青い花

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• 今年の1/24が終わり

  １月も半分以上すぎてしまった。ということは、今年の1/24以上が終わったわけで。さて、今年の目標ですが、仕事のこととかプライベート、いろいろありますけど、ひとつは「お祈りの質をあげる」ということで。いろんな祈りのなかで、「朝の祈り」というのがあります。一日のはじめに、自分が何にむかっているのか、何に結びついているかを確認するために、祈ることはとっても重要ですよね。しかし、寝起きの悪い私には結構問題でして。「神様、おはようございます」から始めなさい、と大昔に教えらて、全然進化していません。お祈りの言葉を洗面所の鏡に貼っておく、というアイデアを最近読んだので、早速まねしています。洗面所じゃなくて、もう少し滞在時間の長い、ドレッサーの鏡に。ドライヤーを使っている間に、祈れます。

  2008.01.18

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• ２００８年

  みなさま、たいへん遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。昨年のご厚情を感謝いたしますとともに、本年もどうかよろしくお願いいたします。年末、餅をついたのはいいが、その後忙しくて食べる暇もなかったので、全部冷蔵庫で無事新年をむかえました。今朝、略式お雑煮を食べて出勤したveronicaです（こんどの週末は休むぞい！）。とりあえず、週末にでもゆっくり新年の抱負を考えますです。あのう、一部の方、この分ではクリスマスカードはご公現にも間に合わないので、失礼させていただきます。でも元気です。いつもお祈りありがとうございます。これを読んでない方には、やっぱりなにがしかの近況報告をせねばなりますまい、、、、。

  2008.01.01

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• おもち！

  クリスマスにぜんぜん特別の料理をしなかったので、せめてお雑煮で新年の気分になれるように、おもちをつくりました。アメリカでも、お餅はアジア食料品店とか自然食の店にいくと売ってるんですが、前に住んでいた町では暮れになると自家製つきたて切り餅（つまり、真空パックじゃないってことです）まで売るお店があったのに対して、いま住んでいる町は、ほとんど中国仕様のお餅（円筒を斜めにスライスした感じ、ちょうどサラダにいれるキュウリのスライスくらいの大きさ、いためものに入れる）ばかりで、お雑煮用のがめったに無いんです。それでも餅米は売っていたので、自分でつくってみようと、、、。だれだったかな、昔、餅つき機持参でアメリカに留学した先輩がいましたよ。餅大好きだからって（笑）。私は、さすがにそんなものは持っていません。ほぼ完全手動でやりました。大学１年のとき、英語の授業で、何かのマニュアルを書く練習ってのをしたんですが、私たちのグループったら、だれが言い出したんだか、「日本の餅のつき方」を書いたんです（笑）！我が家は、私が中学生くらいになるまで、毎年ほんものの臼と杵でお餅をついていたので、餅のつきかたそのものに関しては私が監修し、みんなで英語に訳しました。前の晩に餅米をといで、一晩水につけて、翌朝、餅米をふかすにおいのなかで目覚めるんです。そして、ぺったん、ぺったん、子供は年の数だけの回数つきましたね。杵ってすごく重いと思ったんだけど、ある年、「こんなに軽かったっけ？」と思いました。今回は、かなり略式。ほんとは餅米をせいろでふかすんだけど、面倒なので炊飯器で炊きました。ちょっとおこげができちゃったけど、気にせず。ボウルにうつして、水をたっぷりすわせたすりこぎで最初すこしこね、だいたい米粒がつぶれたところで、ぺったんぺったんしました。ほんのちょっと、お米２カップでしたので、すぐできました。昔、一升のお米でお餅をついた時には、出来上がりにもまだ熱くて（たしか、あまり冷えてはいけないんだそうで、そういう意味でも時間があまりかからないように、子供は年の数しかつかせてもらえなかったんですね）臼から取り出すのものばしたり丸めたりするのも大変でしたが、今回できあがった時には、人肌くらいの温度になってました。できたてをひとくち味見。ふわふわ。つきたては、売ってる切り餅とぜんぜん違う味わいがあります。なにもつけなくても、甘いですね。あとはちぎってコーンスターチをつけて丸めました。これで、４人家族のお雑煮一回分くらいあります。問題は、我が家のこのお餅がお正月まであるかどうか（笑）。みなさんも、自宅でミニ餅つき、いかがでしょう？電話でこの話をしたら、「そこまでして、お餅食べたいの？」と母はあきれてましたが、食べたいっていうよりもですね、日本の文化とか季節のものを大切にしたいんですよ。

  2007.12.28

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• パウロ大先生は

  たしか独身だったと思うが、じつは過去に結婚していたんだろうか？こんなこと言うなんてw。「結婚する人たちはその身に苦労を負うことになるでしょう。わたしは、あなたがたにそのような苦労をさせたくないのです。」

  2007.12.27

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• 新しい視点

  †主の平和クリスマスおめでとうございます。イブの夜、寒かったのですがミサに行く前にさっぱりしようとシャワーを使い、その後ファンヒーターをつけた部屋でドライヤーをつかっていたら、突然真っ暗になりました（笑）。容量の高いもの２つ使っちゃいけなかったんだな、とすぐ気づいたのですが、ブレーカどこにあるかわからず。髪なまかわきのまま、ミサに行きました。翌朝おとなりさんに聞いて、やっとブレーカをさがしあてました。こりゃわからんよ。物置の、段ボール積んでる奥にありました。何があっても、こちらがどういう気持ちでも、毎年クリスマスになる。今年のアドヴェントの間使っていた黙想のブックレット、クリスマスの日の記述はこんなのでした。「クリスマスの頃になると、「今年は○○がいなくなって最初のクリスマスだ。」っていうふうに、亡くなったひとのことを思い出しますね。何年も前になくなった人のことでも、クリスマスの時期になると特別思い出します。ヨセフが亡くなった後にマリアとイエスが「すぎこし（一家のなかで父親が特別な役目をはたすユダヤのお祭り）」を迎えたときも、同じだったでしょう。マリアは夫を、イエスは父を憶ったでしょう。でもマリアにはもう一度、喜びと悲しみの混じった日がきます。私たちはイエスの本当の誕生日を知りません、でもマリアは知ってますよ。あなたが誰のことを憶っているにせよ、マリア様に話してごらんなさい。聞いてくれますよ。」ちょっと、私にとって新しい視点でした。

  2007.12.25

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• 親戚が来ても

  今朝はクリスマス前最後の日曜ミサでした。もう世の中は休暇モードになっていて、帰省している人がたくさんいます。ミサに出ている顔ぶれもいつもとだいぶ違いました。それでも、私の隣にはいつものご夫婦が座っていました。うちの教会は、ミサのあと毎週コーヒーとドーナツがあって、軽く朝食をとりながらダベる（交わりを持つ！）ことができるのですが、今日はそのご夫婦は「じゃあ、よいクリスマスをね！」とそそくさと帰っていきました。奥さんいわく、「もう、親戚みんな来てるんだけど、ミサには来ないのよ。みんなぼ～～～っと座って朝ご飯待ってるから早く帰らないと！」いいなー！親戚集まってるのに待たせておいてでも、日曜のミサには夫婦そろってちゃんと来るんだ。いや、夫婦そろって勢いつけてこないとやっぱり難しいのかも知れない。ご主人の親戚かな？ここの奥さんは前からカトリックだけど、ご主人は去年カトリックになったばかり。まあ、家族のなかで「ひとりだけ」教会にいくのと「二人だけ」教会にいくのは、えらく違うんじゃないかな、と思いました。

  2007.12.23

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• 待降節第４主日

  更新さぼっているあいだに、ろうそく４本つきました。今年はここからクリスマスまでが短い！（日本の教会は、２３日の日曜日かその前にお祝いしてしまったところも多いでしょうね。）このクリスマスに新しく洗礼をうける仲間たちのことを思い、祈っています。いま私のいる教会は、大人の洗礼式はイースターのみで、クリスマスにはありません。でも、洗礼はうけたけど、いろんな事情で教会を離れてしまった人はアメリカにもたくさんいます。クリスマスは、そういう人に声をかけて、私たちが家族であること、愛していること、心配していることを伝え、戻ってくるように誘う機会として勧められています。イエスさまは、失われた一匹の羊をさがしにこられたのだから。戻ってくる小羊、イエスさまにこれ以上のお誕生日プレゼントはないから、と。先日、ずっと教会を離れていて、１年ほど前に教会に戻ってきたという男性のお話を聞く機会がありました。彼は幼児洗礼ですが、青年期に堅信をうけなかったので、次のイースターの堅信にむけて準備中です。私は不躾にも、彼にこう聞いてしまいました。「どうして、堅信うけるんですか？私は成人洗礼なんで、洗礼と堅信込みじゃないとダメだったんですけど、堅信うけてなくても洗礼うけてたら他の秘跡ぜんぶうけられますよね？（いや、実は彼が聖職者をめざしているなら、堅信必須であるが、、、^^）」彼は答えました。「だって、自分の洗礼のこと、ぜんぜん憶えてないんだよ。」たしかに、自分の言葉で、共同体のなかで信仰告白する機会として、幼児洗礼者にとっては堅信って大切なんだな、と思った次第です。私は洗礼にはエネルギー使ったけど、堅信の記憶はどうも希薄で、まあ幼児洗礼も成人洗礼も一長一短だな、と思いました。でも青年期に堅信をうけた幼児洗礼者の多くが本当に本気になるのは、どうも自分の子供に洗礼をうけさせる時のようです。そりゃそうだよね、伝えられる側から伝える側になるんですから。昔、はじめて就職して半年くらいたった時に、上司に「仕事、慣れたか？」って聞かれて、「わかりません」って言ったら（といってもその時すでに単独当直してたんですが）、「来年、後輩がはいってきて教えるようになったら、ほんとに自分に身に付く。」っていわれましたが、何事もそうですね。

  2007.12.23

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• ごきぶり！！

  日本のみなさんには季節はずれでしょうが、ここ３週間ほど、うちには毎日ごきぶりが出て、まいってます。外がすこし寒くなったから入ってきたのかな？気温が低いせいか、飛ぶわけでもなくけっこう鈍いので、みつけ次第おいかけまわしてつぶしたり（捕獲率９５％くらい）、てってーてきに掃除して３ヶ月残留する殺虫スプレーを床にまいてみたり、ほーさんだんごをおいたりしてみているのですが（ホイホイはいやだ、くっついてまだ動いているのが不気味だから）、なかなか絶滅できません。む～～～。ごきぶりはなぜ嫌われるか。それは、姿形のせいではないんです。（人によってはそれも大きなファクターでしょうが。）ふさわしくない所にでるからだ！！！君や君の形跡が私の視界に入りさえしなければ、私は攻撃しないよ。分をわきまえることは本当に大切だよ、おたがい。

