上昇気流に乗って

「落ち込んでしまったら」貴方はどうしていますか？

そのまま落ち込み続けますか？
気分転換にお笑いでも見ますか？
逃避でどこか遠くへ旅をしますか？
友達に話をしますか？
大好きなおいしいものを食べますか？

『落ち込んでしまった』時にどうすれば良いという解決法は一つではありません。
上にあげたように落ち込んだ状況や程度でとる手段はいくらでもあるのです。

ちょっとした落ち込みなら気分転換をすることでいくらでも浮上することもあります。
しかし何をやっても浮上できないくらいの落ち込みをすることもあります。

そんなときは無理に浮上する必要はありません。
周りの影響を考えて直ぐに浮上したフリをすることは構いませんが、それが出来ないからといって自己否定をしたり自己憐憫に浸ってはいけません。

自己否定をしたり自己憐憫に浸っていては、貴方はますます落ち込みモードから抜け出すことが難しくなるのです。

「あー、自分ってこんなことでこんな風に落ち込むんだぁ」
くらいの冷静さと客観性を持つようにしてください。

「落ち込み」には必ず底があります。
底に着いてしまったら、底に留まり続けることは出来にくいようになっていますので、後は嫌でも浮上していきます。

ですから浮上できないときに無理やり浮上しようとする必要はありません。

浮上できないときは貴方はその状態で見えるものを見る必要があるのです。
ゆっくり何が見えるかを観察してみましょう。

しかし自己否定や自己憐憫に浸っていると自分しか見えなくなり、周りが見えなくなります。

そして落ち込みから脱して浮上しているにもかかわらず、自分は落ち込んだままのエネルギーをまとっている為、また落ち込む様なことを引き寄せてしまうのです。

貴方はそんなことをしていて楽しいでしょうか。

もっと毎日楽しいこと、うれしいこと、わくわくすることに囲まれたくないでしょうか。

毎日毎日色々なことが起こります。
時には「おちこんでしまっ」ても構いません。

でもそのことにだけ目や心を奪われないようにしましょう。

次回は「全ては必要なこと」です。