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仕事の資料用に定期的に購入している3冊。自分の趣味で買っているという話も…。知り合いのデザイナーさんは漫画も経費でおとしている。絵の勉強に…だそうです。
Sep 25, 2006
web本の雑誌にて「期間限定!伊坂幸太郎書店」が開店しています。 「もしあの人が本屋の店長だったら、何の本を置くのだろう??」というコンセプトのバーチャル書店 第3弾です。 今回のセレクトテーマは『男友達にすすめるもの』。ちなみに第1弾は石田衣良書店で、『この夏読んで面白かった本と音楽のアラカルト』第2弾は辻村深月書店で、『今月の私を支えてくれている大好きなものたち』
Jun 18, 2006
1. 和のノート/木村 衣有子/ポプラ社2. にょっ記/穂村 弘/文芸春秋3. 陽気なギャングの日常と襲撃/伊坂 幸太郎/祥伝社4. 本当はちがうんだ日記/穂村 弘/集英社
Jun 9, 2006
1.県庁の星/桂 望実2.死にカタログ/寄藤 文平3.英語の感覚感情表現辞典4.ガール/奥田 英朗5.終末のフール/伊坂 幸太郎6.チーム・バチスタの栄光/海堂 尊7.リトルプレスの楽しみ久しぶりの図書館です。3月末から4月末までの鬼のような忙しい日々のなか、ブログもほとんど更新できていませんでしたが、小説を1冊も読みませんでした。こんなこと何年ぶりでしょうか…。世間から隔離された生活を送っていたため、なかなか社会復帰できずにいます。リハビリの手始めに、ほぼ1カ月ぶりに図書館に行って来ました。何カ月も前から予約を入れていた本が何冊か順番がまわってきていたので…。久しぶりでも抵抗なく読みすすめられそうな『終末のフール』あたりから、また読書生活に突入いたします。
May 13, 2006
◎◎『サウスバウンド』奥田 英朗 /角川書店 ○『二人乗り』平田 俊子/講談社 ◎『砂漠』伊坂 幸太郎/実業之日本社 ◎『東京タワー』リリー・フランキー/扶桑社 ◎◎『天使のナイフ』薬丸 岳/講談社 『サウスバウンド』こんな両親の元で育ったらどんな大人になるんだろうか。P517「世間なんて小さいの。世間は歴史も作らないし、人も救わない。正義でもないし、基準でもない。世間なんて戦わない人を慰めるだけのものなのよ」P518「これはちがうと思ったらとことん戦え、負けてもいいから戦え。人とちがってもいい。孤独をおそれるな。理解者は必ずいる」『天使のナイフ』の薬丸 岳さんはこの作品で江戸川乱歩賞を受賞してデビュー。東野圭吾『さまよう刃』と同様に少年犯罪を扱っているものの、この作品は、被害者・加害者双方の視点から見ることが出来るようなストーリー仕立てになっている。選考委員が満場一致で推したというのも頷ける。次回作が楽しみ。
Feb 6, 2006
知らないうちに、2006年“全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 本屋大賞”のノミネート作品が発表されていた。ノミネート作品(一次投票通過11作)※五十音順未読 『県庁の星』桂望実(小学館)未読 『告白』町田康(中央公論新社)◎◎ 『サウスバウンド』奥田英朗(角川書店)未読 『さくら』西加奈子(小学館) ◎ 『死神の精度』伊坂幸太郎(文藝春秋)未読 『その日のまえに』重松清(文藝春秋) ○ 『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』リリー・フランキー(扶桑社)未読 『ナラタージュ』島本理生(角川書店) △ 『ベルカ、吠えないのか?』古川日出男(文藝春秋)◎◎ 『魔王』伊坂幸太郎(講談社)未読 『容疑者Xの献身』東野圭吾(文藝春秋)大賞の発表は4月5日。「本屋大賞」は、過去一年の間、書店員自身が自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票するもの。書店員ならではの情報を期待してしまうが、やはり得票数の多い物となるとメジャーなものになってしまうのは、仕方ないのだろう。結果、売りたい!ではなく売れている本が選出されてしまっている。得票数10票以下あたりに、実は知られざる名作が隠れていそう。
Feb 4, 2006
1.夜市/恒川 光太郎/角川書店2.てのひらの迷路/石田 衣良/講談社3.天使のナイフ/薬丸 岳/講談社4.ウンココロ/寄藤 文平・藤田 紘一郎/実業之日本社『夜市』は第12回日本ホラー小説大賞受賞作。昨年一回予約の順番がまわってきたけど、流してしまったら今頃やっと手元に届いた。後ろにまだ何百人も予約待ちあり。期限内に絶対読まなきゃ!『てのひらの迷路』石田作品はもう読まないぞ!と思いながらも新作が出るとついつい借りてしまう。『天使のナイフ』は第51回江戸川乱歩賞受賞作。これも後ろに予約待ち多し。『ウンココロ』は寄藤さんのイラスト目当て。この人のイラストは笑える!
Jan 26, 2006
芥川賞に絲山秋子さん『沖で待つ』、直木賞に東野圭吾さん『容疑者Xの献身』決定7年間で6度目の候補で受賞を果たした東野さん、本当におめでとうございます!受賞作『容疑者Xの献身』はこのミス・週刊文春・本格ミステリと見事三冠を達成した作品。現在『白夜行』が、テレビでオンエアーされていることだし、その他にも著作数の多い作家さんなので、書店はフェアをしやすいだろう。実はこの受賞作、昨年から図書館に予約を入れているのだけど、いまだにまわってきていない。いや、正確には12月頭に一度まわってきたのだけれど、忙しくて取りに行けず、流れてしまったため、再度予約を入れたのだ。今回の受賞で予約数が激増するだろうから、今度こそは流さないようにしなければ…。
Jan 18, 2006
1.砂漠/伊坂 幸太郎2.東京タワー/リリー・フランキー3.すべては一杯のコーヒーから/松田 公太4.文房具を楽しく使う(筆記具篇)/和田 哲哉やっとまわってきた『砂漠』と『東京タワー』。特に『東京タワー』の方は予約を入れてからかなり待った。後ろにもまだまだ何百人もの待ち人あり。『文房具を楽しく使う』は書店でなかなか見つけられないので、図書館に予約を入れたところ、こちらの方が先に手元に届いた。
Jan 11, 2006
やっと手元に届いた。何度か立ち読みはしていたものの、じっくり見てみたくなった。P79のマークスの見開き2週間タイプはかなり気になる。「ほぼ日手帳」は、使い心地はいいものの、1週間を見渡すことができないのが難点。しかも同じ曜日が同じ位置にあるわけではないので、どうも曜日感覚がつかめない。To do管理用に薄いWeeklyタイプを検討していたところだった。写真では細かい所はよく見えないけれど、バーティカルでありながら時間軸はなさそうだし、リングタイプなので半分に折り返して机の上に置いておくのによさそうだ。マークスのHPを覗いてみたけれど、似たようなものはあったものの同じ物は見つけられず。どこかで見たような気がするんだけど…。
Dec 27, 2005
1.坂の上の雲3/司馬 遼太郎/文芸春秋2.二人乗り/平田 俊子/講談社3.サウスバウンド/奥田 英朗/角川書店4.現実入門/穂村 弘/光文社リクエストしていた本が8冊も届いていたのに、忙しくて取りに行けず…。4冊は次の人にまわってしまった。今日たまたま仕事で図書館近くに行ったのでひとまず残っていた4冊のみ借りてきた。『坂の上の雲』はまだ3巻。これを早く読み終わって、来年の大河ドラマの『功名が辻』を読みたいところ…まだまだ先は長い。『二人乗り』と『現実入門』は友人のオススメ。実はどちらも初めての作家さん。ひとまずのつもりの4冊だったけれど、当分忙しくてあまり読書時間がとれそうにない。長編物は期限内に読めそうにない模様。
Dec 10, 2005
毎年気になりながらも購入に至らなかった「ほぼ日手帳」。今年はついに購入! 来年のスケジュール帳はほぼ日ひとつと決めている。元々他人様の手帳の中身を見るのは好きな上に、来年使用予定の手帳本となればこれは購入しかない! …ということで、楽天で早々に、予約。金曜日には配送メールが来ていたものの、平日会社での受け取りにしていたため、本日受け取り。仕事そっちのけで使用例のページをじぃーーーーっと見入ってしまった。なかには、ほぼ日手帳じゃなくても…って使い方もあったけれど、なかなか参考になった。Moleskineでも、ほぼ日でもイラストが上手いと紙面がぐっと楽しくなる。うらやましい…。12月のMonthlyページを既に使い初めているもののDailyページは未使用。どんな記入ルールにしようかとこれまた仕事そっちのけで考える…。そしてこのエントリーも仕事中に…あーあ今日は一日仕事してないよ!