  2007.12.18

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• 実話

  これであなたも、ものごとは偶然おこるのではないとわかるでしょう。新しい牧師とその夫人が、最初の仕事として与えられたブルックリン郊外の教会の再開のために、１０月はじめに、期待に胸をふくらませて到着しました。教会の建物は、とても荒れていて、たくさん手入れが必要でした。彼らはクリスマスイブに最初の礼拝が持てるようになんとかしようという目標をたてました。彼らは一生懸命働いて、椅子を直したり、壁を塗ったり、ペンキを塗ったりして、１２月１８日には予定よりも早く、仕上げを残すのみとなりました。１２月１９日にひどい嵐があって、その地区は暴風雨が２日間続きました。１２月２１日に、牧師は教会がどうなっているか見に行きました。屋根が雨漏りし、正面の、説教壇の真後ろの壁が、ちょうど頭くらいの高さから６メートル　x　２．５メートルほどの範囲で落ちていました。牧師は床に散らばっていたものを片付け、クリスマスイブの礼拝は無理だな、と考えながら家にむかいました。道すがら、地元の商店がチャリティーのために蚤の市をしていたので、寄ってみました。手作りの、アイボリー色の、非常に美しいかぎ針編みのテーブルクロスがありました。ちょうど真ん中に、十字架が刺繍してありました。壁の穴を隠すのにちょうどいい大きさでした！牧師はそれを購入し、教会に戻りました。教会に着くころには雪が降り始めていました。向こうから年配の婦人がバスに乗ろうと走ってきましたが、間に合いませんでした。牧師は、４５分後の次のバスを暖かい教会の中で待ちませんか、と彼女を誘いました。婦人は教会の席に座り、牧師がはしごやら何やらを使ってテーブルクロスを壁掛けとしてかけるのをぼんやりと眺めていました。壁掛けは信じられないほど美しく、しかも壁の落ちた部分をすっかり隠し、牧師は満足でした。さて、牧師は婦人が中央通路を歩いてくるのに気づきました。彼女はひどく驚いているようでした。「牧師さん。どこでそのテーブルクロスを手に入れましたか？」牧師は説明しました。「右下の角に、EBGというイニシャルが刺繍してないかどうか、見てくださいませんか？」ありました。それはその婦人のイニシャルで、そのテーブルクロスは彼女が３５年前にオーストリアで作ったものだったのです。牧師がそのテーブルクロスを手に入れたいきさつは、婦人にとっては信じがたいものでした。婦人は、戦争前には彼女と夫はオーストリアで裕福なくらしをしていたことを牧師に話しました。ナチスがきたとき、彼女はオーストリアを去らなければなりませんでした。夫も一週間後に来るはずでしたが、つかまり収監され、二度と妻に会うことも帰ってくることもなかったのです。牧師はテーブルクロスを彼女にあげたいと思いました。しかし、彼女は教会で持っていてほしいと言いました。そこで牧師は、せめて彼女を車で家まで送りたいと申し出ました。彼女はスタテン島のむこう側に住んでいて、その日、掃除婦の仕事でブルックリンに来ていたのです。さて、クリスマスイブの礼拝は大成功でした。教会はほとんど満員でした。音楽も雰囲気も最高でした。礼拝の最後に、牧師と牧師夫人は玄関で皆を見送り、たくさんの人が、また来ますと言っていきました。ところで、前から近所でみかけていた老人が席にのこり、じっと何かを見つめていました。牧師は、なぜ帰らないんだろうといぶかりました。老人は牧師に聞きました。「あの壁にかかっているテーブルクロスは、どこで手に入れましたか？何年もまえ、戦前にオーストリアに住んでいたときに妻がつくったものとそっくりです。あんなに同じものが二つあるとは思えません。」老人は牧師に、ナチスが来て妻を逃げさせたこと、彼も後を追うつもりだったが捕まって収監されたこと、そして３５年、妻にも会えず家にも帰っていないと話しました。牧師は老人に言いました。「ちょっとドライブに行きませんか。」そう、スタテン島の、３日前に老婦人を送った家にむかったのです。牧師は老人がアパートの３つの階段を上るのを助け、ドアをノックしました。そこには最高のクリスマスの再会がありました。これは実話です。投稿者；ロブ・リード牧師神が不思議な方法で働かないなんて言うのはだれでしょう。私は今日あなたのために祈った時に、主に、あなたを祝福してください、導いてください、まもってください願いました。神の愛はいつもあなたとともにあります。神の約束は真実です。そして私たちがすべての思いわずらいをささげるとき、わかってくださいます。だから、道がけわしいとき、私がここで祈っていること、あとは神様がしてくださることを思い出してください。これを、あなたが神様に祝福してほしいと思うひとにまわしてください。そして、まずあなたへの祝福を神様に願ったひとにも送り返すことを忘れないでくださいね。神様しか残されていないとき、その時こそ必要なのは神様だけだってわかります。６０秒だけ使ってください。これを送ってくれた人のために、この小さな祈りを唱えるだけです。父なる神よ、今日かれらに何が必要であるにせよ、私のすべての友と家族を祝福してください。彼らの生活があなたの平和と豊かさでみたされ、彼らがあなたとより親しい関係を求めるときに、力が与えられますように。アーメンそれから、これを最初にあなたに送った人を含めて、５人の人に送ってください。数時間のうちに５人のひとがあなたのために祈り、たくさんの人が他者のために祈ることになります。そして、あなたの生活のなかで神の働きの力をじっくり見てみてください。P. S. ５人でいいですが、もっとたくさんならよりよいです。＝＝＝＝＝＝＝というチェーンメールが友達から今日、来たのですけどね。メールサーバーに負担をかけるよりも、こうしたほうがたくさんの人に読んでもらえるかと思って、翻訳してブログにのせました。＊ブルックリンはニューヨーク地区のひとつ、マンハッタンの南です。スタテン島はやはりニューヨーク、河をはさんでブルックリンの西隣の島、ブルックリンとは橋でつながっています。

  2007.12.13

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• 何を信じているの？

  中学生のころ毎週水曜日の放課後に、聖書の会がありました。私はカトリック学校に行ったので、毎週１時間ずつ宗教の時間があったのですが（私のクラスは月曜日の１時間目が宗教でした！）、そのほかに、もっと聖書に親しむために、宗教の先生だったシスターがが放課後に課外の聖書の会をしてくださっていたのです。一学年２５０人のうち、数人から十数人が参加していたでしょうか。いや、私の一年下の学年も合同だったので、５００人のうちの数人から十数人だったのですね。私は最初ちょっと冷ややかにながめていたのですが、ある時からクラスメートに誘われて参加するようになり、その友達が参加しなくなっても毎週続け、なぜかほぼ２年間、その先生が私たちの学年を離れて聖書の会をやめるまで残りました。生徒の多くはその中学校にはいって初めて聖書を手にした子でしたから、毎週、おもに福音書の超有名なエピソードをひとつずつ読んでは自由に感想や疑問を発表して、先生が質問に答えてくださっていました。いま思うと私の信仰の基礎はこの中学時代の聖書の会で養われたのですね。当時は子供で何も考えていませんでしたが、今にして思うとありがたかったですね。あるときこのシスターがこんなことを言いました。「もし、だれかに『あなたは神様を信じているっていうけど、いったいそれはどういうこと？何をどう信じているの？』って聞かれたらね、『神様が私たちを愛してくださっているっていうことを信じています』って答えればいいのよ。」当時の私ははっきりした信仰を持っていたわけではないけれど、キリスト教に興味をもっていることで友達や兄弟に冷やかされることもありましたから、とにかくそうか、そう答えれば正解なのか、と安心したのですが、このシンプルなクレドはその後ずっと私の助けになりましたね。自分の何がどう罪なんだかわからなかった時にも、自分がいやになった時にも、教会がいやになった時にも、でも神様は私を愛してくださっている、無条件にうけいれてくださる、と思い続けることができました。中学１年のクリスマス、学校で生徒全員に天使の絵のついたカードが配られました。その裏に印刷してあった聖句が、私のはじめて暗記した聖句でした。神はおん独り子をお与えになるほどこの世を愛された。それは、彼を信じるひとがみな滅びることなく永遠の命をうけるためである。ヨハネ３章１６節

  2007.12.12

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• 百人隊長の枝葉末節

  2007年、待降節第一月曜日、福音書の朗読箇所はマタイ８章５－１１。さて、イエスがカファルナウムに入られると、一人の百人隊長が近づいて来て懇願し、「主よ、わたしの僕が中風で家に寝込んで、ひどく苦しんでいます」と言った。そこでイエスは、「わたしが行って、いやしてあげよう」と言われた。すると、百人隊長は答えた。「主よ、わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。ただ、ひと言おっしゃってください。そうすれば、わたしの僕はいやされます。わたしも権威の下にある者ですが、わたしの下には兵隊がおり、一人に『行け』と言えば行きますし、他の一人に『来い』と言えば来ます。また、部下に『これをしろ』と言えば、そのとおりにします。」イエスはこれを聞いて感心し、従っていた人々に言われた。「はっきり言っておく。イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。言っておくが、いつか、東や西から大勢の人が来て、天の国でアブラハム、イサク、ヤコブと共に宴会の席に着く。通常「ただ、ひと言おっしゃってください。そうすれば、わたしの僕はいやされます。」と言った異邦人である百人隊長の信仰が説教のメインですね。ところが今回私の心をとらえたのは、「わたしの下には兵隊がおり、一人に『行け』と言えば行きますし、他の一人に『来い』と言えば来ます。また、部下に『これをしろ』と言えば、そのとおりにします。」にもかかわらず、「わたしの僕が中風で家に寝込んで、ひどく苦しんでいる」のでわざわざイエスのもとに足を運んだ部下思いの百人隊長。僕が仕事ができないと困るからでなく、「ひどく苦しんでいる」僕のためになんとかしようと自らイエスのもとに向かった百人隊長。こういう人だから、「主よ、わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。ただ、ひと言おっしゃってください。そうすれば、わたしの僕はいやされます。」というへりくだりと信仰もあったのだな、と。対応するルカ福音書の箇所（７章１－１０）では「わたしの方からお伺いするのさえふさわしくないと思いました」ので「ユダヤ人の長老たちを使いにやって、部下を助けに来てくださるように頼んだ」ことになっていますが。いい上司ですね。自分も、かくありたい。自分に部下がつくようになってから、自分の上司への不満、というのはずいぶんセーブされるようになりましたけどね。

