受験振り返り その7
第一志望に合格してしまったので調子に乗って、ワタシが、正真正銘の高望み校の二回目試験を受けてみたらと、「みい」をそそのかしてみた。しかし、本人はもう気が抜けてしまったのか、それ以上に、「いくらなんでも入れるわけはない」と思ったのか、まったく乗らず。結局、双子枠のある学校も、そのまま受験料は払い込んでいたものの、受けることなく、あっけなく中学受験はおしまいになってしまった。いったいなんだったんだろう。 でも、親としてみれば、達成感、満足感が沸いてこなかった。これは、奥様も同じこと。「みい」は、とにかく入ったが、六年生になるときに、受験を放棄した「くう」は、この選択でよかったのだろうかと。そう、それは中学校生活が始まった今でも、ひっかかるものがある。