Nov 28, 2005
1. 魔王/伊坂 幸太郎/講談社2. 風味絶佳/山田 詠美/文芸春秋3. Pay day!!!/山田 詠美/新潮社4. 退廃姉妹/島田 雅彦/文芸春秋5. 貿易書類の基本と仕組みがよ~くわかる本/秀和システムついにまわってきた『魔王』! 早く読みたい♪ 読みかけの本はひとまず置いておいて、この週末で読み切ってしまいたい!『PAY DAY!!!』は「本のことども」の聖月様大絶賛の作品。山田詠美作品はずいぶん昔に読んだっきり、すっかり遠のいていたのだけれど、そんなに絶賛されるとついつい読みたくなってしまった。素通りしていた『風味絶佳』もついでにリクエスト! 50人以上待っていたわりには早くまわってきた。『退廃姉妹』も同じく聖月様のオススメ。初島田作品なので、どういうものを書かれる方なのかとっても楽しみ。今回はすっかり聖月教に染まっております!
Nov 11, 2005
◎1. 司馬遼太郎が考えたこと(2(1961.10~1964.)/司馬 遼太郎/新潮社○2. ミリオネーゼの手帳術/佐々木 かをり/ディスカヴァー・トゥエンティワン△3. あの人の「手帳」が見たい!/戸田 覚/ダイヤモンド社○4. 東京奇譚集/村上 春樹/新潮社△5. ベルカ、吠えないのか?/古川 日出男/文藝春秋○6. 名探偵の掟/東野 圭吾/講談社全て図書館借り出し本。今月も少ない…。『ベルカ、吠えないのか?』が読みにくくて何日もかかってしまった。『あの人の「手帳」が見たい!』は、手帳術というよりも、どんな手帳を使っているのか拝見!という内容。このなかで驚いたのが、10冊のシステム手帳を現役で使っている人。01. 携帯用アドレス(ショップリストとして雑誌の切り抜きが貼られている)02. 単語帳03. メモ(会議の議事録など)04. 数学の疑問ノート05. 名刺管理06. アドレス/ダイアリー07. 萬年筆くらぶのデータ08. 数学の学習記録ノート09. エッセイの下書き10. 売買記録『ベルカ、吠えないのか?』は結論から言うと個人的には吠えなかった。扱っている題材は決して嫌いな内容ではなかったのだけれど…叙事詩を思わせる文章が苦手でとにかく読みにくかった。短い文章で「~た」「~た」「~た」と続くのだ。これが格好いいという人も多いのだろうが…。『プロジェクトX』でも観ているかのような、ちょっと格好つけすぎのドキュメンタリーフィルムタッチ。おまけに多数の犬が登場するので、途中でどの犬がどの系譜に属するのかが訳がわからなくなってしまった。『名探偵の掟』は東野さんがこういうコメディータッチのものを書くのか…とちょっとビックリ!推理小説をたくさん読んでいる人はちょっと息抜きに笑える作品だろう。
Nov 3, 2005
館内整理のため、約3週間休館だったので、いつもはすいている閉館間際の時間も大勢の人がいた。2冊返却して6冊借り出し(全て予約本)。1.探偵ガリレオ/東野 圭吾/文春文庫2.予知夢/東野 圭吾/文春文庫3.沼地のある森を抜けて/梨木 香歩/新潮社4.司馬遼太郎が考えたこと(3(1964.10~1968.)/司馬 遼太郎/新潮社5.坂の上の雲(3)新装版/司馬 遼太郎/文芸春秋6.手帳とノート魔法の活用術/和田 茂夫/技術評論社『探偵ガリレオ』と『予知夢』は『容疑者Xの献身』の予習用。シリーズものはやはり最初っから読まなければ…。『司馬遼太郎が考えたこと』と『坂の上の雲』はどちらも同じペースで読書中。こういう何巻もあるものはいったい何巻まで読んだかわからなくなってしまうので…。そして、お決まりの手帳術関連の本。今一番気になっているのは『みんなの手帳』なのだけど、書店にも図書館にも在庫なし。しっかり図書館に購入リクエストを入れてきた。読んでみてよかったら購入予定。
Oct 28, 2005
1. 東京奇譚集/村上 春樹/新潮社2. ベルカ、吠えないのか?/古川 日出男/文藝春秋3. 名探偵の掟/東野 圭吾/講談社4. アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書/ジェームス・M・バーダマン/ジャパンブック相変わらず、発売早々に予約を入れるとまわってくるのが早い田舎の図書館。村上さんは肌に合わないといいながらも、新刊が出ると読まずにはいられないからさすが村上さん。図書館に新着で入るなり予約を入れたらすぐにまわってきた。今週末から館内整理のため、約3週間休館となるのでたっぷり時間がある♪『ベルカ…』は予約を入れて何度もまわってきてたんだけど、そのたびに他に読みたい本がどっさりあったため、後ろの人にまわし続けてはや何カ月?やっと手元の本が片づいたので、順番がまわってきた。『名探偵の掟』『容疑者Xの献身』の予習に『探偵ガリレオ』か『予知夢』を読もうと思ったらどちらも貸し出し中。みんな考えることは一緒なのね。仕方なく唯一あった文庫本を借り出し。最近図書館本は単行本を借りることが多くて、重いわ大きいわで持ち歩くのがおっくうになっていたため、持ち歩き用文庫本として。家でなかなか読書時間がとれないので、せめて常に持ち歩いてちょっとした空き時間にでも読まないと…。『アメリカの…』は再借り出し。英語の勉強と歴史の勉強ができちゃうという一石二鳥本。小学生向けだから英語も簡単なはず…(?)。
Oct 5, 2005
・I love you/伊坂 幸太郎・ 石田 衣良・ 市川 拓司・中田 永一・ 中村 航・ 本多 孝好/祥伝社・厭世フレーバー/三羽 省吾/文芸春秋・「パワーヨーガ」ダイエット/綿本 彰 監修/双葉社やっとまわってきた『I love you』すごい豪華な顔ぶれ!先週借りた見読本がまだ手元にあるのだけど、間違いなく割り込み!今日からさっそく読み始め。『厭世フレーバー』は読書好きブロガーさんがオススメされていたので借りてみた。この方の作品は初めて!まだまだ読めていない作家さんっていっぱいいるのねぇ。
Sep 22, 2005
