上昇気流に乗って

この間、ひなをちぃとみぃのいるところに連れていった話をしました。

この二人は同じ場所にばらばらに居たのです。
そこはまるで電気の切れた工場内のような暗い所。
もしかしたら壁も床も天井も黒だったのかも。

本を読んだら、分裂人格達の居る場所は、あまりキラキラしたところでなく、闇に属した場所か、現実に即した場所が良いとのこと。
んじゃあ、これで良かったんだねぇ。


そしてひながそこに加わってからしばらくして、部屋が変化しました。

北欧のログハウスの屋根裏部屋みたいな感じに。
そこにベッドが３つ置いてあって。
入って右側に、ひなとみぃのベッド。
左にちぃのベッド。

いや、せっかくずーっといるなら、ベッドくらい置いたら、とは提案した。
でもいきなりここまで変るのか～。

雰囲気としては冬の寒い夜かな。

そこに行って３人と遊ぶようになりました。
昨日なんて、ちゃんばらごっこか、怪獣ごっこで、３人からすごいバコバコに叩かれたけど。

怒り人格にすり変わって、辞めろと怒鳴りそうになり。
違うからってことで、反撃としてハグ攻撃しておいたけど。

つまり一人ひとりをぎゅ~~~~~っと抱きしめるってやつ。
きゃあきゃあ言いながら、楽しそうだったから良かったなぁ。

そういえば、前に舞台だった場所も北欧風のログハウスの居間だったから、もしかしてそこの屋根裏部屋なのかも？

だとしたら本当にてんでバラバラだなぁ。

良い子人格と完璧主義人格は居間にいて、ヤサグレ人格は別の部屋に引き籠り中……。

うん、地道～～～～～にやって行きます。


今気になっているのは、ひなのあの異常な恐怖心。

裏意識も探ってみたが、「怖い」ということによって、誰かの庇護を求めるのもあるけど、それ以上に感じたのは、この「怖い」のをどうにかしたいのに、どうにも出来ない。
誰かどうすればいいのか教えて！
という切迫した感じの方が大きい。

切っ掛けとして、何かやった（失敗した）時に異常におじさんに怒鳴られたこと、だとは思うけど。

でもそれだけでここまで怖がりになるのか？
何かまだ隠れている気がする。