  2007.12.03

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• 生まれてはじめてのことをたくさんした

  今日は、年に２回ある教会の雑用日にはじめて参加して、生まれてはじめてのことをたくさんしておもしろかった。手伝えるひとは事前に名前と電話番号を司祭館に連絡してください、とのことだったので、２週間まえに司祭館の留守電に入れておいたのだが、何の連絡もなし。仕事とか持ってくるもの割り当てられるかと思ってどきどきして待ってたのに。（そういう重要な人もいるが、私のような雑魚はどうでもよかったんだろうな。）先輩に聞いたら、別に何も用意せずただ行けばいいと言われたので定刻の朝８時に行くと、またそこで名前と到着時間を書かされた。受付のおじさん曰く、「日当ちゃんと出るようにね。」そして、仕切りやのおじさんのところに行って、はじめて、何をさせられるかわかった。（仕事の割当も先着順だし、”日雇い”ってこういうのなんだろうか？と思いました。）最初の仕事は、幼稚園の遊び場にしきつめてある表土（チップみたいなの）がだんだん動いてフェンスから出てるから、スコップで戻して、そのあと遊び場全体に平に敷き詰める、というのだった。５人わりあてられて、狭かったので、４０分くらいで終わった。教会に戻って次に割り当てられたのは、小学校のグラウンドに表土をしきつめる、というもの。似たような作業。行ってみると、すでに１０人くらいが働いていた。幼稚園よりずっと広いので、三輪車も使って大掛かり。おじさんが三輪車で運んできた表土を熊手でならす、というのを１時間くらいやって、終了した。さて、教会にもどって水を飲み（ドーナツもあったんだけど、このエネルギー消費を無駄にしたくないのでがまん）、次にわりあてられた仕事は、小学校の教室のドアのペンキ塗り。やったー、ペンキ塗り、やってみたかったんだ！！！できるかとも、やったことあるかとも聞かれず、いきなりペンキと刷毛、ローラーをわたされたが、初めてなので、しばし他人の作業を観察。今回はマスキングテープが足りなくなってしまったそうで、マスキングなし。何の下処理もせず、ドアの汚れにペンキを上塗りして隠すわけね。前回のペンキ塗りがけっこうへたくそなので、上塗りも気楽。はい、自分もアメリカ人なみになら、ペンキ塗りできるということがわかりました（爆）。でも、ペンキ塗りって、自分の顔にファンデーション塗るのと基本的に一緒ですね。だから、初めてなのに男の人よりうまくできたんだと思う。手にちょっとペンキついたけど、服はぜんぜん汚さなかった。あーおもしろかった。お昼ご飯にホットドックをいただいて、終了時刻を記入して帰宅しました。今日は９８人も働いてたんだ。すごーい。時給５００円なら。。。。

  2007.12.01

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• クリスマスのにおい

  帰宅すると、ドアの前に箱が。数週間まえに教会で注文したクリスマスリースが届いていた。婦人会のひとが寄付あつめのために毎年注文をとっていて、でも私はアパートだし自分以外にだれも出入りがないドアだから、リースを飾ったことはなかったのだが、どういうわけか今年は勢いで注文してしまった。本物のモミの木でつくられていて、香りたかい。赤いリボンと松ぼっくり、姫りんごのかざりは自分でとりつけるよう、説明書がついている。こんどの週末にがざりつけよう。やっぱり本物はいい。視覚だけじゃなくて聴覚や嗅覚、触覚の伴う記憶って、とても鮮明に残りよみがえる。リースのにおいで思い出したのは、はじめて本物の木でできたクリスマスツリーをさわったときのこと。６歳のクリスマスの直前、私は扁桃腺の摘出のため、入院していた。小児科病棟に大きなほんもののクリスマスツリーがあって、触ったら手に松やにのにおいがついてびっくり。私にとって一番印象にのこっているクリスマスツリーは、我が家のでも教会のでもなく、この病院のクリスマスツリーなんだ。触って、手ににおいがついたから。あの入院のあと、ぐっと丈夫になった。

  2007.11.28

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• 今日の無駄遣い

  アメリカに来てからスーパーで珍しいものをみつけては買う、という遊びをしていたのだが、最近落ち着いてしなくなっていた。今日、またしちゃった（^_^;）。Malta（マルタ）という飲料があるのです。アルコールではないんだけど、普通のジュース・サイダーのコーナーじゃなくて、エスニックのコーナーにある。ペットボトルや缶じゃなくて、小さい（２００ccくらい）ガラスの茶瓶にはいってます。６本パックで１ドル９９セント。なんで１本ずつ売らないんだろな、と１年くらいにらんでいたのですが、今日、ついにカートに入れてしまいましたよ。冷蔵庫に１本いれて冷やし（たいていの飲み物は、ぬるいより冷えてるほうがおいしいでしょう、温めるのは冷やすのより簡単だし）、夕食のあと、あけてみました。色；コーラ色。ちょっぴり泡。泡のきえかかった黒ビールって感じ。味；水飴を気のぬけた炭酸水でわった味。うーん、ルートビアにくらべるとかなり「ひょろろろ～～」な味だ。慣れたらおいしいんだろうか？さて、これはいったい何ものなのか、ググってみました（買うまえにしろよ）。英語版Wikipediaによりますと、主としてカリブ地方で大麦からつくられる（しかしアフリカ諸国にもヨーロッパにもある）ノンアルコール麦芽飲料だそうです。ホップやイーストも使うから、まさに黒ビールのアルコールのないやつですね。あんまり苦味ないけど。ビタミンBが豊富だそうです。あんみつのシロップくらい甘いんだけど、ラテンアメリカのひとはこれにコンデンスミルクを混ぜて甘甘にして飲むそうだ。あと５本あります。ほしい方？？？煮物にでも使うかな。アドヴェントまえのお遊びでした。

  2007.11.25

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• いろんな商売がある

  郵便受けにはいっていた広告から。自分のすきな写真（自分とかペットとか子供とか）をコンピュータでアップロードして切手にする、というもの。アメリカの郵便局がやっている。日本にももうあるのか？切手にはバーコードがつくし、どうせ少額なので、偽造の心配はあまりないでしょう。でもさ～、記念切手の価値が下がるよね。アメリカは日本ほど記念切手やシリーズ切手の種類が多くないし、印刷もいまいちだから、こういうカスタム切手で稼ぐんだろうか？日本のお年玉つき年賀はがきには、「寄付金付き」というのがありますよね。アメリカでも毎年クリスマス用の切手を売り出すんだから、クリスマス切手に寄付金をつけたらいいのに。クリスマスはみんな太っ腹になってるから、いいと思う。

  2007.11.24

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• とほほ

  私、料理であまり失敗をしたことがなかったのですが、これは一生の不覚。卵サンドイッチをつくろうと思って、きのうゆで卵をつくって、そのまま冷蔵庫に保存したのです。入れた場所がわるくて、凍ってしまいました。むくのも大変だったけど、食べてみたら、黄身は大丈夫なんだけど、白身が高野豆腐状態です。フガフガ、パサパサ。まずい。まだ４個もあるのにどうしよう。どなたか、経験者、または解決方法の提案、ありませんか？

  2007.11.23

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• 日本よ、おまえもか

  テロリストの入国を防ぐため、外国人が日本に入国する際に顔写真と指紋をとることになったそうで。この制度、アメリカでは３年くらい前から実施されているんです。私も何回もやらされてますが、だいたい日本から飛行機で１０時間以上かけて飛んでくると、顔はむくんでるし髪は乱れてるし、飛行機の中が乾燥しているので手が乾いていてなかなか指紋がとれなくて、いいことぜんぜんありません。昔、日本が外国人登録の際に指紋押捺を要求していたとき、人権侵害だとして反対していた人のなかにはアメリカ人の宣教師もいたけど、あの人たちはいまこれをどう思っているのだろう？？と思ってきました。友達などに「なんて失礼な国なんだw。」と文句たれると、ものすごく恐縮されてましたが、お互い様になってしまいましたね。これから世界中がこうなっていくのだろうか？余計なカネがかかりますね。それに、ほんとにあくどい人間は、オフィシャルな空港からじゃなく、そのへんの海岸からとか山越えしてやってくると思う。それに、自国人にはテロリストはいないのか？？？安全を高めるために指紋とってもいいですけど、それ以外のこともちゃんとしてくださいね。日本には「衣食たりて礼節を知る」っていう言葉がありますよ（アメリカにはないんじゃないかな）。みんなの生活がある程度保証されて教育レベルが保たれれば、それなりに平和になりますよ。アメリカはねぇ、税金がっぽり集めるのに政府は戦争にカネつかって、教育とか福祉にあんまりお金を使わないの。だから貧富の差が広がるし治安がわるくなるのです。子供を公立学校に行かせてる親が、ポップコーンやらなんやら売って学校設備費を捻出しなくちゃならないって、健康保険のないひとがおおぜいいるって、どゆことやねん？そういうのがおかしいと思っているアメリカ人もいないわけではないのですが、多数派ではないのです。日本はアメリカの悪いところをまねしてはいけません。

  2007.11.21

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• perpetual Eucharistic adoration

  私は自分がカトリックだといっているのに、このブログにコメントしてくれる人はカトリックじゃないクリスチャンの人があっとーてきに多い。カトリックのひとは苦笑してロムってるのかなぁ。絶句？？？そんでも今日の話はすごーくかとりっくな話題です。ミサのときにいただくパンと葡萄酒が、象徴ではなくてパンと葡萄酒の形をとったキリストのおん体、おん血そのものである、キリストがそこに実在する、と信じるのはカトリックの最も大きな特色のひとつです。そして、キリストのおん体となったパンを保存しておいて緊急時などに拝領できるように備えるとともに、その教会に保存されているご聖体を訪問し、そこで祈るという文化があるわけです。だからカトリックの教会は、なんにも集会がないときにも開いているし、「ここにご聖体があるよ」というしるしの赤いランプがいつもともっている。尊いご聖体は、ふつう鍵のかかった聖櫃に安置されていて、そのそばに赤いランプがある。私は大人になってからカトリックになったけれども、どういうわけかぜんぜん疑いもなくこういう信仰、文化をうけいれた。ところで私のいま所属してる教会は、perpetual Eucharistic adoration（永久聖体礼拝）というのをここ１０年ほどやっています。永久聖体礼拝というのは、フランス革命のころに始まった習慣だそうで、最近では故ヨハネ・パウロ２世が強力に勧めていたのですが、教会のみんなが集まる大聖堂ではなく小部屋（つまりドタバタしない場所）にご聖体を常に「顕示」して（つまり聖櫃から出た状態）、その前で常にだれかが静かに祈っている（霊的読書でもいい）状態なのです。だいたい１時間交代で、何曜日の何時から何時まではだれだれ、という時間割をつくってやります。原則ひとり週１回なので、一週間で最低２４x７＝１６８人が動員されます。うちの教会では安全などのためにひとコマに２人ずつわりあてるので、一週間で３３６人が動員されます。よその教会の人も誘っていいのだけど、それでもそれなりに大きい共同体じゃないとできません。永久聖体礼拝をする教会は多くの恵みをうけ、召命もふえる、というのですが、そりゃそうだろう。ひとりひとりの祈りの時間がふえるし、穴をあけないためには密な連絡が必要で、共同体の組織、結束が強くなります。さらに、セキュリティの問題から、夜間早朝は女性単独参加禁止なので、たくさんの男性を動員することになります。教会って女ばっかりになりがちですが、これは成人男性信徒を動員する巧妙な方法です。私も、３３６分の１として、週に１時間をこれに捧げているのですが。もともと週に１時間より多く祈っていたわけだから、簡単なことです。しかも、私は自分の部屋じゃなくって聖堂にいって赤いランプの前で祈るの、もともと好きだった。だがしかし。駄菓子菓子。聖体顕示というのが、あらわすぎて、どうも苦手です。他の人は、キリストとの関係をとても親密に感じるんだそうですが、私は赤いランプのもと、鍵のかかった聖櫃の前のほうがときめいた。たとえは（とっても）悪いけど、パ○チラ（←禁止用語だった！！爆）はどきどきするけど、お尻丸見えだったらときめかないでしょう？？？こういうふうに感じるのは、私の個人的な問題なのだろうか。それとも「夜目、遠目、傘のうち」という文化のある日本人だからなのだろうか。、、、また絶句されるだろう。