・『カーマロカ―将門異聞 』三雲 岳斗/双葉社・ 『ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則 』James C. Collins, Jerry I. Porras/日経BP出版センター・ 『人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン』アンソニー・ロビンズ/成甲書房・ 『7つの習慣 最優先事項―「人生の選択」と時間の原則』Stephen R. Covey, Rebecca R. Merrill, A.Roger Merrill/キングベアー出版・ 『人生は手帳で変わる 3週間実践ワークブック』フランクリン・コヴィー・ジャパン/キングベアー出版・ 『ミリオネーゼの手帳術―8ケタ稼ぐ女性に学ぶサクサク時間活用法』佐々木 かをり/ディスカヴァー・トゥエンティワン・『NHKの英語講座をフル活用した簡単上達法―Radio television』川本 佐奈恵/ベレ出版・ 『木村料理道―THE NABEキム’sスタイル』木村 祐一/実業之日本社・ 『別冊宝島「おばあちゃんの知恵袋 特別編集 暮らしにやさしい重曹活用術」』宝島社・ 『ベ-キングソーダ 重曹パワーを使いきる101の便利帳』岩尾 明子/青春出版社・『カード・はがき絵 水彩色えんぴつ』主婦の友社・『実用 きれいなボールペン字の書き方』荒井 紫峰/池田書店・『ペン字入門』永井 暁舟/二玄社今回は学習モードに突入。『ビジョナリーカンパニー』は今さらの感あれども、実は未読。『人生は手帳で変わる』と『NHKの英語講座を…』は2回目の借り出し。前回返却期限までに読了できず、再度予約を入れてやっとまわってきた。ペン字関係は、最近手書きをすることが多くなって、自分の字の汚さを再認識。ちょっとやったからって簡単に綺麗になるものではないだろうけど気休めに…。
Aug 9, 2005
別館に感想アップしました。よかったら読んでくださいませ♪『花まんま』 朱川 湊人/文藝春秋ホラーだと聞いていたので、なかなか手を出せずにいた作品。直木賞候補になったので、図書館にリクエストを入れておいたら、受賞とともに順番がまわってきた。今予約状況を見てみると何百人もの予約が入っているみたい。ラッキー!内容はホラーというよりも、昭和の大阪下町の人情話という感じ。なかにちょっと恐い作品も含まれていたけれど…。
Aug 7, 2005
砂漠の囚われ人マリカ/マリカ・ウフキル&ミシェル・フィトゥーシ坂の上の雲1/司馬 遼太郎傷口にはウオッカ/大道 珠貴子乞い/森口 豁死神の精度/伊坂 幸太郎しかたのない水/井上 荒野夢をかなえる人の手帳術/藤沢 優月翻訳夜話2 サリンジャー戦記/村上春樹・柴田 元幸花まんま/朱川 湊人渋谷ではたらく社長の告白/藤田 晋挫折本彼方なる歌に耳を澄ませよ/アリステア・マクラウド太宰治変身譚/出口 裕弘黄金の声の少女/ジャン=ジャック・シュル読了本10冊。挫折本3冊。『砂漠の~』以前テレビ番組『ザ!世界仰天ニュース』でやっていたのをみて借りてみた。モロッコの将軍だった父を持つ著者のマリカ・ウフキル。19歳の時、父親がクーデターを起こしたため、サハラ砂漠で想像を絶する過酷な監禁生活をおくることに。砂漠での監禁生活とそこを脱出してからの監視された生活、計20年もの長い間不自由な生活を強いられていた。これが遠い昔の話ではなく、監禁されているすぐ近くでダカールラリーが行われていたという、ごく最近の話なのだ。こんな最近にこのようなむごいことが行われていたという衝撃の内容。『坂の上の雲』司馬遼太郎ファンを名乗りながらも、実のところ氏の作品をあまり読んでいなかったことに気付いてしまった。この作品を機に全作品読破を目指すことに…。この作品は、司馬ファンの中で、ベスト1に挙げる人が多いらしい。四国松山出身の歌人正岡子規と日露戦争で活躍した軍人の秋山好古・真之兄弟の3人を軸に、維新から日露戦争の勝利に至る明治日本を描いたもの。第一巻は3人の幼年期から青年期が描かれていた。全8巻ということでまだまだ先は長い。今年中に読めるのだろうか…。『傷口には…』と『しかたのない…』は友人からのオススメの作品。正直…私は苦手だった。なんというか…今風なのだ。どちらの作品も角田光代作品、吉田修一作品にどことなく似たところがあるな…と思った。ちなみにこの友人、2人の作品、特に角田光代作品は好きらしい。『子乞い』前クールのドラマ『瑠璃の島』の原作。舞台となったのは西表島の北約7kmに位置している小さな島。島を一周するのに歩いても1時間もかからないほどの大きさ。この島には、病院も、警察も、銀行も、コンビニさえも無い。たった1人の卒業生を最後に廃校の危機を迎えた島唯一の公共機関である小学校の存続を目指し、住民が立ち上がったドキュメント。ドラマよりももっと骨太な内容だった。『死神の精度』待ちに待った伊坂さんの新刊。今回もしっかり楽しめる内容だった。しかし! これだけ待った割にはあっという間に読み終わってしまって淋しい。次回は是非大作を期待したい!『花まんま』ホラーだと聞いていたので、手を出さずにいたけれど、直木賞受賞を機に手にとってみた。ホラーというよりも人間ドラマが描かれていて、面白く読むことができた。唯一…2作目を除いては…。夜中に読んだものだから、布団に入ってからもあの恐い顔が浮かんで来て眠れなかった。しかも最後の一文がまた恐かった。『彼方なる…』と『黄金の声…』は返却期限までに読めず、途中で返却。『太宰治変身譚』は想像していたものと違った。太宰治はなぜ入水自殺にこだわったのか…みたいなことが延々描かれていた。最近読書ペースがおちている。毎日ちゃんと読書時間をとらなければ…。
Aug 2, 2005
別館に感想アップしました。よかったら読んでくださいませ♪『死神の精度』 伊坂 幸太郎/文藝春秋この本こそは絶対に自腹購入しようと思っていたのに、雨降りで何度も購入しそびれているうちに図書館からまわってきてしまった。伊坂さんの作品に関してはどうしても贔屓目で見てしまうのだけど今回もしっかりと楽しめた。死神をこういう設定で登場させるなんてさすが!でも…そろそろ大作を読みたい!
