暴力といじめ
今朝の新聞の一面に、文科省07年度の調査結果が掲載されていました。 児童生徒の暴力が過去最多との事 少子化で、児童生徒数は減少しているのに・・・ 表に出た数でこれだけあるという事は、実際はもっと多いと思います。 生徒間暴力、対教師暴力、対人暴力、器物損壊・・・ とら吉の小学校では、どれもありましたよ。 ある学年の男の子。 周りの子には、その子が切れる瞬間がわかるそうです。 目を大きく開き、体がブルブルと震え、「あ、切れた!」と思った瞬間、 手が出ているんだそうです また、高学年で起こった事。 教師を男子数人が囲み、みんなで蹴ったそうです。 それに対し、その親たちは「先生が悪い」と暴力を容認 低学年では、ランドセルや持ち物に、落書きされる事件もありました。 油性マジックで『きもい』『死ね』・・・ このような問題を起こす子たち。 何か心にキズがあるのか? 環境に問題があるのか? 相手の気持ちを考えない。 そういう事をされたら、相手はどうなるのか、どう思うのか。 相手の気持ちを考えようとしない。 そういう事を自分がされたら、自分はどういう気持ちになるのか。 このところ、ひんぱんに起こるひき逃げ事故。 大半は無免許や飲酒運転によるもの 自分の非を認められず、逃れようとする。 自分さえよければ、なんでもアリなのか。 日本は『平等』や『同じ』ことを好み、『個人』を教育するのではなく、 『グループ』で教育されます。 そういったところからも、大きなストレスが生まれています。 お互いの違いを認め合い、個々を尊重し合う事ができないから いろんな事件が起こるのかもしれません。 学校は、安全で楽しい場所であって欲しいです。 中学受験に関する情報(ブログ)はこちらから