  2007.11.15

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• 電気毛布

  電気毛布って、どういう仕組みになってるの？電線が通ってるはずなのに、どうして洗濯できるのだろう？よくわからないけど、とにかく寒いので買った。幼い頃、親に、「あれは、もしおねしょしたら感電して死んじゃうから、子供は使っちゃだめ。」と言われたが、おねしょしないもんねw。もう最強のダイアルにして使っているのだが、ぜんぜん暑くない。不思議なことに、電気毛布を使い始める前は、朝いつも寒くて目覚め、気がつくといつもふとんがベッドの下に落ちていたのに、電気毛布を使うようになってからは、目覚めたときにいつも電気毛布がかかってる。なんでだろ？それにしても、適温で眠るというのはとても大切なことなんだな。疲れのとれかたがぜんぜん違う。特に、お風呂に肩までつかれない今の住宅事情では、ベッドの暖かさがとても大切。

  2007.11.12

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• 無神論の映画注意報がきた

  このクリスマスシーズンにむけて公開される（日本では来年？）ファンタジー映画が実は無神論のものだから、承知しておいたほうがいいし、子供にみせないほうがいいかもしれない、というメールが教会学校の先生からまわってきた。（私、教会学校の生徒じゃないけどね、友達で先生してる人がいるのです。）そういうふうに言われると、どれどれ、見てみたいな、と思ってしまうへそ曲がりの私。同時に、これ以上の宣伝はないな、見たら作者の思うつぼかも、とも思ったりして。害があるかどうかは子供の大きさにもよるよね。ハリーポッターにもダヴィンチコードにも批判はあったが、こんどのものはもっと確信犯的らしい。最後に子供たちがよってたかって「神」を殺すんだそうだが、をいをい、大文字で始まるGodは、だれかに殺されうるような概念じゃなかろうが？神の存在をみとめたうえで神に従わずに生きるのもしんどいけど、神の存在を否定するのはもっとしんどいと思う。否定するためには熟知せねばならん。論理的にも、「ある」って証明するためにはひとつだけ「ある」って証拠をだせばいいけど、「ない」って証明には、普通の人は手をださないでしょう？それで映画だけど。「どっかから、タダ券こないかなぁ」と思ってしまうせこい私。

  2007.11.08

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• イエスは神であり人であったのか？

  人間やってて何がいちばんしんどいかと言えば、それは空腹になったり病気になったり死んだりすることではないと思う。体が一つしかないこと、一日が２４時間しかないことではないだろうか？特に、自分にとって大切な存在が複数あるのにすべてにじゅうぶん時間を使えないとき。まあ私はせいぜい複数の仕事または仕事と家族（全員おとな）のあいだの選択なので、さしたる苦労は目下ないが、友達は、幼い子供が２人いたときに、ひとりが重病になって、病院でつきっきりで世話するために、もう一人を長期間預けなければならなかったのが辛かったと言っていた。私の母は、嫁ぎ先の舅と実家の父親が同時に病気になり、父親を看取れなかった。そう思ってあらためて福音書を読んでみたのだが、イエスが「今はできないよ。おれだって体ひとつしかないよ。」っていう場面がぜんぜんないね。福音書の書かれた時代には、みんなイエスを直接知っていたから、人間性をそんなに描写する必要はなかったんだろうけど。ちょっとくらい、こういう記述を残しといてくれれば、忙しい現代人にうけただろうに。

  2007.11.05

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• ハロウィーンはあぶない

  はい、だいぶ日数たって、もうどうでもいいでしょうが、ハロウィーンの話題です。日本でもここ数年普及してきたそうですが、せいぜい飾り付けをするとか仮装パーティーをするとかお菓子をいつもより多く買う（消費する）とかでしょう。（そういや、私も１０年以上まえに、日本でカボチャの入れ物に入ったキャンディーをプレゼント用に買ったことがある。）アメリカのハロウィーンのハイライトは、仮装した子供たちが「お菓子よこせ～」といって夕暮れ時に家々をまわる、Trick or treatでしょう。私はいつも帰宅時間がおそいので、これに出会ったことはありませんでしたが、職場の人たち、特に子供（小学校高学年くらいまで）のいる家庭のひとは、Trick or treatの子供の引率、およびお互い様で自分の家でもお菓子を配らなければいけないので、１０月３１日にはそそくさと帰宅してました。今年は、近所に知ってる子がすんでいるので念のためお菓子を用意しましたが、結局仕事が定時におわらなくて、帰宅したのは９時近く。子供の訪問に応じてお菓子を用意してますよ、というサインはハロウィーンのかざりつけをして玄関に明かりをつけておく、ということなのですが、もうこんな時間にくる子もいないだろう、ということで、何もかざらずキッチンでもそもそ夕食をとっていると、、、午後１０時きっかりに、ドアをノックされたのです。まさか、と思ったのですが、３回もTrick or treatと言われたので、「ルール違反だぜ、、、」と思いながらドアをあけると、１０歳くらいのぜんぜん知らない子供が。「お菓子はあるけどさ、ずいぶん遅く来るね。一人できたの？」と説教にかかろうとしたところ、５メートルほど離れたところに親発見。なんだ、一人なら送ってってやるべえかと思ったけど、親いるならさっさと返そう（さすがに、常識ない親に説教するのはめんどくさかった）、ということで、お菓子をわたしてドアを閉めた。その後、１１時にもドアをドカドカノックされたが、これは無視。こんな夜遊びする悪い子にやる菓子なんてないわいw。だいたいうちは、ハロウィーンサインだしてないぞ？こわいですね～。ハロウィーンを装ってドアをあけさせ、ピストルつきだすってのもあるかも知れん。それに、お菓子だってさぁ、一応、包装した市販品だけど、完全密封のものばかりじゃない。まったく知らんひとからもらったもの、よく食べられるね？こういうところが、アメリカって妙にのんきなんだよね。一方で自衛のためとか言って鉄砲隠し持ってるひといるのに。よくわからん。日本人はもっと用心深いから、ハロウィーンの仮装くらいはしても、Trick or treat訪問は普及しないでしょうな。

  2007.11.04

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• コーヒー牛乳

  幼稚園のころ、週に３回お弁当の日があった。母は、３回のうち１回はおにぎり、１回はお弁当、１回はパンと決めていた。パンの日は、クリームパンとかジャムパンのこともあったけど、多くはサンドイッチ３切れ（一切れはハム、一切れは卵、一切れはキュウリ）だった。毎回３種類のサンドイッチを作るのは、めんどうだったろうが、母は栄養のバランスを考えてくれていたのだろう。それに、これは私だけのために作るのではなく、一才ちがいで同じ幼稚園に通う妹のお弁当、そして家にいる弟の昼食にもなっていた。パンの日は、お弁当袋に牛乳もはいっていた。１ヶ月に１回くらい、母は私たちの好きなコーヒー牛乳を買ってくれたが、ふだんは白い牛乳だった。ある朝、妹は出がけに「ママ、コーヒー牛乳にしてくれた？」と念をおした。母は「ええ、コーヒー牛乳よ。」と言ったが、私はその朝冷蔵庫にコーヒー牛乳が入っていなかったのを知っていた。お弁当の時間になって袋をあけてみると、やはり出てきたのはコーヒー牛乳ではなく普通の牛乳だった。私はもちろんコーヒー牛乳のほうが好きだったが、まあ普通の牛乳でも無いよりマシなので飲んだ。しかし年少組の部屋では騒ぎがおこっていた。妹は、かたくなに白い牛乳を拒否した。その時代の幼稚園というのは、お弁当を決して残してはいけなかった。きれいに食べ終わるまで、子供はずっと先生の監視のもとに座り続けさせられた。でも妹は「普通の牛乳いれたのに、ママがコーヒー牛乳だってうそついたから、飲まない。」といって譲らなかった。若い担任の先生では手に負えなくて、ベテランのシスターがかりだされたが（たいていの子は、このシスターが登場すると降参した）、シスターも妹に牛乳を飲ませることはできなかった。降園の時間になって迎えにきた母に「Hちゃんは、ママがうそついたからって、どうしても牛乳を飲みませんでした。」といいながら蓋をしなおした牛乳瓶をわたしたシスターの白いエプロンが、妙に記憶に残っている。妹は、牛乳よりコーヒー牛乳のほうがずっと好きだったけど、牛乳がきらいというわけではなかった。でも、母のその場しのぎに抗議するために、牛乳を拒否した。そして、妹はその日結局、コーヒー牛乳を手にいれたわけではなかった。こんなことを思い出したのは、「うそついた」といって抗議している人（大人）がまわりにいるからで。「うそついた」と言われているひとは、ちゃんと誠実に説明してあげてほしい。同時に、抗議している人には、抗議したからといって必ずしも自分の要求が通るわけでないことにも気づいてほしい。その場しのぎをする側にも、それなりの、やむを得ない事情はあるのだ。抗議するより、助けてあげてほしい。

  2007.11.02

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• 大切なひとに

  一行が歩いて行くうち、イエスはある村にお入りになった。すると、マルタという女が、イエスを家に迎え入れた。彼女にはマリアという姉妹がいた。マリアは主の足もとに座って、その話に聞き入っていた。マルタは、いろいろのもてなしのためせわしく立ち働いていたが、そばに近寄って言った。「主よ、わたしの姉妹はわたしだけにもてなしをさせていますが、何ともお思いになりませんか。手伝ってくれるようにおっしゃってください。」主はお答えになった。「マルタ、マルタ、あなたは多くのことに思い悩み、心を乱している。しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」ルカ１０章３８－４２節「マリアは良い方を選んだ。それを取り上げてはならない。」っていうのは、祈りが大切だよ、どんなに立ち働いても、神にむかう心がなければ、愛がなければ意味がないのだから、すわって話を聞く方があれこれのもてなしに思い煩うより良いことなのだよ、という意味だろう。文脈から自然にそう読み取れる。でも、「良い方」は「マリアにとって良い方」「まわりにとって良い方」でもあるな。さる週末、６ヶ月宿題コースのフィナーレ、黙想会をした。私にとってはなんだか黙走会だった。ホスト側の、特に諸々がスムーズに進むように細々したことに気を配る役だったから。文字通り、走り回った。寝る時間が十分にとれなくて、眠くて眠くて最後のほうは無口になった。だまってはしる、黙走会　?（＊０＊）/　でも、だれにも文句言わずに黙々と働いたぞ。私って、なんて優秀なマルタ。英語でおしゃべりするより、このほうが自分にとっては楽だし。こういうことにどうしようもなくセンスのない人ってのもいて。だから、自分にむいた役割を演じたほうが、本人のためでもまわりのためでもある。一生懸命働いてたのにたしなめられてしまったマルタ。ちょっとかわいそうだけど、マリアに対して文句さえ言わなければ、１００点だった。マルタは、マリアと同じようにイエスのことを大切に思っていたのだから。その気持ちの表現方法が違っただけで。全員マルタでも、全員マリアでも、困るもんね。

