上昇気流に乗って

「努力する方向」

貴方は日ごろ幸せになるための努力をしていますか？

「もちろんしている。幸せにもなっている」
と言う人はいいです。
何の問題もありません。
そのまま突き進みましょう。

「していなーい」
という人は問題外としても
「努力していても幸せにならない！」
と言う人はいるのではないでしょうか？

さて、ここで努力して幸せになる人とならない人の違いは何だと思いますか？

運のよさですか？
環境ですか？

もちろんそれもあるとは思います。
掃除をして環境を整えさえすれば運があがるのは事実です。
それは別の機会にするとして。

しかし一番忘れてはいけないのが「努力する方向」です。

むやみやたらに努力しても成果が上がればそれでもいいのですが、上がらなければ疲れるだけです。
そして疲れきってしまって
「努力やーめた」
なんてことも…。

それは自分を幸せにすることを放棄するのと同じです。
そんな風に自分を粗末にすると自分に仕返しをされます。

ではどうしたらいいのでしょうか。

むやみやたらに努力しても成果が上がらないなら、ピンポイントで努力をすればいいのです。

「そんなの怠慢じゃない？」
と思った方は幸せになれない落とし穴にはまっています。

たとえば自分が仕事で成果をあげて出世するのが幸せだとしたら、今の仕事のまず極める努力が必要です。
仕事の成果をあげるための努力をしないで、仕事と全然関係の無い資格を取ったり、仕事には使えないヲタクな情報通になっては意味がありません。

もちろん貴方が今後仕事にしたいことの資格を取るのはかまいません。
しかし食品関連の営業職の方が仕事にする気も無い危険物取り扱い２種をとっても意味が無いですよね。

そんなことしない？
いえいえ実はここまでかけ離れていなくてもそういうことをしている人が多いのです。

特に女性で「幸せな結婚がしたい」と言っているのに「お見合い嫌、合コン嫌、結婚相談所も嫌、友達の紹介もろくな人がいないから嫌」なんて出会いに関して努力していなかったらどう思います？

少なくても私は「本気で結婚する気は無いんだな」と思います。
同時に『幸せな結婚が出来る縁も巡ってこない』のです。

ですから貴方が本当に幸せの為に努力をするなら「努力する方向」を間違えてはいけないのです。
努力する方向を間違えていたらいつまでたっても幸せにはなりません。

目的地まで一つ目で左に曲がって二つ目で右に曲がらないとつけないのに、ひとつめで右に曲がってまた右に曲がったら全然違う場所にたどり着くのと同じです。

貴方の幸せは何ですか？
それは貴方だけが知っていることでほかの誰にもわかりません。

貴方は自分の幸せをはっきりさせて、どのようの努力したら良いかを考えなければいけません。
そしてその方向さえ間違えなければ多少大回りしても必ず幸せになれるのです。

貴方の努力の方向はあっていますか？

次回は「自分のリスクを考える」です。