Jul 28, 2005
『女系家族 』上巻/山崎 豊子/新潮社 『女系家族 』下巻/山崎 豊子/新潮社 『花まんま』/朱川 湊人/文芸春秋 『むかしのはなし』/三浦 しをん/幻冬舎 『司馬遼太郎が考えたこと1』/司馬 遼太郎/新潮社 『夢をつかむイチロー262のメッセージ』/ぴあ 『渋谷ではたらく社長の告白』/藤田 晋/アメーバブックス 『一冊の手帳で夢は必ずかなう』/熊谷 正寿/かんき出版 『できることから始めよう』/アンソニー・ロビンズ/PHP研究所 『魔法の粉ベーキングソーダ(重曹)335の使い方』/ヴィッキー・ランスキー/飛鳥新社全て予約本。じゃんじゃん届いてます。しっかし…なんでまとめて届くんでしょう。今回もこれ意外にあと5冊届いていたのだけどとても読めそうになかったので、次の人に先にまわしてもらいました。『女系家族』は言わずと知れた米倉涼子主演のドラマの原作です。テレビを見る前に読み終えたかったのだけど、今ごろまわってきてしまいました~。『司馬遼太郎が考えたこと』は全15巻もあるのだけど、ついに手をつけてしまいました。まだ『坂の上の雲』さえ1巻しか読んでないっていうのに…。来年の大河ドラマの『功名が辻』も今年中には読み終えてしまいたいし…。読むのが遅いからなかなか消化できないのです(涙)。 『渋谷ではたらく社長の告白』は別に離婚したからっていうわけではなくず~いぶん前に予約を入れていたのが、今ごろまわってきただけ。私のあとにもまだまだわんさか待っているらしいです。 『一冊の手帳で夢は必ずかなう』は以前立ち読みで済ませていたのだけどもう一度ちゃんと読んでみたくて借りちゃいました。
Jul 26, 2005
知り合いのAさん曰く「小説読むなんて時間の無駄。僕は忙しいからそんな無駄な時間はない。読書はビジネス書のみ」うさ「お忙しいんですねぇ。ビジネス書で良いのがあったら紹介してください」Aさん「そうですねぇ、中谷彰宏とかオススメですよ。」うさ(ええ?中谷さんのってビジネス書なの?)「あ…はぁ…」中谷彰宏さんの本って私はたいてい書店で立ち読みですませていたのだけど(中谷さんごめんなさい)、あれってビジネス書なの?ビジネス書の定義って難しいと思う。いや、定義なんて本当はどうでもよくて、読みたい本を読めばいいんだろうけど、小説読むのは暇な人…みたいに言われるとねぇ。Aさんって小説を最後に読んだのは小学生の課題図書らしい。ま、私とは趣味が合わないということで…。そういえば、別の人の話…Bさん「私読書が趣味なんです」うさ「最近何かオススメの作品あった?」Bさん「良く読むのはコスモポリタンです♪」うさ「……」
Jul 25, 2005
我が家にある自腹本、特に実用書・学習書系は、ステゴザウルス状態になっている。重要なところ、気になるところなどに付箋紙を貼りながら読んでいくからだ。貼った付箋紙にも書き込むけど、本自体にも線を引いたり、書き込んだりする。読み終わったあとで、付箋を貼ったページを再読しながらまとめていく。去年から図書館利用を始めたのだけど、それまでは本は全て自腹で購入していた。線引きはもちろんのこと、知らない漢字が出てくると欄外に書いたり…。図書館本はこれができないので、手元にノートを置いておいてそこに知らない漢字やわからない言葉を書き出している。本当は付箋も貼りたいけど、糊のあとがつくかなぁ…とか気になるのでやってない。気になるページに紙をはさんでおいて、後から読み返している。先日本棚の整理をしていたら、ステゴザウルス本がたくさん出てきた。パラパラとめくってみると、色々と書き込みがしてあって面白い。ただ線引きや書き込みをしていると古本屋で買い取ってもらえないのだ。でも本を捨てるなんてできないし…どうすることもできず、結局また本棚に返したのだった…。
Jul 13, 2005
『死神の精度』伊坂 幸太郎/文藝春秋『翻訳夜話2 サリンジャー戦記』村上 春樹・柴田 元幸/文藝春秋『子乞い』森口 豁/凱風社『はじめてのハワイ』杉浦 さやか/ワニブックス『夢をかなえる人の手帳術』藤沢 優月/ディスカヴァー・トゥエンティワン『パワーヨガで内側からキレイになる!』綿本 彰/ダイヤモンド社全て予約本。『死神の精度』購入よりも先にまわってきてしまった…。これで購入がまた先延ばしになってしまいそう。『子乞い』は前クールのドラマ『瑠璃の島』の原作本。新しいバージョンが出版されているらしいけど、今回借りたのは古いバージョン。パワーヨガは以前テレビで見て以来、自己流でやってたので、ちゃんとやり方を確認するために…。
Jul 12, 2005
別館に感想アップしました。よかったら読んでくださいませ♪『スノードーム』アレックス・シアラー/求竜堂前回読んだ『チョコレート・アンダーグラウンド』とは全く違った雰囲気だったが、かなりよかった。図書館の返却棚に何気なく置かれていたので、ちょっと借りてみようか…くらいの気持ちだったのだけど…。オススメ本!
