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テーマ:生き方上手(685)
カテゴリ:自分のこと好きですか?
「想像力と空想の違いを理解する」
想像力と空想には違いがあるのはご存知ですか? 一見同じモノに見えるこれらには実際は大きな差があるのです。 そもそも想像力と空想はどんな違いが在るのか、といえば元々今無いものを思い描くという点では共通しています。 しかし大きな違いはその思い描いたものがちゃんと地に足がついた状態なのか、空に浮いた状態なのかということです。 『想像』とは思いを形に現実的にイメージして考えることです。 現実面で目の前に実際に無いことを具体的に思い描くには、色々な情報が必要になってきます。 さまざまな情報を得れば得るほど現実に起こりうることを想像することが可能になります。 そしてその過程に基づいて行動することが出来る力を『想像力』というのです。 一方で『空想』とは文字通り思いが空に浮いている状態です。 想いが現実とかけ離れているので「現実離れな」と言われるゆえんです。 現実からかけ離れていれば、ほとんどの場合『空想』と言って良いでしょう。 ですから一般的にいわれる「夢」も『空想』の一種なのです。 ではこの『空想』を現実につなぎとめるにはどうしたら言いのでしょうか。 それこそ今の現実をありのままに受け止め、いろいろな情報を集めてどうしたら言いかを考えるて行動する『想像力』が必要になってくるのです。 この『空想』と『想像力』の関係は例えて言うならば、ヘリウムの充満した風船を考えてもらえば良いでしょう。 このヘリウム風船は結びつける紐がなければ空高く上っていってしまいます。 この状態が『空想』している状態です。 しかしヘリウム風船に紐をつければどこか空高く飛んでいくのを阻止することが出来ます。 この紐が『想像力』です。 そしてその紐を持つ手が現実なのです。 この紐をしっかり手に持っていたり結びつけていれば、どんなに高いところに風船があってもその気になればいつでも紐を手繰り寄せて風船を触ることが出来ます。 もし紐をしっかり持っていなければすり抜けて風船はどこかへ飛んでいってしまいます。 ですから『空想』と『想像力』は一緒にされて誤解されてしまうのです。 しかし風船と紐はワンセットにされても違うもので出来ているのです。 このように考えると『空想』と『想像力』が違うことは分かりませんか。 そして今私たちに必要なのは『想像力』なのです。 『想像力』がないと人を思い遣ることも出来ません。 周囲と楽しく調和することも出来ないのです。 貴方は『想像力』を使って毎日過ごしていますか? それとも『空想』を使って毎日から逃避していますか? 次回は「想像力を養おう」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.08 22:47:01
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