神田沙也加さん ご冥福を祈ります。
若い方が亡くなるとなんか悲しいですよね。私の生涯で初めて会った最初の有名人です。私がまだ若い頃? とある遊具メーカーに勤めていました。その会社に入社して初めて大型の汽車の設計を任されたんです。場所は小田急御殿場ファミリーランドです。若かったので色々新しい要素を取り入れて設計したものでした。設計と言っても電気設計なので機械の事はよく分かっていませんでした。オープン後1ヶ月近く過ぎた頃に現場から連絡があり、下り坂で速度オーバーの異常が出るとのことでした。解らないまま現地修理に行ったときです。神田正輝さんと松田聖子さんと神田沙也加さんに会いました。現地では結局電磁ブレーキの当たりが出て若干滑り気味でした。当たりがつくと後は調整しそれからは正常な状態に戻ります。その後に電気のコントローラーの調整をして終了です。園の方に終了の連絡をして一斉放送が入りました。その後暫くすると何十人者若い人たちが汽車の周りにカメラを持って現れました。私は「この汽車メチャ人気あったんですね~」と担当の方と話していました。最初のお客さんが乗り、一周回ってきた時に小さな子どもがホームから身を乗り出していました。私「危ないからもう少し下がって待ってね~ ^^」その小さい子の体をそっと後ろに寄せました。横で一緒に行っていた会社の子が私の横腹を突き、「あれ、松田聖子さんと神田正輝さん違う?」よく見ると今まで見たことのないオーラを纏って3人が立っていました。身を乗り出してみていた子は神田沙也加さんでした。「可愛いね~」 思わず口からこぼれました^^実はその時、嬉しいのと真逆の感情で私は心臓が止まりそうでした。なぜかって? だって私が初めて設計した汽車にこんな有名人が乗って万が一事故やトラブルが起きたらどうしよう!! 乗車してから降車するまで心臓が張り裂けそうでした。一緒に行ってた同僚はテンションマックスですww無事に何事もなく皆さん降車されて私もホットしました。その後神田正輝さんが沙也加さんを肩車して次のアトラクションへと消えていきました。同時に大勢のパパラッチさん達も居なくなり平和な日々が戻りますwwあの時小さく可愛かった沙也加さんがこんな悲しい結末を迎えるとは夢にも思いませんでした。ご冥福を祈りいたします。