Jul 8, 2005
第133回芥川龍之介賞・直木三十五賞の候補作が発表された。★芥川賞候補伊藤たかみ(いとうたかみ) 「無花果カレーライス」(文藝夏号)楠見朋彦(くすみともひこ) 「小鳥の母」(文學界六月号)栗田有起(くりたゆき) 「マルコの夢」(すばる五月号)中島たい子(なかじまたいこ) 「この人と結婚するかも」(すばる六月号)中村文則(なかむらふみのり) 「土の中の子供」(新潮四月号)樋ロ直哉(ひぐちなおや) 「さよなら アメリ力」(群像六月号)松井雪子(まついゆきこ) 「恋蜘蛛」(文學界六月号)★直木賞候補絲山秋子(いとやまあきこ) 「逃亡くそたわけ」(中央公論新杜)恩田 陸(おんだりく) 「ユージニア」(角川書店)朱川湊人(しゅかわみなと) 「花まんま」(文藝春秋)古川日出男(ふるかわひでお) 「べルカ、吠えないのか?」(文藝春秋)三浦しをん(みうらしをん) 「むかしのはなし」(幻冬舎)三崎亜記(みさきあき) 「となり町戦争」(集英社)森 絵都(もりえと) 「いつかパラソルの下で」(角川書店)選考委員会は7月14日(木)午後5時から築地・新喜楽で開かれる。直木賞候補作のなかで、『いつかパラソルの下で』と『花まんま』『ベルカ、吠えないのか?』は図書館に予約中。『いつか~』は58人待ち。いつになったらまわってくるのだろうか。
Jul 7, 2005
5月末に体調不良になり、6月中頃までいまひとつ復調できなかったため、ほとんど読書ができなかった。 古道具中野商店/川上 弘美/新潮社 ○遺失物管理所/ジークフリート・レンツ/新潮社 子育て主婦の公認会計士合格記/小長谷 敦子/中経出版 『恐怖の報酬』日記/恩田 陸/講談社 ○タイムトラベラーズ・ワイフ 上/オードリー・ニッフェネガー/ランダムハウス講談社 ○タイムトラベラーズ・ワイフ 下/オードリー・ニッフェネガー/ランダムハウス講談社 絵でがみブック/杉浦 さやか/KKベストセラーズ ◎スノードーム/アレックス・シアラー/求龍堂本を読むのが精一杯でなかなか感想アップできないので、ひとまとめにしてしまった…。『スノードーム』は文字が大きく子ども向けかと思ったが、人間の心のなかの深いところが描かれていて大人でも楽しめる(感想できる)内容だった。これはオススメ!感想アップはそのうち、時間をみつけてマイペースで…。そういえば、『ほぼ日刊イトイ新聞』の『保坂和志さんの経験論』というコーナーで、「小説をおもしろく読むこと」とは逆になる観点は、どんなものだと思いますか?という質問に対して、保坂さんが答えていた内容。小説を読むための敵があるとするなら、「わかったように、評論家のようにまとめてしまうこと」なんです。だから、インターネットで読者レビューというものを見かけると、「それ書くヒマがあるなら、本を読んだほうがいいよ」と思います。中略小説家にとっていちばん真摯に受けとめたい読者は、レビューを書く人ではなくて「ただただちゃんと読む人」なんです。評価しようという読みかたはだめだし、読んだあとにすぐにレビューを書こうと思う読みかたもだめなんです。読むことと書くことはやっぱり別なんです。私の場合、書評ではなくて、自分の感想を書いているので、日記の一部のようなものなのだけど、それでもいざ書こうとするとそれなりに時間がかかる。だから、読書時間さえなかなかとれない時にはどうしても感想があとまわしになってしまうのだ。(ちょっと言い訳してみた)
Jul 1, 2005
『黄金の声の少女』ジャン=ジャック・シュル/新潮社『彼方なる歌に耳を澄ませよ』アリステア・マクラウド/新潮社『砂漠の囚われ人マリカ』マリカ・ウフキル、ミシェル・フィトゥーシ/早川書房『聖なる血 竜の黙示録』篠田 真由美/祥伝社『太宰治変身譚』出口 裕弘/飛鳥新社『傷口にはウオッカ』大道 珠貴/講談社『しかたのない水』井上 荒野/新潮社『坂の上の雲1』司馬 遼太郎/文芸春秋『重曹生活のススメ』岩尾 明子/飛鳥新社『洗う。大事典』/ぴあ全て予約本。今回も一気にまわってきてしまった。何カ月も前から予約していたものからついこの間予約をいれたものまで…いつものことながら予想つかず。近ごろ読書量が一気に減っているので、果たして全部よめるのだろうか?『黄金の声の少女』と『彼方なる歌に耳を澄ませよ』はどちらもクレストブックス。このシリーズって結構面白いものが多いので、内容も知らずに借りてしまった。『砂漠の囚われ人マリカ』は以前テレビ番組『ザ!世界仰天ニュース』でやっていたのをみて借りてみた。マリカ・ウフキルはモロッコの将軍の娘。19歳の時、父親がクーデターを起こしたため、サハラ砂漠で想像を絶する過酷な監禁生活をおくることに。15年にわたる監禁生活ののち、命がけの脱出をはかるのだった。この事件について書かれたのが本書。ちなみにマリカはその後結婚し、アメリカで幸せに暮らしているとのこと。大道 珠貴『傷口にはウオッカ』と井上 荒野『しかたのない水』は先日京都に一緒に行った友人が面白かったとオススメの作品。どちらも未読の作家さん。楽しみ楽しみ。『重曹生活のススメ』と『洗う。大事典』は、汚れ放題の部屋をなんとかしよう!という決意のあらわれ。なんでも市販の洗剤を使わないで重曹とビネガーでお掃除できちゃうとか…。
Jun 28, 2005
別館に感想アップしました。よかったら読んでくださいませ♪『青に捧げる悪夢』恩田 陸 , 若竹 七海 , 近藤 史恵 , 小林 泰三 , 乙一 , 篠田 真由美, 新津 きよみ, 岡本 賢一 , 瀬川 ことび, はやみね かおる/角川書店ちょうど1カ月前に読み終わった本。いまごろ感想書いてます(>_
Jun 18, 2005
別館に感想アップしました。よかったら読んでくださいませ♪『小説以外』 恩田 陸/新潮社恩田さん初のエッセイ集。これはかなり面白かった。15年も作家をしていてまだ読者の目で本をみることができるなんてスゴイ!恩田さんってとにかくすごい読書好きなので、エッセイも本に関することがほとんど。作品を読んだことがなくても読書好きなら楽しめる内容になっている。
Jun 13, 2005
別館に感想アップしました。よかったら読んでくださいませ♪『古道具 中野商店』 川上 弘美/新潮社元々感想を書くのは苦手だったのだけど、最近特にスランプに陥ってしまっていて約1カ月ぶりの感想アップとなってしまいました。ネタバレしちゃいけないなぁとか、私の感想を読んで読むのを止める人がでちゃったら…とか考えるとなかなか筆(?)がすすまず、書いては消して…を繰り返し。ものすごく感動したり、面白かった本はまだ書きやすいけど、今ひとつだったなぁという本は特に困りものです。皆さん、とってもうまく書かれていて感心してしまいます。
Jun 8, 2005
片付けても片付けても増えていくのが本。元々物を捨てられないたちなので、どんどん増えていくばかり。このままでは、床が抜けてしまうのでは…と、図書館利用を始めたものの、気に入った本はやはり手元に置いておきたいもの。全て自腹購入していた頃よりは増殖スピードは落ちたものの、気が付くと本棚からあふれている。ここで、我が家の本棚初公開。単行本はファイルボックスに入れて立てて収納。新書、文庫はプラスチックケースにジャンル別に収納。このプラスチックケースをどんどん積み重ねたものが、天井に届こうとしている。雑誌は立てると、形がくずれてふにゃっとなるので、これもジャンル別に平積み。ウオークインクローゼットはないけれど、ウオークインライブラリーにひと部屋あてている。これでもおさまりきらない本が実家の本棚に控えている。以前全て自腹購入していた頃は、二度と読みそうにないものは友人にあげたり、売ったり、寄贈したりしていた。図書館を利用しはじめて、購入するのは全て手元に置いて置きたい本ばかり。これ以上増えることはあっても、減らすことはできない。大御殿でも建てないと、そのうち本に全ての部屋を占拠されてしまいそうだ。
Jun 7, 2005
『古道具中野商店』川上 弘美/新潮社『遺失物管理所』ジークフリート・レンツ/新潮社『絵てがみブック』杉浦 さやか/ベストセラーズ『プロ論。』B‐ing編集部/徳間書店『子育て主婦の公認会計士合格記』小長谷 敦子/中経出版『翻訳を学ぶ人のために』世界思想社『人生は手帳で変わる』フランクリン・コヴィー・ジャパン(株)/キングベアー出版『BBC WORLD英語リスニング ニュースセレクション2002-2003』DHC 全て予約本。先週体調不良で全く本を読む気になれず、予約本だけを受け取って帰る。それでも結構な冊数になってしまった。体調不良のまっただ中に読んでいたのが、『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』。気分的にどーーーんと落ち込んでしまった、ますます体調悪くなった。まだまだ完全復活していないので、和み系のものを選択。まずは『古道具中野商店』から読むことに。
Jun 6, 2005
■■■ 本日の図書館借り出し本 ■■■『小説以外』 恩田 陸/新潮社『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』 佐藤 優/新潮社『NHKの英語講座をフル活用した簡単上達法』 川本 佐奈恵/ベレ出版『右脳がぐんぐん目覚める4倍速CDブック 「自助論」を英語と日本語で聴く!』 七田 真/総合法令出版『わたしの日曜日』 杉浦 さやか/ベストセラーズ『あのヒット商品のナマ企画書が見たい!』 戸田 覚/ダイヤモンド社全て予約本。今回はたくさんたまる前に早めに受け取りに出かける。『小説以外』は先週予約を入れたにもうまわってきてびっくり!あまり人気ないのだろうか… 『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』はかなり人気らしく私のあとにかなりの人が待ち状態になっているプレッシャー!!