  2007.10.25

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• 敵を愛する

  ずいぶん昔、まだ私が学校にはいっていなかった頃だろうか。たしか三浦綾子の「氷点」がテレビドラマ化された時だったと思う。あるシーンで男性が女性の頬をひっぱたいたら、女性が反対側の頬を男性にむけて「右の頬をうたれたら、左の頬もさしだしなさい」という聖書の言葉を引用していた。幼い私にはとてもセンセーショナルな場面で、クリスチャンってしんどいものだな、と子供心に思った。（当時の私はクリスチャンではなかったけれど、幼稚園で多少キリスト教の知識を得ていた。）聖書のなかで、この「右の頬をうたれたら、左の頬もさしだしなさい」のすぐそばに書いてあるのが「あなたの敵を愛しなさい」。これもなんて無茶な、偽善的にも聞こえるし、だいたい愛したらもう敵じゃないだろうし、そんなことができたら苦労はしないよ、と心のなかで思っている（けど口にはなかなか出せない）クリスチャンは五万といるだろう。と思うのは私もそう思っていたからだが。最近、敵こそ愛する必要があるな、敵を愛さなければ何も解決しないな、敵を愛するのが結局自分のためだな（情けは人のためならず、に通じる？）、と思うことがあった。中間管理職みたいな私の仕事の効率アップのために、上司は私にアシスタントを雇ってくれた。一緒に働き始めてみると、前評判ほど仕事ができるわけではなかったけれど、まあ訓練すればなんとかなるだろうし、と私は懇切丁寧に指導した。アシスタントはあるとあらゆるミスをしたが、私は忍耐強く懸命にフォローし指導し続けた。私は文句を言わずにひたすら耐えていたが、何ヶ月かすぎ、上司はもうそのアシスタントを教育するのは私の時間とエネルギーの無駄と判断し、解雇することにした。その本人への通告を、上司は私のいない場でした。そのアシスタントはなんで自分が解雇されなくちゃならないのか、ぜんぜん理解できず、私の問題かと上司に聞いたそうだ。そして職場の他のひとにはなんで自分がクビになるのか聞いたが私には一言も聞かなかった。なんでクビにする必要があるか、どうすればよかったのか、いちばん説明できたのは私。仕事の邪魔されまくりながらも、その人のために莫大なエネルギーと時間を使ってなんとかしようと努力したのは、他でもないこの私。他の人はなんにも苦労してない。でも、その人はそんなこと、ちっともわかっちゃいない。私は意地悪したわけじゃないけど、あんまり邪魔されてこっちも余裕がなくなってたから、怒鳴らないのがせいいっぱいで、指導に愛情が感じられなかったのはたしかだろう。そして私の莫大な時間とエネルギーは無駄になった。もう少し愛情が伝わるような教え方をすれば、相手ももうちょっと自分が何をしているか自覚し何かを学べたかも知れない。敵こそ、愛情を伝えないと何も解決しない。そういう必要性を感じたからって、そうするのが容易になったわけではないが。

  2007.10.16

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• パードレ・ピオのパン

  教会の友達のリサからメールがきた。「パードレ・ピオのノヴェナ、興味ある？バチカン由来の聖なるパンつきよ。（私はAさんからもらったの。）もう、やったことあるかも知れないけど。パン種にいろんなことしながら、１０日間ノヴェナをするの。１０日目にパンを焼くんだけど、パン種の３／４は焼かないで１／４ずつ３人の友達にあげるの。私の分は、今日焼いてます。もし興味があれば、パン種と説明書をあげるから、明日かあさって会いましょう。」なんだそれ？「バチカン由来の聖なるパン」っていうのがそもそもうさんくさいよ。、、ってなことを思いながら、Padre Pio（これはカトリックの聖人だけど、わりと最近のひとです）と breadでググってみると、なぁるほどぉ。まず、パードレ・ピオは徳の高い神父だったようで、パンをふやしたこともあるらしいんだけど、このパンはニセモノ、、、っていうか文字通りパードレ・ピオ由来ってわけじゃないらしい。日本でもちょっと本格的なパン屋に行くと、「サワードウ」っていうパンが売っているでしょう。あれは、イーストだけで発酵させるのではなく、イーストと乳酸菌の共生発酵なのです。ライ麦はグルテン含有量が少ないので、イーストだけではうまくふくらまず、１００％ライ麦パンにはサワードウを使う必要があるそうですが、小麦のパンにも使われることがあります。独特のこくがあって、私は好きです。サワードウは普通のイーストだけのパンより低温でゆっくり発酵するのですが、乳酸菌のせいでかなり酸性になるので、ほかのバクテリアやカビが少々はいりこんでも生きられず、純度が保たれ、前回の種ののこりを次回のスターターにして何代もうえつぐことができるそうです。またパン屋ごとに少しずつ違った組成、味わいになるのだそうです。造り酒屋の麹蔵みたいですな。要するにこのサワードウの種をチェーンレター式に友達にまわしていくわけです。そのときにパードレ・ピオをだしにしている。祈りをこめてこのパンをつくりわかちあえば、よいことがありますよ、と。実はこの手の「○○のパン」というのはいろいろあるらしい。カトリックのウェブフォーラムを見てみると、「うさんくさい」「いったいどこの”ヴァチカン”由来だ？」（日本にもパリとかボストンとかいうパン屋、あるやね。^o^）「まずかったので、自分のところで止めた」というさめた評価がある一方、「すごくおいしかった」「害はないよ」「ちょっと気に入らないところあったから、説明少し変えて次にまわした」「お祈りもいいことだし、パンを分けるのもいいことなんじゃない？」という人も。まあ、パンがうまくできておいしければ、とりあえず「よいこと」でしょう。友達と会う口実にもなるし。１０日間のあいだに、次にだれにまわすか考える。リサが、ずいぶんいろんな友達いるだろうに、私を３人のなかに選んでくれたのは、うれしかったし。だいたい私はサワードウのパンは好きなので、やってみたかったのだが、１０日も毎日かきまぜたりなんだり、というのができそうになかったし、イーストが家の中で繁殖するというのも、私にとってはいろんな意味で好ましくなかったので、今回はやめておいた。あーあ、面白そうなこと、やりそこなっちゃった。なんか、糠どこをもらうのに似てるよね。糠づけ、食べたくなった。日本なら、「○○和尚の納豆」とかっていって、納豆菌を友達にわけることによって、人間関係を砂粒のようではなく納豆のようにする、っていう遊びができるのではないでしょうか？

  2007.10.12

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• 文化のちがい

  アメリカに来たばかりのころ気づいた文化の違いのひとつは、図書館で自分がみた本を棚に返さなくてよいことだった。最近はどんな文献もオンラインで手に入るので図書館に足を運ぶことがすくなく、最近アメリカに来た人はこういうことも経験しないだろうが。日本の大学の図書館は、開架と閉架扱いの本があるけれども、開架の棚から取り出した本は基本的に自分でもとの場所にもどす。ところがアメリカでは、一度でも棚から取り出した本は、自分で返すのではなく、返し用のカートにおく。本を棚に返すのを専門にしているおじさんがすかざずやってきて、返す。こうすれば、間違って別の棚に返し行方不明になることもない。一つのやりかただ。同様のことはほかにも。日本の大学で私たちが研究室に配属されたとき、最初に教育されたのは、ガラス器具をどうやってきれいに洗うか、ということ。ガラス器具をみればその研究室のレベルがわかる、と厳しくしつけられた。（日本でも大学や学部によっては必ずしもそうではないらしいが。）アメリカでは、研究室にやってきた学生にそんなことを教えることはまずない。洗い専門のひとを雇うか、もしくはすべてをディスポーサブル器具ですませる。つまり、教育したから学生がその通りにするなんて全く期待も信用もしていないのだ（じゃ、なんでそういう学生たちの実験結果をもとに論文発表するか？というのはまた別の問題）。まあ、日本の多くの研究室は、洗い専門の人を雇う予算がない、というのもあるが、だいたい日本の学生は教えられた通りにできるし、そうできることを誇りにしてる人も多い。聖書にもみんな同じじゃないって書いてあるからかどうか知らないけど、アメリカは万事、分業化してる。だから自分で使ったものの後始末をしないことに慣れている。もちろん、お金もらって責任ある立場にあるんでなければ、一般的に他人のフォローもしない（教会以外の場所ではね）。まあ、それは一つのやりかただ。でもさ、私はやっぱりなじめないんだよね、次に使う人のことをぜんぜん考えない、問題あるのに知らん顔、、、、っていうの。

  2007.10.11

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• まったくもー

  何回か書いている教会の６ヶ月宿題コースですが、これはいろんな理由があって男女別々にすることになってます。この６ヶ月の最初と最後にある黙想会がお泊まりなんだけど、黙想会が日常生活からかけ離れたものにならないように、必ず自分の教会の建物の中で行う、というのがこのプログラムのルールで、そうすると（うちの教会は金かかった宿泊施設がありますが）多くの教会で雑魚寝になってしまうから、というのが最大の実際的な理由でしょうかね。あと、私がとても納得した理由は「女ばっかりにならないように」（爆！！！カトリック教会が女性の司祭をみとめない最大の理由も、これだと思うなw）私は最初、日本名が男か女かアメリカ人にはわからないので、男性プログラムに誘われたのですが、正直に女だと言ってしまったので、女性プログラムに参加しています。それでちょっとため息がでる。ミーティングがいっつも時間通りに始まらない。こっちだって必死で仕事おわらせて定刻に行ってるのに、子供がどうちゃらという理由をいわれると、あまり厳しくもできない。そして話が長過ぎる。時間無制限になる。（しかし、最近私はミーティングのあとに実験を組み、「○時までに行かなくちゃならない」と最初に言い、その時間になってもミーティングが終わらなければ早退している。学部生のころからよく使っていた手ではある。）男性プログラムの参加者にきいてみると、そんなことはない、さっさと事務連絡していつも時間通りにミーティングはおわる、女のひとはおしゃべりだから、しょうがないんじゃない？という。う～～～。もちっと、頭のなかで整理してからしゃべってくれないかな。これだから、パウロ大先生に「女はだまっとれ」なんて言われちゃうんだぞ。うちの教会は、今までに見てきたどの教会よりも、男のひとのアクティビティが高いと思うんだよね。これは、ひとつには男性だけの会があるからでしょう。平日の朝集まって朝食とりながら簡潔に事務連絡して午前８時に解散してみんな仕事に行く、とかいう会。いいよね。ご隠居じゃない男性もいっぱい参加してる。これからの教会は、キャリア女性も視野にいれてくれないかな？主婦のひととはちがったタレントがあるよ？

  2007.10.08

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• ジーンズの裾

  日本のジーンズ専門店には、裾の長さをあわせるための試着室とミシンがありますよね。どれくらい待たされるかは店によってまちまちだけど。アメリカには、あれがないですよ。試着室はまああるけど、裾あげサービスがない。かわりに同じウエスト、シルエットで、ありとあらゆる長さ（１インチきざみ）のジーンズがおいてあります。ま、裾上げの人件費考えるとこうするほうがよい商売なんでしょう。裾をばっさり切るよりもよいシルエットのジーンズにありつけるという利点もあります。ただ、自分のサイズにあうのが店になくて後日でなおすことも多いですね。めんどくさいので通販でサイズ指定して買う、というのもしてましたが、これはこれで送料がかかるので、やっぱり店に行きます。それで、日本にいた時たまりにたまっていた、ジーンズの裾の切った端切れ、というものがこっちに来てから私の部屋からなくなりました。（ちょっと脚がながくなった気分。←意味なし）

