|
テーマ:生き方上手(685)
カテゴリ:自分のこと好きですか?
「自分は正しい?」
久しぶりに私にとってもキツイサブタイトルです。 貴方は『私は間違っていない』『私は正しい』と思ったり言ったりしたことはありますか? もしかしたら貴方は直接的にこの言葉を思ったり言ったりはしていないかもしれません。 「あの人絶対おかしい、何か間違っている」 貴方はそういったことならありますか? そして逆にそう言われたことはありますか? それはどんな相手でしたか。 この「間違っている」「おかしい」「正しい」という基準はいったい何処から来ているのでしょうか。 実際に道徳的にも社会ルール的にもおかしかったり間違っていることは結構あります。 特に自分しか見えていない人はそういったものから逸脱しやすいのが現実です。 しかしそのおかしいということも自分(その人)が見た1シーンだけを切り取って見た場合であって、最初から最後まで見たときにとても妥当なこともあるのです。 同時に自分の価値基準から見ると何かおかしい・間違っているということでもその人の価値基準で見るととても合理的なこともあるのです。 例えばある人が別の人に厳しい傷つけるようなことを言ったとしてます。 貴方は 「そんな厳しい傷つけるようなことを言うなんておかしい。そんな言い方するなんてあの人は間違っている」 と思いますか? それとも 「ある人が厳しい傷つけるようなことを言っても、別の人にとっては今はキツクても正しいことなんだろうなあ」 と思いますか? もちろん前後の人間関係やその他いきさつによって評価は変わりますが、一つのものごとに対して見方はいくつでも出来るのです。 ですから一概に何かを「間違っている」「正しい」と評価することは大変難しいのです。 なので誰かに対して「絶対あの人は間違っている」と感じたとしても自分の理論だけを振りかざすのは辞めましょう。 同時に「自分も何か間違っていないかな」と冷静に自分を振り返ることを忘れないようにしてください。 気をつけて欲しいのは自分の感じたこと、間違っている・正しいと思ったことを押し殺してはいけません。 そう思ったことをちゃんと認識した上で 「じゃあ、何がいったいそう感じるのだろう」 ということを理解してください。 また「自分は正しい」と思って言っていることが他の人を傷つけたり、反感を買っていることもありえます。 「そんなの相手の勝手でしょう」などと嘯いていはいけません。 情けは人のためならず、巡り巡って自分が大変な目にあいます。 そんな自分は好きになれますか。 常に自分の意見(思ったこと)を客観的に見れるように訓練をしましょう。 次回は「客観視するために」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.04 21:55:38
コメント(0) | コメントを書く
[自分のこと好きですか?] カテゴリの最新記事
|