May 20, 2005
本書は世間でよく知られている義経の物語とは少し色合いが違う。今大河ドラマでやっているものともずいぶん違う。五条大橋での弁慶との出会いは全く描かれていない。静御前のエピソードなどもほとんどなくさらっと描かれている。司馬さんの描く義経像は至って簡単。戦術の天才ではあっても、政治感覚はまるでなし。社会性が乏しいと申しましょうか、つまりは子ども。それにしても、ここまで否定するのもどうだろう。屋島の戦いあたりまではまだ義経に同上していたものの壇ノ浦のあたりでは…もう呆れっぱなし。大河ドラマの義経のように控え目なわけでもなく頼朝の家来たちをまるで自分の家来のように扱う。その上、かなり女癖が悪い。壇ノ浦では建礼門院にまで手を出す始末。もうもう見てられない…。司馬さんって義経のこと、あまり好きじゃなかったのかしら。
May 13, 2005
■■■ 本日の図書館借り出し本 ■■■『破裂』 久坂部 羊/幻冬舎『青に捧げる悪夢』 恩田 陸 ほか/角川書店『デセプション・ポイント 下』 ダン・ブラウン/角川書店『マグダラとヨハネのミステリー』 リン・ピクネット、クライブ・プリンス/三交社『死を招く料理店(トラットリア)』 ベルンハルト・ヤウマン/扶桑社『タイムトラベラーズ・ワイフ 上・下』 オードリー・ニッフェネガー/ランダムハウス講談社『遺失物管理所』 ジークフリート・レンツ/新潮社『HTML+CSS handbook』 ソフトバンクパブリッシング『こんなときどうする?JavaScript困ったときに開く本』 新星出版社『速効!図解プログラミングJavaScript』 毎日コミュニケーションズ『デザイナーの仕事を助ける本』 エムディエヌコーポレーション『またまたデザイナーの仕事を助ける本』 エムディエヌコーポレーション『英語の発音ルールブック 』 手島 良/日本放送出版協会『仕事で差がつく手帳の技術』 長崎 快宏/ぱる出版一気に15冊! 全て予約本。いつものことながらホント予想がつかない。こんなに早くまわってくるとは思わなかったもの、逆にこんなにかかるとは思わなかったもの…などなど。『デザイナーの仕事を助ける本』と『またまたデザイナーの仕事を助ける本』の2冊は私の前にひとりしか待っていなかったのになんと、3カ月も待った。誰かが延滞してたのね…。『デセプション・ポイント 下』と『マグダラとヨハネのミステリー』は『ダ・ヴィンチ・コード』つながり。はい。まだひっぱてます。特に『マグダラとヨハネのミステリー』は楽しみ♪『死を招く料理店(トラットリア)』は「本のことども」の聖月さんのところで読むべし、読むべし、べし、べし、べしって紹介されていたのでついつい…。『死を招く料理店(トラットリア)』と『タイムトラベラーズ・ワイフ 上・下』はせっかくまわってきたのだけど、こんなにたくさんとても読めそうにないので次の人に先にまわしてもらった。あとはほとんど仕事関係。
May 10, 2005
「これを機会に、新たに外の世界にチャレンジされるのも一考かと思われますが、いかがでしょう?」が常套句の主人公村上真介。彼はリストラ請負会社に在籍、企業からリストラを依頼され、首切りのための面接を行っている。5社での首切りを描いた5編からなる連作短編集に彼自身の恋愛ストーリーが織り込まれている。垣根涼介といえば、『ワイルド・ソウル』があまりにも大作すぎてその印象が強い。しかし、前回読んだ『クレイジーヘヴン』はどぎつい性描写が不快にさえなった全く共感できない内容。今回も恐る恐る読んでみたが、前回よりはましだったものの、『ワイルド・ソウル』の壮大さには程遠い作品。リストラの悲惨さが全面に押し出されているわけでもなく、陽子との恋愛も織り込まれている必要性を感じられず…。なんだかどっちつかずの内容になっている気がした。こんなにうまくいくリストラばかりではないと思うのだけれど…。重い内容をライトに表現したかったのかもしれないが、恋愛ストーリーをこのタイミングで絡ませられるとなんだかふざけているようでちょっと腹が立つ。あまり深く考えず軽ーく読むエンタメ小説として考えれば楽しめるのかもしれないが…。
May 4, 2005
主人公の高木聖大は新人警察官。繁華街での活躍を期待していたが、配属されたのは閑静な住宅街の交番だった。近所の高齢者たちに可愛がられるようになり「とどろきセプン」と名乗る7人の老人たちに助けられ手柄をたてる聖大…のはずなのだったが…。近ごろ交番には全く縁がないが、子どもの頃には何かと遊びに行っていた。田舎で基本的に平和だったというのもある。交番には住居もひっついていてお巡りさんはそこに住んでいた。だから、ご近所さんだったわけだ。学校の帰りに遊びに行ったり運動会に来てもらったりしたこともあった。この作品も基本的には、交番のお巡りさんと近所の住人たちとのあったかい(?)交流が描かれているのだが…実は…。この作品シリーズ第2弾らしい。これまた何も知らずに2作目から読んでしまった。シリーズ物はやはり1作目から読まなければ…
May 1, 2005
先日の大阪行きの新幹線のなかとホテルで読み終わり。『ダ・ヴィンチ・コード』と『天使と悪魔』は扱っているテーマも似てたし、どちらも蘊蓄の嵐…という点ではシリーズものだな…という感じで楽しめた。この『デセプションポイント』はちょっと違った感じだ。NASAと大統領選が扱われている。前2作のノリで読み始めたのでなかなか入り込めず、中だるみもあったけど後半面白くなってきた…そこで上巻終わり。下巻はまだ予約待ち状態。早くまわってこないかしら♪ストーリーとは関係ないのだけど大好きなDavid BowieのThe Spiders from Marsがちらっと登場していてニンマリ♪
Apr 28, 2005
芥川賞受賞作。主人公の沢見は、ロリコンで、自分の子どもや、他の子どもの裸の写真を撮ったり、性的な関係を持ったりしていた。このことが、妻にばれて離婚。仕事も失い、最愛の娘とも会うことができなくなる。奈良の少女誘拐殺人事件を思い起こさせるかのような設定。正直、他3つの短編も含め、拒絶反応…。登場人物の誰にも共感も感動もできなかった。主人公ははっきり言って犯罪者。娘と会えなくなることだけで罰せられたとは思えない。こういう時期になぜこんな内容のものが芥川賞をとれるのか疑問。この主人公、ロリコン性向以外はいたって普通の人のように描かれている。おたくっぽい、いかにも…という人だけでなくこういう人まで…と思うと子どもを持つのが恐ろしくさえなってしまう。