  2007.10.07

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• ピアスのあな

  中学高校のころ、ピアスをしてはいけないということだったが、今でも日本の学校にはそういうルールがあるのだろうか？当時の学校側のいい分は、ピアスをするというのがあるよからぬグループに所属するサインなので禁止、ということだったが。私は個人的に痛いのはきらいなので、体のどこにも穴をあけていないが、たまに、イヤリングはする。でも最近、ピアスじゃないイヤリングを探すのって、難しいんだよね。昔は磁石ピアス（強力な磁石のついた石で耳たぶをサンドイッチする）とかシールピアスなんてものもあったが、最近は（少なくとも私のすんでいる近所では）そんなものもない。だいたいアメリカの学校では、ピアスを禁止してないので、そういう「穴なしピアス」の需要もあまり無いのだろう(^^)。ピアスを禁止してないとはいっても、まったく無制限ではない。赤ちゃんの耳にピアスのあなをあける親がいる一方で、ピアスのあなをあけて親におこられる高校生はこの国にもいる。鼻とか舌とか瞼、へそ、（あとはどんなところがあるのか？）というのはやはり市民権を得てないらしい。というのは、うちの教会の付属の小学校の校則に「女子は、両方の耳たぶにピアスのあなをそれぞれ一つあけてよい」というのがあったから。いっぱいあけるのはダメなんだそうだ。（だいたい子供の耳たぶに２つ以上穴あけたらちぎれそうになる。）男の子もダメらしい。なんで男の子はダメなんだろう？ピアスの穴につけひげを固定すれば、サンタクロースにばける時に便利かもしれない。もっと歳とってからは、ピアスの穴にカツラを固定すれば、どんなに強い風がふいても飛ばない。（耳たぶ、ちぎれるか？？？）

  2007.10.05

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• 私はわるくない！！！

  車のオイル交換にいった。待っている間に、そんなにせっぱつまったわけじゃないんだけど、ちょっとトイレに行きたくなったので、時間の有効利用、ということで、トイレにいったとき、事件がおこったのでございます。こういうところのトイレは男女共用で、アメリカでも大学やショッピングセンターのトイレみたいにドアの下が３０センチくらい開いているということはなく、天井から床まであるドアで、しかも待合室からいきなりトイレなので、使用していない時にはドアが解放状態ということもなく、閉まっているのですが。あけたら、おっさんがこっち向いてすわってた！！！「ごめんなさい！」って言って閉めたけど、悪いのは、ルール違反はあっちだろ！こら、こういう所では鍵かけろ！！！（アメリカではトイレのドアをノックするという習慣がない。なぜなら、以前書いたように、たいていのトイレで、中に人がいるかどうかわかるから。）当然、私はその後あらためてトイレを使うこともなく、待合室を出て工場でオイル交換される自分の車のみを見つめ続け、終わった瞬間にそそくさと立ち去ったのでございます。む～～～。

  2007.10.01

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• 最近ちょっと気になっているエピソード

  新約聖書には、イエスが限られた量のパンと魚で大勢のひとを養ったエピソードが紹介されています。４つの福音書すべてに登場し、さらにそのうち２つの福音書では、似通ったエピソードがそれぞれ２回登場します。たとえば、マルコ　６：３５－４４、８：１－９そのうち、時もだいぶたったので、弟子たちがイエスのそばに来て言った。「ここは人里離れた所で、時間もだいぶたちました。人々を解散させてください。そうすれば、自分で周りの里や村へ、何か食べる物を買いに行くでしょう。」これに対してイエスは、「あなたがたが彼らに食べ物を与えなさい」とお答えになった。弟子たちは、「わたしたちが二百デナリオンものパンを買って来て、みんなに食べさせるのですか」と言った。イエスは言われた。「パンは幾つあるのか。見て来なさい。」弟子たちは確かめて来て、言った。「五つあります。それに魚が二匹です。」そこで、イエスは弟子たちに、皆を組に分けて、青草の上に座らせるようにお命じになった。人々は、百人、五十人ずつまとまって腰を下ろした。イエスは五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで賛美の祈りを唱え、パンを裂いて、弟子たちに渡しては配らせ、二匹の魚も皆に分配された。すべての人が食べて満腹した。そして、パンの屑と魚の残りを集めると、十二の籠にいっぱいになった。パンを食べた人は男が五千人であった。そのころ、また群衆が大勢いて、何も食べる物がなかったので、イエスは弟子たちを呼び寄せて言われた。「群衆がかわいそうだ。もう三日もわたしと一緒にいるのに、食べ物がない。空腹のまま家に帰らせると、途中で疲れきってしまうだろう。中には遠くから来ている者もいる。」弟子たちは答えた。「こんな人里離れた所で、いったいどこからパンを手に入れて、これだけの人に十分食べさせることができるでしょうか。」イエスが「パンは幾つあるか」とお尋ねになると、弟子たちは、「七つあります」と言った。そこで、イエスは地面に座るように群衆に命じ、七つのパンを取り、感謝の祈りを唱えてこれを裂き、人々に配るようにと弟子たちにお渡しになった。弟子たちは群衆に配った。また、小さい魚が少しあったので、賛美の祈りを唱えて、それも配るようにと言われた。人々は食べて満腹したが、残ったパンの屑を集めると、七籠になった。およそ四千人の人がいた。イエスは彼らを解散させられた。人々にパンを配ったあとに、無駄にしないために残りを回収してみると、どうも最初にあったはずのパンより多い。たぶん日本語のどれかの訳で、このエピソードに「パンをふやす」というようなタイトルがついていたんではないでしょうか？私のなかで「パンをふやす話」という記憶で残っているのです。しかし実際には、聖書本文には「ふやす」という言葉が使われていないようです。それでも、とにかく最初にはぜんぜん足りないと思われたものが、最終的にはみんなを養ってあまりあるものであった、ということですね。この話、いろんなことを考えさせてくれます。１．人は決してパンだけで生きるのではないが、イエスはパンのめんどうもちゃんとみてくれる。私たちが困らないように、疲れきってしまわないように、私たちの必要としているものを、ちゃんとわかっている。私たちの現実の生活の助け手です。２．「群衆を解散させてください。そうすれば、自分で村へ食べ物を買いにいくでしょう。」という弟子たちに「あなたたちが彼らに食べるものを与えなさい」というイエス。ついてくる人を途中で放りださない。最後まで、めんどうを見る。しかも、いつもイエスがめんどうを見るのではなく、弟子である「あなたたち」に手伝わせています。３．一回５つのパンと２匹の魚で５０００人を養ったあとに、弟子たちはまた４０００人を養うものを持っていないという。イエスは「学習しないやっちゃな」とは言わず、もう一度、４０００人を養ってパン屑を集めさせる。（あとでさすがに「まだ悟らないのか」って言ってるところあるけど^^;）二度あることは三度あるというが、少しのパンで群衆を養う話を２回記録しているマタイとマルコはルカやヨハネより少し正直なのかも知れない。実は何十回もくりかえしていたかも。こうやって私たちはまたまた、「じゅうぶん持っていない」と言っているのだろう。そして神は忍耐づよくまたまた私たちに同じメッセージを送り、私たちを養ってくれる。４．パンと魚を拠出させたあと、いきなり分配したのではなく、神に賛美の祈りをささげてから分けた。しかも、人々を５０人くらいずつのグループにして座らせていた。つまり、グループ内で分けることも考えさせようとした。何でもめいめい同じだけ必要なわけではないのです。一つのものが、ある人は多く、ある人は少なく必要。別の人は別のものが必要なこともある。グループで分かち合い、補い合えばよいのです。そして、最初に神に感謝すること、これこそ、与えられたものを有効利用する鍵です。毎日の食事だって、ちゃんとお祈りすれば食い過ぎないやね。まだまだあるでしょうかね。でもさー、聖書研究の時間なら何言ってもいいけど、日曜日の説教で全部言っちゃだめだよw。一回にテーマひとつにしてください。さて、ここで問題です。働き手が足りないカトリック教会は、どうしたらいいでしょう？

  2007.09.30

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• 求めなさい、そうすれば与えられる。

  ６ヶ月宿題コース、今週のお題はこれなんですが。１．求めて与えられる２．求めて与えられない３．求めず与えられない４．求めず与えられるどれが一番うれしいか？３は、気にもしませんね。２は、普通のクリスチャンなら「まだ時でないかも知れない」、くらいは思うでしょうね。考えてみると、私は人間に対してはほとんど必ず「○○までに」って期限付きでお願いするけど、神様に対してはお願いに期限を示してないかな。だって神様にお願いするようなことって、もう今この瞬間にどうにかしてほしいようなことだもん(^^)。４は、よくありますが、予想外のものでうれしいことより、いらないものでうれしくないことのほうが多いかな。だって、本当に必要だと思うなら、すでに手に入れるか求めるかしてますもん。１が一番うれしいですよね。神様は、私たちが求めるまえから、私たちが何を求めるかご存知。さらに、私たちに何が必要かご存知。だから、求めたものではなく必要なものを与えてくださることもある。でも、私たちに「求める」という余地を残してくださっている。なぜかうまく説明できないけど、求めに応えてもらえるって、私たちにとってうれしいですもん。何を求めるべきかわかっている時のほうが、何を求めるべきかわからない時よりはるかに健康ですし。求めることは、自分にとって必要なものを見いだす練習かも知れません。

  2007.09.21

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• パンケーキ・ブレックファスト

  今朝はミサのあと、教会の信徒会館で朝食がふるまわれました。いつも日曜日のミサのあと、コーヒーとドーナツが出るのですが、今日はドーナツのかわりにパンケーキとハムがでました。しかもいつもは立ち食いだけど、今日はテーブルと椅子がありました。いったい今日の朝食会はどういう名目なのか知らないけど、ありがたくごちそうになりました。基本的にタダなのだけど、ドネーションの箱があったので、１ドルだけ寄付しました。まあこういう機会に、話したことない人と話すわけですよ。私の目の前にすわったおじさんは（いつか書いたL助祭とはぜんぜん別のひと）、「私、日本語少ししゃべれるんだよ」と言って、何いったと思います？？？「エビで鯛をつる」なんでいきなりこれなんだよ？？３回も聞き返したよ（爆）。このパンケーキでいったい何をつるのが目的なのだ？

  2007.09.16

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• びっくりした

  今朝、職場でトイレにいった（べつに今朝以外にも何回もいってるんだけど）。ここの女子トイレは細長い個室が４つ、入り口から奥にむかってならんでいる。そして一番奥の車いす用以外の３つは、基本的に使っていない（ロックしていない）ときはドアが個室内にむかって開いている。それで、入り口から入ったときに、３つ全部のドアが開いていたんだけれども、なんだか物音がした。そして、手前から２つ目の個室の中に、脚がみえた。それで、通常の音もした。（アメリカの住宅以外の場所のトイレは、しきりやドアの下の方が３０センチくらいあいているので、たとえドアが閉まっていても、中にだれかいるか、あるいは誰がいるか（笑）わかるのだ）つまり、だれか、ドアを開けたままでトイレを使っているのですな。そしたら私はその２つ目の個室の前を通りすぎるわけにはいかないので、一番手前の個室に入って急いでドアをしめました。それで、私が個室に入っているあいだに、隣のひとは無事でていきました。このトイレは、ドアに背をむけてではなくドアにむかって腰をおろすタイプだったので、閉め忘れたのではないのでしょう。アメリカにはまあいろんな文化のひとがいるので、閉めるものだと思っていなかったかも。時々、様式便器の便座に足跡ついてることも、ありますしね。私ははじめてアメリカに旅行できたとき、ニューヨークのメトロポリタン美術館のトイレ（数えきれないほどたくさん個室がならんでて、全部一応ドアはついていた）に入ったら、ドアに鍵がなくて、こわれてるのかな、と思って隣にはいったら隣もその隣も鍵がなくて、パニックになりました。それで、そうじのおばさんに、「鍵かかるトイレないですか？」って聞いたら、「あっちにあるよ」って何列かむこうを指さされました。たしかに、そのトイレのドアはロックできた。でも、鍵のまわりに直径５センチくらいの丸い窓があいてて、むこうが見え（だれも覗くバカはいないが）、とても落ち着きませんでした。今は、そういうトイレにも慣れた。ドアをあけて用を足すのには、慣れたくないな～。

