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カテゴリ:あ☆ぼたん
この世の男にも女にも、一生の内に何度かは「モテ期」というものが存在する。
モテ期。 ここから先は完全な持論を述べるけども、期間的にみるとそれは3日だったり1年だったりマチマチ。回数的にみても一生の内に何回も"モテ波"が来る人も居れば、数えるほどしか来ない人も居るだろう。その波が来たときに上手くそれ乗ることができれば、結婚やら何やらっていう話になってくるんだろうけど、当方は生涯独身希望なのでその波に綺麗に乗る気は今のところ無い。 あれは・・・いつの頃だったか。 今でさえ「まるでチンピラ」だとか「まんまヤ○ザ」だとか、「怖そうだから話しかけられない」だとか、道を聞こうとしても殆どの人に無視されたりだとか本当に酷い扱われようなんだけど、20歳前後の当方は自分で言うのも何だけど、 もてた。 もっと言っていい? もてた。 もてた。 もてた。 仕事は全く出来なかったけど、 もてたんだな~。 ホテル勤めのとき仮想結婚式の新郎モデルに選ばれて仮想新婦役プロのモデルさんと仲良しこよしになったり、卒業式などのパーティをそのホテルで開催するとき当方がカッティングサービス係(直接会場に出てお客さんの目の前でフルーツ、魚、肉等のサービスをすること)になると「一緒に写真撮ってくださぁい☆」「白いシーツの上で君も僕のうまい棒でカットしてあげる」とギャル達が何人も写真を撮りに来たりうまい棒食わせたり、バレンタインチョコレートは義理チョコを抜かして24個とか、彼女が居ない期間が1週間空いたことが無かっただとか、チンコが乾く暇が無かっただとか、ミルクの消費と生産の釣り合いが全く取れてなくていつも水みたいだっただとか、あぁ・・・書いてて虚しいぜ・・・昔は良かったなぁ・・・たった今、これ書きながら熱いものが頬を伝ったんだけどそれは置いといて、今考えてみると当方のモテ期の大きな波ってのは間違いなくこの頃本人の知らぬ間に来てたんだな、って思うほど、 もてた。 今でさえオッチャンになって、鼻毛とチン毛に白髪もチョロチョロと出だし、一日風呂に入らなきゃ自分の物とは思えないくらいの加齢臭もするし、枕も何となく臭いし、足も気を失いそうになるほど臭い。同時に趣味も変わってきた。最近の趣味なんか凄いよ、アンニュイな気分のままカーペットに挟まった自分のチン毛をコンプリートする事だからね。 見れば見るほど絶望するくらい腹も出てきた。若かりし頃に常に意識してた無口なクール系から完全脱皮し、飲みなど席では自分の腹を出して「どうコレ、どう?どう?」とブルンブルンさせながら人を笑わせる役に終始徹しているところからみても、もう当方の人生にはモテ期なんかやってこないだろう。 いや違う。 モテ期?波? そんなもの、もう要らないよ。 フッ・・・ 必要無くなったんだ。 何故かって? モテ波に綺麗に上手に乗ることに成功したからさ。 成功した、 つまり・・・ 数ヶ月前の記事で「とあるプロジェクトを進めている」と書いたのを覚えているだろうか。とどのつまりプロジェクトってのは当方的な人生のタイム・プロジェクト、もっと具体的に言うと人生の時間の大半を相方の女性と共有する、即ち「結婚」ということ。解りにくかったかもしれないけど、その時はこういう遠まわしなヒントしか出せなかったのをお詫びするが、結論、つまりはそう言う事だ。 彼女と出会ったのは、当方と取引している食材卸売り発送業者。もちろんアルゼンチン人で歳は23歳、髪の毛は栗色で目も同色。現在大学に通いながら、仕事として食材の発送をやっている。勉強が忙しいようだけど、頭の良い女性ってのは話していて非常に楽しい。馬鹿は嫌いだから。 出逢いは非常に単純なんだけど、初めて喋ったのは当方がココに赴任した1週間後くらいだったかな、電話口での第一印象は、異国の言語で早口にまくし立てられ何言ってるのか全く理解できなかった。そういうハンディを若かりし頃のモテ期で培ったイナシで切り抜けながら、デートの誘いをしたのがそれから数ヶ月後。 その時の誘いは異国の人ってことでやんわりと断られはしたものの、その数ヵ月後に今度は向こうから食事を誘ってきた。さすがに国は変わっても上質なオスを見る目は万国共通か、ハハハ。 それから今までずーっと彼氏・彼女という関係を暖め続けてきたんだけど、来年彼女の大学の卒業も決まり、当方の方も同時期くらいにアルゼンチンの料理人仕事も任期満了という形になったので「じゃ、2人とも今がいいタイミングだしいっその事結婚とかしてみっか」みたいな言葉でプロポーズし、笑顔と共に快諾された、という夢を昨日見た。嫌な夢だ、疲れてるんだなきっと。次のモテ期よ、早めにドカンとデカイの頼むぜ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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