春の「飛騨高山&白川郷 」(その1)
11月に入ったことだし、忘れないうちに今年の旅行話を書いておこうかと思う。暇な時に、少しずつアップします。4月に母を連れて、2泊3日で飛騨高山&白川郷に行ってきた。高山と白川郷は、母がずいぶん前から一度行ってみたいと言っていた所。どうせなら桜の綺麗な時に行こう、ということになった。4月の高山は、春の高山祭りが有名。この時期は混むから予約も取れないだろうと思い、わざわざ高山祭りの翌週の金・土泊にしたのであるが、予約を入れたら、「高山市の合併記念で、お客様がお泊りになる土・日に特別に屋台曳き揃えがありますよ。」と、宿からのメールが。偶然にもいい時に予約を入れたらしい。ラッキー♪さて、泊まったのは「おやど 古都の夢」。決め手は、駅から近くて温泉であること。白川郷行きの観光バスは朝早い時間に出るので、駅から近いのは必須条件。また、高山市内の宿は、「温泉あり」と「温泉なし」の宿があるので要注意。ここは温泉で、小さいけれど露天風呂もありました。まあ、街中にあるので、露天っていう感じはあまりしないけれどもね。でも、お湯はとっても気持ちよかったですよ♪数年前にリニューアルしたばかりで設備も綺麗だし、女性の宿泊客には好きな浴衣を選べるサービスもある。部屋ごとに、かわいらしい飾り付けがしてあって、まさに若い女性向けの宿だと思いました。料金は、2名1室でお一人様15,000円~25,000円くらい。高山に到着した日は、4月下旬とは思えない、時々小雨が降ったりするとても寒い日でした。宿に荷物を預けて、市内を散策。まずは、飛騨国分寺へ。ここには、天然記念物の樹齢1200年の大銀杏が有名。左が三重塔。右が大銀杏国分寺から上三之町へと歩く。江戸時代や明治時代に建てられた町屋造りの家屋が並んでいて、なかなか良い雰囲気。途中のお店で、かわいいフクロウのぽち袋を買いました。表にはフクロウの子供。裏にはかわいい小鳥の絵。あまりに寒いので「喫茶手風琴」でクレープ&コーヒーで一休み。エネルギーを充填してから、桜が満開の中橋へ。曇っているので桜の色もいま一つのような気がする。橋を渡り高山陣屋へと歩く。陣屋とは、郡代・代官の役所、役宅、御蔵、御門などの総称で、全国でも唯一江戸時代の陣屋が当時のまま残っているのはすごいと思う。入ると、ちょうどガイドのおじさんが前の人たちに説明をしていたので、ちゃっかり一緒に聞きました。これは、高山陣屋の庭。向こうに見えるのは、柿葺(こけらぶき)の屋根。さて、宿に戻り、ロビーでウエルカム・スイーツをいただきながらチェックイン。最近は、こういうサービスをする旅館が増えてきましたね。好みの浴衣を選んでから、お部屋へ。部屋は「和紙の間」でした。宿のパンフからの写真です。上は門を入ったところ。下はロビー。温泉でのんびりした後は、食事処での夕食。地元の食材を生かした創作料理です。少しずついろいろな物が楽しめて、女性にはピッタリのコースでした。先付:飛騨そば揚げ小鉢:蜜烏賊のイタリアン風八寸:旬の前菜七種盛り台物:飛騨牛の朴葉ステーキ吸物:昆布すり流し仕立て 筍身丈造里:日本海の幸と生野菜のカルパッチョ蓋物:真鯛桜蒸し焚合:蕨信田巻き春野菜添え焼物:キングサーモン鶯マヨネーズ焼き冷菜:初鰹の叩きサラダ風留椀:赤出汁御飯:筍の出汁茶漬け香物:飛騨の漬物三種盛り水物:マンゴゼリー寄せ 抹茶蕨餅 季節のフルーツさて、お腹いっぱいになって部屋に戻ると、夜食のおにぎりとお漬物がおいてあるではありませんか!こういう、ちょっとした心遣いって、うれしいですね。お腹いっぱいのはずだったんだけれど、しっかりいただきました。さて、一日目が無事に終わり、明日はいよいよ白川郷への旅が待っています。(その2へ続く....)人気blogランキングへ