英語との出会い
半年前から毎週火曜日、子供向けの英会話教室に通っています。英会話といっても、イギリス人の先生とゲームしたりダンスしたりお絵かきしたり。遊びの中に英語があるという感じで、親も一緒に参加。私にもいい刺激になるし、息子もすごく楽しそうです。とはいえ、2歳になったばかりの当初は、ようやく日本語が身につき始めた時期。まわりが話す言葉を必死で理解し、自分が話したいことをなんとか言葉にしたいという意欲まんまんの時期だったので、突然、また、英語というまったくはじめての言葉を話す人が目の前に現れて困惑した様子でした。先生と一緒に動物の絵本を見る。せっかく覚えた、「ぞう」とか「かば」とかいった動物の名前を得意気に言っても反応してくれないうえエレファント、ヒッポとくる。何がなんだかといった感じで、息子は最初いつも悔しがっていました。「なんで~!エレファントじゃなくってぞうでしょう!」って先生に必死に食い下がっていました。ちょっと失敗したかなと思ったものです。英語を聞かせるならもっと早い時期、まだ言葉のしくみが理解できていないくらいの方が、音楽みたいに自然に入ってくるのかなと考えたりしました。別に息子をバイリンガルにしようとか息巻いているわけではありません。こんな風に通ったことも時期に忘れるだろうしとりあえず今、こんな経験もいいかなと思って遊びのつもりで通い始めたのですが。そんなこんなでしたが、なんとか半年。どんどん日本語を使いこなせるようになった息子は英語に関してもある一定の理解を示すようになってきました。自分が話しているのはにほんご、でも、そのほかにも自分がわからない、えいごという言葉があるということを知っています。先生はほとんど何を言っているかわからないけどそれでも一緒に遊べる。覚えた英語は、「Here,you,are」「Thank you」というやりとり。「hello」「How are you」という挨拶。あと色の名前と数くらいでしょうか。日常生活の中でも時々、「これは英語でなんというの?」とモノの名前を聞いてきたり、道で外国人にすれ違うと「英語の人だ」と嬉しそうです。ただ最近はもっと説明が必要になってきました。外国人はみんな「英語の人だ」というからです。やっぱり適当にやりすごしたくはない。地球儀を回して、自分たちが暮らしている日本そして、ほかにもいろんな国があって言葉もいろいろある…ということをまだ3歳にも満たない息子と時々話し合ってます。どこまで理解できてるのかはわからないけどそういうことに興味を持てるようになったことは素直に喜ばしいです。