Apr 23, 2005
■■■ 本日の図書館借り出し本 ■■■『義経』下 司馬 遼太郎/文春文庫 『駆けこみ交番』乃南 アサ/新潮社 『君たちに明日はない 』垣根 涼介/新潮社『デセプション・ポイント』上 ダン・ブラウン/角川書店『ミリオンズ』 フランク・コットレル・ボイス/新潮社『羊をめぐる冒険』上 村上 春樹/講談社『HTML&JavaScript上級テクニック集』/ナツメ社前回借りた本もまだ読めていないというのに予約していた本がとっちゃりとまわってきてしまった。司書さんに次の人に先にまわしてもらうわけにいかないか聞いてみたけどダメらしい。インターネットで予約できるようになったのはとても便利なんだけど、自分が何番目で待っているのかがわかるともっと便利なんだけど…。新刊本なんか当分まわってこないだろうとせっせと予約を入れたらすぐにまわってきちゃうし。なかなか予想できない動きをなさります。『義経』は前回予約を入れて1週間以上とりにいかなかったら流れてしまい、再予約したもの。もうまわってきてしまった。大河ドラマの影響はないのかしら?新選組の時は関連本が片っ端から予約でうまっていたのに…。『駆けこみ交番』はなんと!初乃南作品。まだまだ読めていない作家さんたくさんいるのよね。『デセプション・ポイント』は『ダ・ヴィンチ・コード』にはまってしまった者としてはやはりおさえておかなければね。『天使と悪魔』を読んでいたおかげで今回のコンクラーベのことも何それ?にならなかったし…。今回はどんな内容なのかしら…。『羊をめぐる冒険』はこりもせずにまた借りてしまった村上作品。『ペンギンの憂鬱』がこの作品と雰囲気が似ているとのことだったので、それならば面白く読めるかも…と挑戦。
Apr 22, 2005
小学生のころ、国語の授業は大嫌いだった。「この主人公はなぜこんなことをしたのでしょう?」とか「主人公はこのときどう思ったでしょう?」なんて質問をされ、思った通りに答えると、「そういうことも考えられるかもしれませんでも、もっと当てはまる答えがありませんか?」などとうやむやな反応がかえってくるのがいやだったから。私としては今の答えは正解なの?不正解なの?とはっきりしないまま、モヤモヤした気分になっていた。それに比べて算数は正解と不正解がはっきりしていてなんとも気持ちが良かった。中学・高校生になってもこの思いをひっぱっていて、「現代文」「古文」「漢文」のどれも全く興味を持てなかった。大学を選ぶときにも、英語の方に進みたかったのだったが、英文科だけには絶対に行きたくなかった。元々はっきりしないことが嫌いで、人付き合いでもはっきりしない人はどうもイライラしてしまう。こんな私が…村上春樹作品を読んでしまった。この短篇集は、以前アメリカで刊行されたものを日本で逆輸入出版したもの。実際、英訳されたものを村上氏が和訳した作品もある。その他にも日本で出版されたものに加筆、修正したものもある。既に日本版で読んだことがある読者にとってもまた違った楽しみ方ができそうな内容だ。しかし…私にはこの分厚い短篇集は苦痛でしかなかった。どの作品も読了後にモヤモヤ感が残り、なんともすっきりしない。1冊読み終わった時も、あぁやっと終わった…という感じ。こんなことを言うとたいていまわりから非国民扱いされてしまう。村上春樹作品の良さがどうしてわからないの?信じられない~!!ってな具合。別に村上作品をけなしているわけではない。私の好みに合わないだけのことだ。大学時代に読んでいたら、もしかしたら違っていたのかも知れない。何しろあのころは映画にしても小説にしてもちょっとわかりにくいのを好んで選び友人と夜通し語り合ったりしたものだ。読解力なし、時間なし、余裕なしの私にはストレスをためるだけになってしまった。
Apr 21, 2005
ランチを食べにカフェに行ったら本がたくさん置いてあった。時間があったのでその中の1冊を手にとる。以前テレビでもっくん主演でやっていた『幸福の王子』というドラマの元になっているお話だ。軽い気持ちで読み始めたのが真っ昼間からウルウルしてしまった。善行に見返りを求めちゃいけないのかもしれないがこのラストはちょっと可愛そうすぎる。一応ハッピーエンドなのだろうけど…。それとも世知辛い現世にいるよりは天国にいる方が幸せってこと?
Apr 16, 2005
■■■ 本日の図書館借り出し本 ■■■『象の消滅』 村上 春樹/新潮社『グランド・フィナーレ』 阿部 和重/講談社『チョコレート・アンダーグラウンド』 アレックス・シアラー/求龍堂『マイ・グランパパ ピカソ』 マリーナ・ピカソ/小学館『ロードス島攻防記』 塩野 七生/新潮社『右脳がぐんぐん目覚める4倍速CDブック』 七田 眞/総合法令最近あまり読書時間がとれないので今回はちょっと控え目に借りてきた。『義経 下』を楽しみにしていたのだけど1週間以上とりにいかなかったら次の人にまわってしまっていた。『象の消滅』はペーパーバックっぼくて素敵な装丁。『グランド・フィナーレ』と『チョコレート・アンダーグラウンド』は返却棚にあったので思わず手に取ってしまった。『マイ・グランパパ ピカソ』はピカソの孫娘が書いたピカソおじいちゃんの実像らしい。これも返却棚にあったので借りてみた。塩野七生は以前から読みたかったのだけどなかなか在庫がなくて今日もこの1冊だけがやっとあった。
Apr 13, 2005
小学生だった私は、大学生の兄の本棚に並ぶ紀伊国屋書店のカバーがかけられた本がなんだかとっても大人の世界のような気がした。当時、本はもっぱら学校の図書館利用で書店で本を買ったことがなかった。それに紀伊国屋書店は家からは遠く小学生の私の行動範囲外だった。うらやましくて、カバーをはずして自分の本にかけてみたりもした。中学生のころ、文通をしていた相手とお互い読んだ本を送りあって交換していた。遠くに住んでいた、その人から送られてくる本には見たことのないカバーがかけてあってそれがとても楽しみだった。本読み好きにはこんな風に何かしらカバーにまつわる懐かしい思い出があるもの。この本はそんなカバー(書皮というらしい)を全国から集めている。なんでも書皮友好協会というものがあるらしい。掲載されている書皮は折り跡がついたものや使用感のあるものも多く、コレクションにだけ走らずにちゃんと使われているのね…と好感が持てる。最近はもっぱら図書館利用で書店から遠のいてしまっている。これを見ると、旅行先なんかでその土地の書店のオリジナルカバーを集めたくなってしまいそう!
