今日は週末なので、書類整理をしていたら少し遅くなってしまいました
帰りに、美味しいシフォンケーキ屋さんの前を通ったので吸い寄せられるようにお店に入ってしまって…
今週の自分へのご褒美に、久しぶりに買って帰りました
ケーキをどうしても食べたくなる時は、疲れが溜まっていることが多いです…
昨日は、途中でお話を終えてしまって申し訳ありませんでした
再婚された男性は、昨日ランチでご一緒していた知人の叔父様に当たる方でした
なので、知人は姪に当たります
叔父様が、後悔のような悩みを実の子供たちに言えないので
小さい頃から仲の良かった姪である知人に相談されていたそうです
ところが、、、
話が進展する前に、急にお亡くなりになって
それからが、大変で…
叔父様には二人のお子様がいらっしゃって、知人からすれば従兄妹さんです
叔父様が亡くなられたことで、再婚された奥様と従兄妹さんとの遺産分割のお話が始まりました
法律上は、妻が半分で残りの半分を子供たちが等分です
奥様は3/6、子が二人と養子が一人なので子は1/6ずつになります
奥様と養子さんが一緒なので4/6…2/3
ご主人が残された全財産の三分の二を遺産として相続する権利を持っていることになります
しかし
財産の内訳は
広い土地と大きな建物の不動産は、ご先祖様から相続した物
預貯金は、亡くなられた奥様と子供たち2人が協力して築き上げられたもの…
再婚されてから築かれた財産は、ほとんどなかったらしいのですが
再婚相手の奥様は、法律上の権利の全てを相続すると言って
住んでいた大きな不動産を売って換金して、二人のお子さんに売上代金の1/6を渡すと仰ったそうです
それから、従兄妹が知人のところへ相談に来られて親戚を巻き込んで大騒ぎになって…
お金の問題ではなくて、亡くなられた実母が使っていらっしゃた家具や遺品がまだ家の中にはたくさんあって、もちろん亡くなられたお父さんの遺品整理もできていなくて…
家だけは売らないで欲しいと懇願されたけれど
売らないなら、従兄妹二人に買い取って欲しい…自分の相続分相当の価額を支払って欲しいと言われたのです
例えば、不動産の価値が3千万だとすると三分の二なので、二千万円渡してもらえれば家は従兄妹達のものになる、という理論です
法律的に間違ったことは言われていない(弁護士も依頼されていたので)ので、従兄妹さん達も弁護士に依頼して話し合いを続けていらっしゃるそうです
法律的に問題が無い…という事をよく聞きますけれど
私は、法律の前に人の道ではないかと思っています
法は、『緻密に作られているように見えて完璧を目指す途上にあるもの』ではないかな、と私は思っているのです
だから、お話を聞きながら哀しくなってきました
まずは伯父さまが結婚をしようと思われた時、先々に必ずこういう問題が起こるから家は子供たちに残すから、とかそういう話はしておかないといけなかったと思います
そういう話をされなかったとしても
結婚相手が、結婚する前から持っている財産はそもそも固有財産なのだから
当然に自分のものになるなんて考えてはダメだと思うのですよ
亡くなられた奥さまが使われていた家具や品物が残っているところで
当たり前のように、新しい生活を始めることに無理があるし、問題ですよね
死別してから再婚されて、新たな家族を作って幸せに暮らしていらっしゃる方もおられます
二人だけで始める結婚生活ではなくて、関わる方がいらっしゃる時は
諸々の気遣いや、先々を見据えた話し合いをしてからでないと
周りの方が不幸になられる種を残すことになるのでしょう
再婚された奥様も、養子さんと二人でこれから生きて行かれるので
綺麗ごとではなくて、お金は必要ですものね
誰かが悪い…という犯人捜しのような事ではなくて
皆が少しずつ我慢をされて、皆が少しずつ気持ちが満たされるような解決ができますようにと願いました
死別という、力を全て抜き取られるような最悪な出来事を経験して
その後、一生懸命に生活をしている中で
残りの人生を一緒に歩いて行きたいと思える人に出会えたならば
それは、とても幸せな事だと思います
そんな幸せな出来事に出会われた時は、冷静に慎重に周りの事にも気を配って考えることが大切なことだなと、また一つ知ることができました
生きて行くことは
本当に難しいことがあるのですね…
柚子のシホンケーキ 柚子の香が口の中に広がって生クリームも美味しかったです
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