上昇気流に乗って

今日、また無意識にプライド人格の思考で物事を捉えていたのに気がついた。

相手は同じバイト先の方で、ちょっと（かなり？）おっとりした人なんだけど。
どうやら就職がきまりそうで、バイトを辞めるという話を聞いて、ちょっとショックでした。

で、何でショックを受けたのかが分からなくて、探っていくと、どうやら無意識に彼女を見下していたみたいなんだよね、私。

いや、おっとりして仕事をすること＝仕事ができない人、と捉えていたようで。
おっとりと仕事をすることと能力が無いことはイコールじゃないし、おっとりやっていても肝を抑えていれば、仕事はしっかりできる人は沢山いる。

テキパキやる事＝仕事ができる、って訳でもないのに、いつの間にかそう考えている自分がいて、それに気づいてなかった。

そうやってプライド人格の思考で無意識に価値観を持って行動していた事に気づいて、さらにショックだった。
あ、これは夢見良い子のリリ子さんのショックだな。
きちんとやっている優等生？のつもりでいたから。

私の場合、プライド人格の優劣思考が出る時って、大抵劣等感や自己卑下を抱いている事が多い。
今だとなかなか正社員の職に就けない事かな。

でもその人は見えないところで就職活動の努力していたからの結果で、私はあまり努力してない。
そう考えると、僻んだりする理由なんて何もない。
なのにそうやって恨んだり僻んだりする自分って何だろうって思う。

うん、みっともないよ、貴夜美さん。

怖がって逃げて、何かと理由をつけて、何もしないでいて、それなのに影で努力した人を僻んだり恨んだりするなんて。
それをする位なら、もっともっと逃げないで努力すればどう？

そう伝えたら、貴夜ちゃんは恨みを籠った泣きそうな睨みつける目でこちらを見ている。
だからと言って反論したりはしないんだけど。

自己正当化しないだけ、ちょっとづつは進んでいるのかもしれない。
でもこれじゃあ、前回と全然変わらない。

変ったと言えば自分で気づいて、軌道修正しようと出来るようになった事くらいかな。
それもわずかながら進歩と言えば進歩だけど。

うん、頑張ろう、一緒に。