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カテゴリ:パティシェ・ベーカリー
おいオマエ等!
どこのサイトに行っても、どこの何を読んでもバレンタイン!、バレンタイン!!、義理チョコがどーたら、本チョコ貰った!やら、どいつもコイツもまるでカラスの鳴き声のようにピーチクパーチクビーチク繰り返しやがって、まったくオマエ等には個性ッつーもんが無いんだよ、こういうところで差別化を計らないでどうする。 と言う事で、日本から12時間遅れているアルゼンチンでも、本日バレンタインDayを迎えました。だから今日はバレンタインの話題ね。 この世の中のシステムには「モテル側の人間」と「モテナイ側の人間」が存在します。もうね、これだけは捻じ曲げられない社会のシステム。例えて言うなればそう・・弱肉強食の世界と似てる。 本来はオスに一個づつ均等に分け与えられるはずのチョコレートが、何らかの理由で「モテナイ側の人間」には与えられず、そこで行き場を失ったチョコレートが「モテル側の人間」の下へ纏まって流れる。 ほら、よく言うじゃないですか、チョコレートを貰い過ぎた「モテル側の人間」が「モテナイ側の人間」に言うセリフ 「あ~、こんなにイッパイ食えネェよ・・オマエに分けてやるよ」 いやぁ、さいっっこーに良いセリフだ。これ以上無いくらいの勝ち誇ったセリフ。 「モテル側」もね実際は嬉しいんですよ、やっぱモテナイよりもモテルほうが嬉しいに決まってる。それにせっかく貰ったチョコレートも「モテナイ側の人間」には上げたくないんですよ。 でもね、 そこで少しでも相手よりも自分の方が優れているという本能が働くわけなんです。だから優越感に浸る為にダルそうに「モテナイ側の人間」にチョコレートをあげる。その賄賂に近いチョコレートの裏に隠された心理ってのは、ストレートに言うと 「我が僕(しもべ)に為りたまえ、このブス男」 と言う事に他ならないんですが、実際問題として「モテル側の人間」にメス関係の世話になることが多いですね。 と、期待には沿えないんですけど当方は皆も知っている様に「モテル側」「デキル側」の人間ですから、いつもチョコレートを「モテナイ側の人間」に上げるほうでした。実際、僕(しもべ)の心理は良く解らないんですけどね。 アハハハ♪ と、ここ10年で貰った数が義理を含めて5個にも満たないチキンハート管理人Mです、コンバンハ。あぁ、学生時代はモテル側の人間だったのになぁ、、まったく・・・本チョコとか貰った奴等は全員地獄に落ちればいいのさ。 最近加齢臭も漂うようになり、一日風呂に入らないだけで有り得ないくらいのキング・スメルが発生し、ションベンも20代の頃は縦だったのに、最近になって横に2つに分かれながら出るようになってきたし、朝起ちの頻度も落ちてきて、完全にオッサン化進行中ですよ。 考えてみればアルゼンチンに来てから早2年半弱。その間、一個もチョコレートを貰ってない! こっちにそういう文化が無い、ってのもあるかもしれないけど、やはり子供の頃からこの時期になると必ずチョコレートってものを意識してきた。 あまりに寂し過ぎるじゃぁないですか。数ヶ月前にお袋から誕生日プレゼントと称して大量のチョコレートやら何やらが届いたんですが、そんなのじゃ嫌だ! チョコレートは手作りのもので、20歳代のメスに戴くものと相場が決まっている。そしてその後はベットの上でそのメスを戴くのだ。 *** 先日知り合ったマリッサ。 まだ年端も行かない19の金髪の学生だ。ある日、当方の元へ「デザートを教えてください」とやってきた。その時の恥ずかしそうな笑顔は、当方みたいなオッサンの純情な心を揺さぶるのに充分すぎるものだった。 「何が知りたいんだい?俺にはベットの上での事しか教えられないぜ?」 「Mさんになら、、私の初めてを上げても良いです・・だから・・」 シャワーを浴びて、マリッサは産まれたての小鹿のようにプルプル震えていた。当方は正にクマのような勢いでマリッサに飛びつくと、まるでアナコンダがマングースに絡みつくようにベイベー★アナコンダ! 「OH!イェア!俺のアナコンダはどうだい?ハニー!」 「イェア!ファックユー!サノバビッチ!!」 と、マリッサも初めてだとは思えないほどに燃える。そしてその後、マリッサが 「ねぇ、M。私、一生貴方にチョコレートをあげ続けたいわ・・・」 「そりゃダメだ。俺にはマダやる事が沢山あるのさ・・」 と「モテル側」の当方はメスには苦労して無いぜ!とばかりに決めセリフを言い放つ。あぁカッコイイ。コレでこそモテル側のオスなのである。ライオンはハーレムを持ち、サル山ではモテル側の強いオスにメスは着いて行く。そう、これがこの世の非情利なシステムなのだ。 ということで、近年てんで人生に縁の無いチョコレートっつーもんを作ってみた。 え? 誰がって? 俺がだよ!なんか文句あんのか? このモテナイ側の人間が!!! 誰に上げるのかって? 俺にだよ! ダメか? ダメなのか?? わ ら う な。 こ の は げ !!! 一般に言うチョコトリュフ。コーヒーの風味とオレンジキュラソー、グランマニエで柑橘の香りもプラス。噛むと口の中でシャリシャリいうモノは、三温糖。味覚のインパクトになっている。日本で生チョコブームが到来してから暫らく経ちますが、やっぱりバレンタインチョコっていうと、このトリュフチョコが定番っちゃ定番かな。若い頃はよくパティシェ部門にヘルプに行ってコネコネと丸めたものです。あぁ、懐かしい。 グラスに入ってて、結構大きく見えるけど実際は親指の先っぽくらいの大きさ。女性にも優しい、そしてカフェと一緒にプティフールにも喜ばれます。 パックンチョと一人でこのチョコレートを頬張っていると、 「本チョコ・・俺が俺に向けた本チョコ、有り難う俺、頑張れ俺」 と、つぶやいて自分愛がさらに高まりました。ヘヘヘ 今日の格言。 【究極の愛は自分愛である】By M メスから本チョコなんぞを貰ったオスは全員あの世に行ってしまえ。 これからの時代は自分愛だよ、自分愛。 ハァハァ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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