食前の祈り
ちょっと特別な友達と、食事に行くことになった。まあ白状すると、私は毎回食前に祈ってるわけではないのだが、今回はとても大切な友達と食事をともにするんだから、ちゃんとお祈りをしないといけないな、と思った。たぶん、むこうじゃなくて、私がお祈りをリードしないとだめだろう。で、英語じゃないとだめ。しかし、私は即興ですらすら祈れるほど英語うまくないです。だいたい個人的な祈りはすべて日本語でやってます。というわけで、英語版の典型的な食前の祈りを下調べ。私がいま使っている祈り本(月刊誌)にでている食前の祈りは、今月はLoving Father, we thank you for your countless blessings, especially for the gift of your Son, for the Church, for our faith and now for this meal.Bless this food and the love that unites us. Keep us for ever grateful and generous in your service.We ask this through Christ our Lord.Amen(だいたい訳;愛する父よ、あなたの計り知れない祝福、特に御子、教会、信仰、そして今いただく食事を感謝いたします。この食物と私たちを一致させる愛を祝福してください。私たちを常に感謝と寛大のうちにとどめてください。私たちの主キリストによって。アーメン)たしかにいいんだけど、高尚、長過ぎ、そして毎月すこしずつ変わるので(典礼暦にそっている)、しばらくこの本のお祈り使ってたことあるけど、ぜんぜんおぼえられない。そこでもっと簡単なのがないかとググってみると、あったあった。これだよ、いっつもうちの教会でみんなが当たり前のようにおっそろしい速さで唱えて、私はむにゃむにゃになってしまうやつ。Bless us, O Lord, and these Thy gifts which we are about to receive from Thy bounty, through Christ our Lord. Amen. (だいたい訳;主よ、私たちと、あなたの恵みから私たちの主キリストを通していま私たちがいただくこの食事を祝福してください。アーメン)あー、必要なこと全部はいってるし、シンプルで2回読んだら暗記できた。これにしよう。日本語だと勝手に自分の言葉で祈ってしまうのであまり気にしなかったが(カトリックの日本語のスタンダードな食前の祈りって、私、自慢じゃないけど知らないもんね)、英語を使おうとすると、何を入れれば必要十分になるか考えてしまうよ。