初夏の「八ヶ岳 - 清里&野辺山 2泊3日の旅」(その3)
「八ヶ岳 - 清里&野辺山 2泊3日の旅」も最終日に突入です。朝、目を覚まして外を見ると、前日からの雨は上がっているではありませんか上空の雲もかなりの勢いで流れていて、雲の切れ間から薄日が射しているこれなら、昨日は霧に煙っていた「美鈴池(みすずいけ)」から八ヶ岳が見えるかも。というわけで、そそくさと支度を済ませて、朝食前に「美鈴池」まで急いで行ってくることにしました。何しろ、山の天気は変わりやすいから、雲が出てくる前にたどり着かなくては白樺が並ぶ散歩道では、木漏れ日がちょっとまぶしい15分ほど歩いて「美鈴池」に到着です。思ったとおり、木々の向こうに八ヶ岳が見えるではありませんか。水面にも山影がうっすらと映っています。「ラッキー」気分良く、ホテルに帰ります。だんだん陽射しが強くなってきました。いいお天気です。満開のコナシの木が、日の光を浴びて輝いていましたよこちらは、部屋の窓からの風景。真っ青な空に白い雲。八ヶ岳もはっきり見えます。ところで、「八ヶ岳高原ロッジ」では、いたるところに綺麗な花が飾られています。どれも、敷地内で咲いている花たちなんですよ。これは、朝食をとった「花暦(はなごよみ)」に飾られていた花。サラサドウダンの大きな枝の下には、赤いレンゲツツジが彩りを添えています。そろそろチェックアウトの時間です。手続きをしていると、小池支配人がわざわざご挨拶にきて下さって、またまた恐縮してしまいました。楽しかった滞在のお礼を言って、「八ヶ岳高原ロッジ」を後にしました。そうそう、お留守番のだんなにも、ちゃんとお土産を買ったんですよ。左が、だんな用の<フクロウ>のストラップ。右が、私用の<ルリビタキ>のストラップ。かわいいでしょ♪ホテルのマイクロバスは、一路「野辺山駅」に向かいます。「野辺山駅」は、JRで一番高いところにある駅だって知ってました?標高は1,345.67mです。ところで、1,345.67mって、覚えやすいと思いません?ほら、2が無いだけで、1から7まで数字が並んでいるじゃないですか。2抜きの「1,345.67m」。覚えましたね!野辺山駅と清里駅の間には、「JR最高地点」があります。というわけで、ここで記念写真を撮るのが、今日の目的。徒歩30分くらいだというので、のんびりと歩くことにします。緩やかな上り坂になっている線路沿いをポクポクと歩いていくと、両側には牧草地&野菜畑が広がるだけで全く何もありません。右手の畑の向こうに八ヶ岳が見えていたのですが、歩いているうちにどんどん雲が湧いてきて、ついには隠れてしまいました。とても向こうに雄大な山があるとは思えません。やっぱり、山の天気は変わりやすいんですね。しばらく歩くと、「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」のパラボラアンテナが遠くに見えてきました。歩いているうちに小海線と遭遇したので、すかさずパチリのんびり歩くこと30分。こちらが木製の「JR鉄道最高地点」碑です。高さ6mもある立派な碑です。標高は1,375mですよ。線路を渡った反対側には、「日本鉄道最高地点」の石碑があります。お昼は、ここの近くにあるその名も「和風レストラン最高地点」で食べることにしました。山小屋風のお店は、手打ち蕎麦が人気なのだそう。昨日からカロリーが高いものばっかり食べているので、ここではあっさりとした山菜蕎麦をオーダー。ちょっと固めのお蕎麦には、いろいろな山菜がてんこ盛り!でした。窓の外からは八ヶ岳が見えるはずなのですが、雲に隠れて見えなかったのだけが、ちょっと残念。元気回復したところで、また2kmの道のりをテクテクと戻ります。本当に何にも無い静かな田舎道です。車もほとんど通らないんですよ。線路脇では、満開のコナシの木がひっそりと佇んでいました。のんびりと歩いて、野辺山駅に戻ってきました。帰りの電車が来るまでの間、ソフトクリームを食べて待つことにします。さすが高原だけあって、お土産屋さんのソフトクリームといえども、美味しかったですよ3日間の旅も無事終了。後は電車に乗って帰るだけです。母も満足したようで、良かった、良かった♪それにしても、良く歩いたな。お疲れ様でした人気blogランキングへ