上昇気流に乗って

つまりね、人は誰しも自分が想像して作り上げた、幻想の世界を生きている、と言うことなんですよね。

夢見る夢子ちゃんじゃなくても。

正確に相手を知る努力もせず、知っているつもりになり、ああいう奴だと言い張り、自分がこうなったから、○○は嘲笑っているはずだとか、そう言うことは誰にもあります。

もちろん、本当にそう言う場合もあるけどね。
半分位は勝手な思い込みで、相手を判断していることが多いのです。

確かに今までそう言うタイプの人は、貴方にそういう態度をとったかもしれない。
でも本当にその人はそうなの？
今までにあったことある人と、似ているタイプの人は沢山いるよ。
でも同じ人はいなんだよ。

同じように。
会社で社長や上司や誰か気に入らない人を、勝手に自分の狭い枠で捉え、怒っていたり。

もちろんガス抜き、憂さ晴らしは大事です。
そりゃ、色々とムカツク事も沢山あります。

でもさ、本当に自分は悪くなくて、相手が意地悪していると思う？
相手が見捨てたりすると思う？

貴方がそう思ったから、それが伝わってそうする人もいるよ。
でも本当にそれがその人の姿なのかな？

自分が見えていることが全てだと思う？
自分が見えてない何かがあるんじゃないのかな？

それが分からずに、自分の思ったものが全てだと思っていると、やはりそれは自分の作り上げた幻想の世界に生きている、と言うことになります。

そこから抜け出すには。
相手の立場に立って見ること。
相手を知ろうと努力すること。
客観的に見ようとすること。

それが大事だったりします。
頭での判断や、今までの経験則は、あまり重視しないようにすること。

それが一番難しかったり。

でも一度ふと誰かを評価した時に、立ち止まってみてください。
それは言ったいつの誰の評価なのか。
本当にありのままのその人なのか。

違う面が見えてくるかもしれませんよ。