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いつまでも…二人で

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2024.02.05
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カテゴリ:思うこと

東京では大雪警報が出て、あちこち雪で大変ですね

こちらでは、雪は降らなかったけれど
一日中冷たい雨が降って、とても寒かったです

確か、昨年は雪が積もったけれど、どの位寒かったのか覚えていません
本当に、昨年の事は何も覚えていないのだな、と思います



一年前と今
そして来年・・・

毎日、その日だけを考えて
この日だけを精一杯生きていたら

もう何年たった、と言えるようになるのだと思うのだけれど
何年経っても、乗り越えたのではないと思うのです

乗り越えるという表現は
一生懸命に頑張っていれば、また通常に戻れるというような考え方で

私たちは、二度と元の状態には戻れないのですからね
配偶者と一緒の生活は送れないのですからね

だから、私たちは直面した悲劇と向き合って
新たな生き方を作って行くのだから

傷が癒えるとか、ショックから立ち直ったとか
そういうことではないと思うのですよ

死別した瞬間から一刀両断に今までの生活が切り捨てられて
否応なく、初めて経験する暮らし方に放り出されるのだから

永遠に慣れることなく
永遠に模索しながら生きて行かねばならないのです

だから、いつになれば元気になれるとか
独りでも大丈夫だとか、そんな単純なものではないのだと気付き始めました
一番大切な人を見送って、頼る人もいなくなり
一人で生きて行くことになったという生き方は、どんなに努力しても頑張っても変えることなどできないのだし、不安が無くなる事なんてあり得ないのです

そう、私たち死別者の哀しみや不安や辛さは癒えることなどないのです
死別した瞬間から、哀しみや不安や辛さを抱えて生きて行くことになったのですから、死ぬまでこの荷物は抱えて生きて行くのです


できるとしたら、慣れることくらいでしょうか…
小さくも無くなることもないけれど、慣れれば少しは楽になるかもしれません

この傷につけるお薬があるとするならば、慣れることくらいでしょうかね

そう覚悟して、明日も明後日も生きて行くしかないのだと思います

でも、一度でも笑える時があれば
それが幸せというものです…ね


ほんと、生きるって大変な事なんですね


明日も、大変なことに向き合って上手にやり過ごしたいと思います
一人で持たないといけなくなった、重い荷物を抱えて
明日も、歩みたいと思います







今日もお読みくださってありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ




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最終更新日  2024.02.05 22:21:02
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