  2007.09.15

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• 司教様のいいつけ

  K司教様は、今から８０年くらい前に私のふるさとの地域のカトリック教区長だった。私がうまれるずっと前に帰天されたのでもちろん一面識もないけど、私にとって現在私が所属する教区の司教様よりはるかに存在感がある！私の通った中学、高校は、K司教様が日本の女性の教育のためにドイツから修道女を招聘し、創立された。学校はアメリカのカトリック学校によくあるように教区立というわけではなかったけど、そういういきさつで、K司教様とはとてもつながりが強かった。最初の校舎ができたとき、K司教様が「きれいに使ってくださいね」とおっしゃったのだそうだ。それで、私の通った学校は、しゅっちゅう生徒総出の大掃除があったが、それだけでなく、ほかの学校であまり聞かない特別ルールがあった。壁に、画鋲やテープでべたべた掲示物を張らない。テープや画鋲の痕がのこって見苦しくならないように。（掲示物は掲示板にだけ。）どうしても必要なら、桟の下の面のように目につかないところになら、画鋲をさしてもいい。このルール、学校祭のように掲示物をたくさん貼りたいときはけっこうネックになって、私は不満だった。でもその学校に６年も通ったあとに大学にいくと、壁がきたなくてびっくり。わが母校のルールはよかったな、と思った。私は今でも決して壁にテープや画鋲の痕をのこさない。K司教様のいいつけを守っているおかげで、引っ越しのとき、いつもアパートの敷金がたくさん戻ってくるよ（^^）。引っ越しのとき、いつもK司教様のことを思い出す。こんなことで思いだされて、K司教様は苦笑されてるかもしれないけど。今頃、日本は学校祭のシーズンだろう。後輩たち、K司教様のいいつけを守りたまえ！！

  2007.09.12

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• クリエイティブな寿司

  研究室の新しいメンバーを歓迎するため、日曜日、有志で持ち寄りの昼食会をしました。もう私は力がぬけていて、アメリカ式のガーッとオーブンで焼いて切り分けるたぐいの料理をもっていったのですが、なんと中国人が巻き寿司をつくってきてくれましたw。もちろん私が日本人であることはみんな知っていて、「これ、本当は中国のじゃなくて日本のものなんだけど、、、」と出してくれたのですが、これがなかなかおいしかったんです！インターネットでレシピを調べ（これ、私もよくやります）、酢がなかったのでごはんに酢をうっていない、醤油ももってこなかった、というのだけど、食べてみると、たしかにそのままでおいしかったのです。具はカニかま、キュウリ、薄焼き卵。ポイントは、なんと日本の海苔じゃなくて韓国海苔（表面に油をぬって焼き、塩をふってある）で巻いてあったことです。これでしっかり味がつき、しかも時間がたっても海苔がパリッとしてる。寿司じゃないんだけど、それらしい味がしておいしかったです。（中国人だったから、お米の選択も正しかった。これが白人だと、長粒種を使ってしまい、パラパラのごはんになってしまいます。）こんどからのり巻き弁当は、韓国海苔がおすすめです！ちなみにアメリカで「寿司」と思われているものは、１．ごはん（酢がうってあるかどうかは気にしてない）２．巻いてあるか、にぎってある（ちらし寿司を「寿司」というと「？？？」な顔されます）３．「わさび」がそえてある（たとえ「いなり」でもーーー爆！）

  2007.09.10

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• 自然がいっぱい

  こんどの私のアパート、自然がいっぱいなんです。いや、前のもその前のも木のいっぱい植えてある中にあって、朝、小鳥のさえずりで目覚めるような環境だったんだけど、今度のは別の意味で。このへん、５センチくらいの小さいトカゲがいっぱいいるんですが、今度のアパートはどうも隙間があるらしく、部屋の中にトカゲがはいってくる。一週間くらいまえ、バスルームで何やら動く小さな物体を発見し、ゴキブリ？！と思ってみると、トカゲだった。つかまえようか、でも触って大丈夫か、なんて考えているうちに、そのトカゲはドアの下の隙間からベッドルームのほうに出て行った。その後、捜索するもみつからず。きのう、掃除してたら、リビングの電気のコードと床の間に、ひからびたトカゲが。このまえバスルームでみたのと同じかどうかわからんけど、頭蓋骨だけ大きく残り、体はひからびてみょうに小さく。歩き回っているうちにコードにひっかかって、動けなくなったのね。かわいそうに。こわかっただろうね。でも、私もこわいよw。特に私はトカゲから被害をうけていませんが、こういうことがしょっちゅうあるのもねw。田舎に住めばこんなものなのだろうか？

  2007.09.03

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• 最近うけたジョーク

  町の昼食会で、かねてから友人だったユダヤ教のラビとカトリック司祭がであいました。カトリック司祭はだされたハム（ユダヤ教では食べないことになっている、豚肉）をほおばり、親友のラビに言いました。「なんで、こんなおいしいもの食べないんだろね。そのうち、食べてみなよ。」ラビは応えました。「じゃ、あんたの結婚式の時になw。」まあ、他人からみたらそういうことなんですよね。イエスは、細かくなりすぎて人々をがんじがらめにしていた当時のユダヤ教の食物規定をうちやぶったという功績もあると聞いたことがあります。旧約聖書に書かれている「律法」って、意味のわからないものもあるけど、合理的なものもたくさんあります。だから、いま意味がわからなくなっているものも、本来は何か意味があったんだろうな、と私には思えてしまいます。ルールの本来の意味がわかると、私たちの生活が豊かになりますよね。そして、自分にとって意味のわからないルールを守る練習も、少しはしたらいいんじゃないかな、とも思います。意味がわからないのは自分だけで、わからないなりにそのルールを守ることによって自分は恩恵をうけるかも知れないし、「きちんと」ルールを守るって、訓練しないとできないですよ。簡単なルールが守れない人って、重要なルールも守れません。「なんでもあり」の風潮を見るにつけ、そんなことを考えてしまいます。つまり、私が「ばばあ」になった、ってことだけどねw。

  2007.08.31

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• フルーツ　vs　ジュース

  私にとって夏のささやかな楽しみは、スイカです。このへんのスーパーでは年中カットすいかが売られているので、夏じゃなくても自分にご褒美が必要なときには買いますが（半年に１回くらい）、やはり夏の暑いときによく冷やして食べるスイカは最高です。スイカを口にいれると、ジュワッとジュースがでてきます。たまにハズレをひいてパサパサだとがっかり。やっぱりスイカは水分たっぷりじゃないと。でも、私はスイカジュースよりもスイカが断然おいしいと思います。考えてみたら、メロンジュースよりもメロンのほうが、ももジュースよりもものほうが好きだな。これらの果物は水分多くないとおいしくないけど、水分だけじゃだめなんですよ。口にいれてちょっと噛んだときにしゅわ～っとでてくるジュースがいい。じゃ、ジュースを高野豆腐にしみこませればいいのか？うーん、何かがちがいますね～。かんきつ系は、もしかしたら果物そのものよりジュースのほうが好きかも。りんごとりんごジュースは、別物って気がします。どっちにも独特の味わいがある。りんごジュースには、透明なのとすりおろしのままの白濁系があります。これまた別の味わい。柿のジュースって聞いたことないですね。なんでだろ？まずいのかな？

  2007.08.22

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• 平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる（マタイによる福音書　５章９節）

  「マリア様 いやなことは 私が喜んで」をモットーにしているカトリック学校があります（私の出身校ではありません）。ふらふらネットサーフィンをしていて初めてこの標語を見たとき、全然ぴんとこなかったのですが、あるとき、次のようなジョークを聞いて、「マリア様 いやなことは 私が喜んで」の意味がわかりました。日曜日の朝、お母さんがみんなの好きな朝食を用意していました。パンケーキです。そのうち、６歳のライアンと４歳のダンは、どちらが最初のパンケーキを自分のものにするかで喧嘩をはじめました。そこでお母さんは、これは教育的チャンス、と思って、言いました。「いい？もしイエスさまがここにいらっしゃったら、たぶんこうおっしゃるわよ。『私の兄弟に最初のパンケーキをあげます。』」ライアンは兄の権威をこめ、ダンにむかって言いました。「ダン、おまえがイエスさまだ！」私たちの生活のなかで、小さな衝突の機会がたくさんあります。そういう時、何が正しいか吟味することも大切だけど、だれが悪いわけでもないのにどうしようもなくまずい状況になることもある。私ががまんすれば問題が平和に解決できることも多い。本当は私の責任じゃないけどしょうがない時もある。「いいですよ、なんとかしましょう」って言うのはいつも易しいことではないからこそ、それができるってことは、とても幸いなことだと思います。そして、自分もどこかでだれかに、そうして肩代わりしてもらっているのです。そういう他人の泥をかぶった典型的な例が、私たちの罪のあがないのためのイエスの十字架上の死です。そして、イエスの母マリアも、同じように「いやなことは 私が喜んで」という生き方をした人だった。８月１５日。聖母の被昇天の祝日。私たちのお手本、きれいな心で生きた聖母マリアが、その報いとして死によって朽ちることなく天にあげられたという伝説に基づきます。日本の終戦記念日。たくさんの日本人が「平和」を考えてるでしょう。がんばれ、日本。マリアさまの心で平和を実現してください。＝＝＝＝＝＝最近更新が滞っているのは、教会でえっらいたくさん宿題だされまして、そっちの書き物が忙しいからです。今週の宿題はたまたま冒頭の聖句をテーマにしたショートメッセージだったので、訳してアップしました。　

  2007.08.15

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• めずらCもの（私にとって、ね）

  いま、ヤシの実の季節なんです。うちの近所にはえてるヤシの木の実は、ココナツみたいのじゃなくて、小さいオレンジの実がなります。びわみたいなのが、ぶどうのように房をつくってヤシの木のてっぺん近くからぶらさがってます。それで、実が落ちてくさってくると、ぎんなん、もしくはたくあんみたいな臭いをはなってます。最初なにかと思った。拾って中がどうなってるか調べてみたい気もするけど、ぎんなんみたいにかぶれるといけないので、遠巻きにながめてます。去年ひっこしてきて、初めてヤシの木をみたときには、とんでもなく遠くに来てしまったんだなー、と悲しくなりました。しばらくして、実は日本にもヤシははえてるんだと知って、少し気が楽になったけど。あのヤシの実は食えんのか？まさかね。食せるものであれば、みんなが放っておくわけがないw。