Apr 12, 2005
感想をアップできていない、近ごろの読了本たち。・『そのときは彼によろしく』市川拓司・『ワーキングガールウオーズ』柴田よしき・『砂漠の船』篠田節子・『三月は深き紅の淵を』恩田陸・『犯人に告ぐ』雫下脩介・『ぐるりのこと』梨木香歩・『さまよう刃』東野圭吾・『あした世界のどこかで』井出勉・『新選組副長助勤 斎藤 一』赤間倭子・『義経 上』司馬遼太郎・『I'm sorry, mama.』桐野夏生・『人生ベストテン』角田光代・『銀行仕置人』池井戸潤・『ダ・ヴィンチ・コードの「真実」』ダン・バーンスタイン・『ピーコとサワコ』ピーコ・阿川佐和子・『カバー、おかけしますか?』・『ふしきな図書館』村上春樹はっはっはっ…(苦笑)読み散らかしただけで、感想をアップしていないため既に内容を忘れてしまったものも多数。
■■■ 本日の図書館借り出し本 ■■■『ダ・ヴィンチ・コードの「真実」』 ダン・バースタイン/竹書房『ふしぎな図書館』 村上 春樹/講談社『河岸忘日抄』 堀江 敏幸/新潮社『ピーコとサワコ』 ピーコ、阿川佐和子/文芸春秋『カバーおかけしますか?』 /出版ニュース社『英語のクスリ』 小林 克也/イーフロンティア『音読で英語の発音をモノにする本』 岩村 圭南、ブレーブン・スマイリー/アルク『英語のうたの絵じてん』 /三省堂『英語のうたの絵じてん2』 /三省堂『The Gigantic Turnip』 アールアイシー出版まだまだ続く『ダ・ヴィンチ・コード』つながり…。すっかりはまってる。『ふしぎな図書館』はドーナッツの絵がとっても印象的だったので本を受け取った時思わず違う本じゃないですか?と聞いてしまった。あの絵は箱カバーについていたみたい。貸出は中の本のみ。堀江さんの作品はこれが初めて。初めての作家さんの作品を読むときはワクワク。あとは英語関係。通勤途中の車の中の時間を利用するためほとんどがCD付き。
Mar 30, 2005
■■■ 本日の図書館借り出し本 ■■■『6ステイン』 福井 晴敏/講談社『アイムソーリー、ママ』 桐野 夏生/集英社『ジュール・ヴェルヌの暗号』 ミシェル・ラミ/工作舎『銀行仕置人』 池井戸 潤/双葉社『「原因」と「結果」の法則』 ジェームズ・アレン/サンマーク出版『「原因」と「結果」の法則 2』 ジェームズ・アレン/サンマーク出版『あみねこのいる生活』 ねこやま/主婦と生活社『高森共子のあんでねあみぐるみ』 高森 共子/主婦と生活社『あっ!Photoshopロゴデザイン』 エムディエヌコーポレーション『びっくりHTMLデザイン』 エムディエヌコーポレーション『できるホームページスタイルシート入門』 インプレスまたまたたくさんまわってきました!実は福井さんの作品はこれが初めて♪初めての作家さんの作品を読む時って毎回ワクワクしてしまう。『ジュール・ヴェルヌの暗号』は『ダ・ヴィンチ・コード』つながり。すっかりはまってます。柊♪さんのところで見て思わず借りてしまったあみぐるみの本。でも…かぎ針すら持っていない私に果たしてできるのだろうか…。WEB関係の本は仕事で必要になってしまってあせって借りたけど期待していた内容とはちょっと違うみたい…。『できるホームページスタイルシート入門』が一番役に立ちそう。
Mar 17, 2005
まずタイトルがなんともいい。ペンギンが憂鬱になるって、擬人化した喋るペンギンでも出てくるのかと思いきや、ちゃんと動物としてのペンギンが描かれている。皇帝ペンギンは大好きで、動物園や水族館に行っては皇帝ペンギンを探し求め、なんとも愛らしい姿を時間のたつのも忘れて眺めてしまう。この作品にも描かれていたけど、彼らはたいていいつも立ったままだ。以前立ったまま居眠りをして、ゆらゆらしているペンギンを目撃したことがあった。倒れそうになっては目を覚まし、しばらくするとまたゆらゆらし始める。なんとも可愛いじゃないですか!この物語の主人公はそんな可愛いペンギンと一緒に暮らしているのだ。以前テレビで(日本での話)家の水槽でペンギンを飼っている家族のお話を見たことがあった。首に縄をつけて散歩もしていた。でもこの物語では、部屋のなかで一緒に暮らしているのだ。主人公である売れない小説家のヴィクトルは財政難になった動物園からペンギンを引き取った。ペンギンの名前はミーシャ。ヴィクトルとミーシャは特にベタベタとした愛情表現をするわけではない。(ま、ペンギンを抱っこしようにもちょっと重くて大変そうなのだけど…。)ふと気付くと、ヴィクトルの背後に立ってじっと見つめていたり、ヴィクトルの膝にお腹をおしつけてきたり、そっとくちばしを乗せたりするのだ。想像しただけで、可愛いじゃないですか。物語自体は旧ソ連崩壊後のなんとも情勢不安定なウクライナが舞台。銃や暗殺が身近なものとして登場している。ウクライナに関してはほとんど知識がなく、実はオレンジ革命で初めて知ったくらいだ。(おはずかしい)当選したユーシェンコ氏の顔は腫れ上がり、別人のようになっていた。野党が食事に毒を入れたとか…。小説の世界のようなミステリーな出来事が現在のウクライナでも起こっているのだ。作者アンドレイ・クルコフはウクライナの作家。なかなか世に出られなかったのは公用語のウクライナ語ではなく、ロシア語で執筆しているから…という説もあるらしい。このような混沌としたなんとも暗い重い物語りなのだけれどミーシャの登場によって、少し和らげられている。謎が解けないままでなんともモヤモヤした部分も残るけれど、それもまたミーシャの可愛さで帳消しになってしまった。訳者によると村上春樹の小説の雰囲気とかなり似通っているらしい。実際、作者は『羊をめぐる冒険』がお気に入りだとか。この作品は未読なのでよくわからないが、なんとも不思議な淡々とした雰囲気の作品だった。
Mar 15, 2005