなことするわけないじゃん、ばかばかしい」
と言えたあなたはすばらしいです。

たぶん紆余曲折はあるものの望んだものはちゃんと今手に入っていると思います。

「そういわれてみるとそうかも」
と言うあなたは要注意です。

もちろん、“あること”がとても楽しくて誰かのためになってそして自分が幸せになることはありえます。
そうやって天職を手に入れることもあるのです。
ですからすべてが悪いことではありません。

ただ時折何かの為にあることをやって、いつのまにかあることをやるために別のことをやり、そのまた違うことをしてしまう人がいるのは事実です。

ただそれが本人が納得してそうやって一つ一つ良い方に変化していけばいいのですが、そうではない落とし穴にはまってしまうこともあるのです。

ですからいつでも何かをするときは「それは何のためにやるのか」をはっきりとさせましょう。
そしてそれが一番最初に志したものとどうかかわってくるかを考えましょう。

「自分がどうありたいか」
それがあればどんな手段を用いても大丈夫です。

もしあなたにそれがなく、「その時その時が楽しければいーや」でやることなすことを転々としていると、あなたはいつまでたっても「何か」を手に入れることは出来ません。

また今の手段のためのあることがとても楽しくても、目的である「何か」に近づかないならそれを辞めることも必要になってきます。

ですからあなたの「目的」と「手段」を間違えないで欲しいのです。

失敗する多くの人が「目的」を忘れて「手段」を楽しみ、結果「目的」が出に入れることが出来ないことが多いのです。

あなたは「目的」はそれでもいいやと思えるほど軽いものですか？
２０年後に後悔しないですか？

そんな自分のことは好きですか？
一度じっくり考えてみてください。

次回は「自分を好きなとき、嫌いなとき」です。