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カテゴリ:北海道のワイン
この画像は北海道ワインさんの雪の祭というスパークリングワインについていたリーフレットです。えっ?と思われた方多いのではないでしょうか。
昔北海道ワインさんに伺った際に、酒石がゴミや不純物と勘違いされて返品になったりクレームが来るという話を伺いました。 確かにワインの情報をあまり知らない消費者にとってはせっかく購入したワインに何か混入しているとそれが酒石やおりであっても不純物と捉えられてしまうのが現状のようです かつて山梨県等の戦前からの葡萄農家や醸造所では太平洋戦争当時、潜水艦のソナーとして酒石の結晶体を聴音材にするため国を挙げてワインの製造に力を入れた。 国産ワインはそれで物資の無い贅沢を禁止した時代に辛うじて保護された嗜好品産業のひとつであると私の恩師(E社長)から数年前に伺ったものです。 その戦時中のワイン奨励の模様は戦意高揚の為のポスターやニュース映像等で残っています。 ※ネットで検索したところソナーに使われるのはロシェル塩といわれる「酒石酸ナトリウムカリウ ム四水和物」だそうです。 品質の良い葡萄から作られるワインにキラキラ光る酒石が見られます。 二年前長野のとあるワイン醸造所に伺った際にタンク洗浄の排水溝にびっちり酒石の結晶がついていてそれは美しかったです 非常に簡潔に説明すると、そもそも酒石は、(有資格者の皆様には非常に懐かしい→りんご酸やクエン酸、ガラクチュロン酸と同じく)酒石酸という葡萄由来のワインに含まれるうまみ成分を含んだ有機酸とカルシウムが結合したうまみ成分の結晶なので、ワインの底の酒石の結晶を飲んだ程度で人体には全く影響はありません てゆうかグラスの底でキラキラしていたらダイヤのかけらみたいでとても綺麗 北海道で育った爽やかなミュラートゥルガウのスパークリングを是非ご賞味あれ! 赤のセイベルもありますが楽天にはまだどこからも出品されてはていないのですね… それもそのはず!アマさんに教えて頂きましたが、北海道限定です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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