テーマ:死別の悲しみ(30)
カテゴリ:思うこと
東京では大雪警報が出て、あちこち雪で大変ですね 一年前と今 そして来年・・・ 毎日、その日だけを考えて この日だけを精一杯生きていたら もう何年たった、と言えるようになるのだと思うのだけれど 何年経っても、乗り越えたのではないと思うのです 乗り越えるという表現は 一生懸命に頑張っていれば、また通常に戻れるというような考え方で 私たちは、二度と元の状態には戻れないのですからね 配偶者と一緒の生活は送れないのですからね だから、私たちは直面した悲劇と向き合って 新たな生き方を作って行くのだから 傷が癒えるとか、ショックから立ち直ったとか そういうことではないと思うのですよ 死別した瞬間から一刀両断に今までの生活が切り捨てられて 否応なく、初めて経験する暮らし方に放り出されるのだから 永遠に慣れることなく 永遠に模索しながら生きて行かねばならないのです だから、いつになれば元気になれるとか 独りでも大丈夫だとか、そんな単純なものではないのだと気付き始めました 一番大切な人を見送って、頼る人もいなくなり 一人で生きて行くことになったという生き方は、どんなに努力しても頑張っても変えることなどできないのだし、不安が無くなる事なんてあり得ないのです そう、私たち死別者の哀しみや不安や辛さは癒えることなどないのです 死別した瞬間から、哀しみや不安や辛さを抱えて生きて行くことになったのですから、死ぬまでこの荷物は抱えて生きて行くのです できるとしたら、慣れることくらいでしょうか… 小さくも無くなることもないけれど、慣れれば少しは楽になるかもしれません この傷につけるお薬があるとするならば、慣れることくらいでしょうかね そう覚悟して、明日も明後日も生きて行くしかないのだと思います でも、一度でも笑える時があれば それが幸せというものです…ね ほんと、生きるって大変な事なんですね 明日も、大変なことに向き合って上手にやり過ごしたいと思います 一人で持たないといけなくなった、重い荷物を抱えて 明日も、歩みたいと思います 今日もお読みくださってありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ 今日も読んだよ~~~とポチっとして頂ければ嬉しいです ⇩ フォローはこちらから宜しくお願いします ⇩ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.05 22:21:02
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