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カテゴリ:自分を変えたい
ま、ウチの父のことですが。
何かにつけて悪態をつき、怒り、八つ当たりをしています。 でもそれに対して改善しようとか、怒らないように変えて行こうとか、全然しないので傍から見ているととても不思議です。 人のいないところで大声で怒鳴って罵る事はするけど、話し合いが出来ないし、お願いもしないのです。 悪く言って喚いて終わり。 普通に対峙して話そうとまっすぐ見ると、目をそらし、 「お前が悪い」 と言って終わるか、言葉が出無くなります。 そして居なくなった途端に愚痴を大声で喚き散らす。 結局この人は怒りたいんだな~、と思って基本は放置してます。 良くニュースなども見ながら悪態付いてます。 一件正統に見えて、結局自分の視野や知識が狭い・浅い為に、その裏とか何が起きているかとか推測できないだけだな、って私などは思っちゃうのですが。 こういうタイプの人は周りが悪い、怒らせるのが悪い、と言いますが、何故かそれを改善しようと動く事はまずありません。 本当に嫌なら、直してほしいなら、ちゃんと働きかけるのが普通です。 でもしないんですよね。 他者を悪者にして終わり。 そして自分は悪くない、と言って何もしない。 何もしなければ良くなりようがないのです。 でも、こういうタイプの人は本当に良くなると困るのかもしれません。 だって怒れなくなるでしょ? 罵れなくなるでしょ? 責任転嫁できなくなるでしょ? 嫌だと言えなくなるでしょ? 結局、怒りたいし嫌だと言いたくて、他人が悪くてバカで無能だと思っていたいんですよね。 そしてそうしないといけないほどのコンプレックス(劣等感)を抱え込んでいる。 その劣等感を認めたくないから、他を悪いと思ったり、ダメだと思っている。 そうやって考えるとやっぱりその人の考えや行動が、その人にそう言う事を引き寄せているんでしょうね。 気付けば。 気付いて抜け出そうとあがけば、何時かは抜け出せる。 最初から諦めていたら、何時まで経ってもそこに留まるだけ。 本気で望むなら。 本当に全てを掛ける事が出来たなら。 抜け出せない状況はないかもしれない。 ただ何処かで諦めとか、出来ないとか、無意識に思っているからそうなってしまうだけ。 怒って悪く言うのはとても簡単。 でもそこから抜け出すとか、より良くするとかは更に深い洞察と知識と広い視野が必要。 もちろん近視的な視野はなかなか広がってくれなかったりするけれど、でも違う切り口での視野を獲得するだけで、それだけでは終わらないんですよね。 それを得たいと思えば得る機会が来るし、思わなければそこに留まって終わり。 最近思うのはそれが良いか悪いかは、他人が判断するものじゃないと言う事。 留まりたい人は留まればいい。 進みたい人は進めばいい。 ただ留まりたい人と進みたい人では、一緒に居れなくて袂を分れてしまうだけ。 それだけのことです。 留まりたい人が進む気になれば、先に進んだ人と一緒に居る事も出来ますが、それを望まなければ留まりたい人がどんなに何を言おうとも、進みたい人を留めることはできません。 それを選択するのは本人次第。 もちろん促して気付かせる事は出来ますが、気付きたくない人もいますしね。 ウチの父みたいに。 本当に本人の自由です。 まあ、周りにとってはいいメーワクですけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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