  2007.08.06

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• コミュニケーション手段

  私の大学院時代の指導教官は、コミュニケーションが下手だった。それを補おうとして、なにか問題があると必ず「会って話をしよう」と言った。しかし会っても気まずい沈黙の時間が流れ、私はますます欲求不満を募らせた。忙しい今の生活で、いちいち会っていたら時間がいくらあっても足りない。いま、私の重要な会話の大半はEメールだ。日本の人とは、会えないし、手紙じゃ気が遠くなるほど時間がかかるし、電話だと時差があってめんどうだから。アメリカの人とは、私の英語力の問題とアメリカ人のいい加減さの問題で、証拠が残り自分の都合のよいときに何回も読み返して相手のいいたいことをくみとれる、Eメールがいちばん確実なのだ。まあ、そんなに込み入っていなかったり、相手がEメールを使えなければ電話、ということもあるが、やはり大切なことについて自分の考え、気持ちを英語で伝えるなら、だんぜん文書がいい。そんな私が今でも必ず直接話すのは（まあ、顔が見える状態の時とそうでない時があるが）、「ゆるしの秘跡」で罪を告白するとき。これがアメリカに来た当初はものすごく苦痛だった。日本語でさえ言いにくいことを英語で言う。「何て言った？もう一回言ってくれる？」なんて言われたらどうしよう、と思うとほんとに気が重かった。メールで告白できたらどんなに良いか、と思った。この秘跡は手紙も電話もダメ、かならず出向いていって（あるいは病気などで出かけられなければきてもらって）直接話すことでしか成立しない。（じつは最近になって、会話でのコミュニケーションが非常に困難な場合には紙に書いて手渡すというのもありだと知ったが。）まあ、相手（司祭）もプロだからそのへんはわかっていて、私に「何て言った？もう一回言ってくれる？」なんて言うことはなかった。直接会って話すことでより気持ちが伝わるかどうかには疑問の余地があるけれども、出向いていって話すことには、そうでないコミュニケーション手段にくらべてエネルギーがいる。紙切れの上のサインや判子とは違う種類の責任が伴う。だからやっぱり、今の時代にも「ゆるしの秘跡」が「直接話す」ことを成立要件にしてるのは正しいな、日曜日のミサはテレビやネットでみるんじゃなくて、教会にいってあずかるのが基本だな、と思う。昨今のネット上での無責任発言や、「リアルでその人を知らないから」という理由でその無責任発言をいさめるのをためらっている状態をみるにつけ。

  2007.08.04

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• こんどは食べ物の話

  最近、いいものを買いました。Bread Dip（ブレッド　ディップ）私は日本でみたことなかったけど、今はあるのかな？日本でイタリアレストランにいくと、パンにつけるバターじゃなくてオリーブオイル（と、バルサミコ）がでてくることがあるじゃないですか。あのオリーブオイルにまぜこむ、ハーブとかスパイスとかパルメザンチーズのミックスがBread Dipです。スーパーでみつけて買ってみたら、レジのところのお兄ちゃんが「これこれ、すごくおいしいんだよ！」と言ってました。たしかにおいしい。Bread Dipをまぜたオリーブオイルだけで、パンがいくらでも食べられちゃう。まあ、ふりかけご飯のようなものですな。びんぼーな時にもいいでしょう。私が買ったのは、三色ふりかけならぬ四色ふりかけの瓶に１．パルメザンチーズ、ガーリックパウダー、スパイス、塩２．ローズマリーを主体としたイタリアンハーブとガーリックパウダー、塩３．ガーリックパウダー、乾燥タマネギ、パプリカ、ドライトマト、ピーマン、塩４．ガーリックパウダー、ドライトマト、ピーマン、塩、スパイスの４つのブレンドが入ってました。いくらだっかた忘れたけど、ふりかけくらいの値段でしたよ。みなさんもお家で適当につくってみては？パンは、オーブントースターで暖めると安物でもぐんとおいしくなります。待て。ふりかけをオリーブオイルにまぜてパンにつけたらおいしいのでは？特にたらこなんて。

  2007.08.03

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• 注意！今日の話はきたない

  一人暮らしをしてずいぶん何年もたつが、はじめてトイレがつまった。日曜の朝、起きて用をたし、流そうとすると、ぐっと水位があがってきた。何もかわったものを流したわけではないのに。あふれなかったのは幸い。トイレは毎日つかう。直さないわけにはいかん。すぐアパートのメンテナンスに電話するか。でも、まだ起きたばかりで着替えてない。まず、体勢整えよう。服を着るまえに、シャワーあびたいんだけど、シャワーの排水とトイレとつながってるかな？？？？おそるおそる、おふろの水を流してみた。トイレの水位はあがってこない。多分、大丈夫。よし、いつも通りシャワーをあびた。（でも、トイレのにおいがちょっと気になった。）服も着た。髪もかわかした。さて、電話するか？でも、日曜の朝だしな～。ちょっと自分でやってみるか？べつにこういうことを予期したわけではないのだが、買い置きしておいた新品のゴム手袋がすぐ目につくところにあった。しかも、２週間前に、シャワーの排水がいまいちつまり気味だったので、なおす道具を買ったのだが、その道具がトイレにも使えるものだった。唯一ためらわれたのは、シャワーの排水とトイレは私にとって別のカテゴリーで、しかもトイレのつまりが発覚する場合には必ず、トイレにたまった水は水以外のものを含んでいる。（今回は自分のだけどさ手袋はめて、シュワッチ！！おー、流れた。やれやれ。つまりなおし道具をざぶざぶ洗って、おしまい。これが、今週はじめての仕事か。教会に行くよりも先の。さえないな～。でも、自分でなおせたんだ。週のはじめに、だれかに他人のものの入ったトイレを直させるよりは、ずっとましなことをしたわけだ。と、考えることにしよう。休日でよかった。仕事にいくまえで直す時間がないとかだと、一日中気が気じゃなくて、仕事にならないだろう。それに、たった２週間前に買った排水つまりなおし道具が役にたつなんて。ラッキーなんだろう、多分。

  2007.07.30

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• 健康的な生活

  一年ほどすんだ前のアパートは職場から遠かったので、もっと近いところに引っ越しました。今までずっと、床にカーペットが最初からしきつめてあったけど、こんどのアパートの床は、学校のようなタイルです。なので、ベッド以外のところでゴロゴロして眠ってしまい朝をむかえる、ということがなくなりました。（昔、東京でフローリングの床で眠ってしまったけど、タイルはもっと冷たいので、さすがに寝ないだろう。カーペットより掃除が楽なので、掃除も頻繁にしてる。今度のアパートは食器洗浄機がついていないので、よごれた食器をためることなく、即洗う。（流しも小さいので、流しにも食器がたまらない。そうそう、アメリカのアパートによくついているgarbage disposal　（流しについていてゴミを粉砕して流すキカイ）というものもない。これ、私は持っててもあまり使わなかったけど、環境にすごく優しくないよね。なんでこんなものが普及するんだろう？家賃も安くなったから、お金もたまるはず？そうそう、このアパート、古いので塗料に鉛が使ってあり、子供には成長の妨げになるかもしれない、という警告があった。大人には特に問題ないらしい。横に成長するのを妨げてくれるなら、歓迎？

  2007.07.28

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• 種蒔く人のたとえ

  種を蒔く人が種蒔きに出て行った。蒔いている間に、ある種は道端に落ち、人に踏みつけられ、空の鳥が食べてしまった。ほかの種は石地に落ち、芽は出たが、水気がないので枯れてしまった。ほかの種は茨の中に落ち、茨も一緒に伸びて、押しかぶさってしまった。また、ほかの種は良い土地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。このたとえの意味はこうである。種は神の言葉である。道端のものとは、御言葉を聞くが、信じて救われることのないように、後から悪魔が来て、その心から御言葉を奪い去る人たちである。石地のものとは、御言葉を聞くと喜んで受け入れるが、根がないので、しばらくは信じても、試練に遭うと身を引いてしまう人たちのことである。そして、茨の中に落ちたのは、御言葉を聞くが、途中で人生の思い煩いや富や快楽に覆いふさがれて、実が熟するまでに至らない人たちである。良い土地に落ちたのは、立派な善い心で御言葉を聞き、よく守り、忍耐して身を結ぶ人たちである。（ルカによる福音書８章５－８、１１－１５節）有名な、「種蒔く人のたとえ」。私は中学校に入ったとき、最初の宗教の授業と最初の英語の授業でそれぞれこのたとえ話をきかされました。ミレーの「種蒔く人」の絵もみせられて、「こうやってばらーっと種をまくから、いろんな所に種が落ちるんだよ。」と聞かされ、１３歳の私は「ふーん、私はよい土地だろうか？よい土地にならなくては。」と思いました。で、今週教会で「福音宣教」をテーマにしたディスカッションでまたこの箇所を分かち合い、「ちょっと待てよ？」と思ってしまいました。日本では、手当り次第に種をばらまいたりしません。絶対、その種にあうように土地を手入れしてから蒔きます。お米なんて、お百姓さんの手が八十八回もかかってるじゃん。必要だったら苗床をビニールハウスにもします。苗をある程度大きくしてから、よく耕して水をはった田んぼにきちんと植えていきます。雨が降らなくても、お百姓さんはあらゆる手段を使って田んぼに水をいれます。そして害鳥が来ないようにカカシもたてて、台風のときにも見回りをして、肥料もやって、草取りもして、、あらゆる手をかけます。それが日本の米づくりの伝統でしょ？必要なら土地にあうように品種改良もする。そうやって元々熱帯原産の稲から寒冷地でもおいしいお米がとれるようにし、抜群の土地生産性を誇る。だから、日本人が本気になれば、日本にこそ神の言葉が何百倍もの実をむすぶんですよ。ちゃんと良い気候になるのを待って種を蒔く。石地には、よそからもってきた土を少し入れてあげたり、水をひんぱんにあげればいい。茨は刈り取ればいい。空の鳥が種を食べても、思いがけない場所でフンから芽が出るかもよ？日本はやっぱり黄金の国ですってば！

  2007.07.19

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• キミの仕事は

  ４月からいっしょに仕事をしているアシスタントのAちゃんには、最初閉口した。大学卒業したばかりだから、そんなに多くを要求する気は毛頭なかった。でも、「○○してください。」と言うと、即座に攻撃口調で「やりかた知らない！」と言うんである。（だから、今から説明するんだよ。。。。知ったかぶりしないのはいいんだけどさ、なんでせめて「どうやってやるんですか？」って言えないかな。。。）と毎日毎日思っていた。こっちが指示し忘れればかならず最悪のことをしてくれる。こっちが細心の注意をはらって出した指示の通りにしてうまくいけば、自分の能力だと思う。一人でできることはまだそんなに無いのに、小さな仕事はつまらん、まとまった、やった気のする仕事をやりたいと思っている。「もう、あんたの仕事はあんたのやりたいことをすることではなく、あんたのボスがあんたにしてほしいことをすること！！！」と私は心のなかで叫んでいた。同時に、「神様も私に対して同じこと思ってるかな。」と思っていた。あれから３ヶ月。「やりかた知らない！」を聞かなくなった。「どうしたらいいですか？」「どっちがいいですか？」がふえた。どうやって気づいたんだろう？ま、とにかく良かった。私も負けてられん。

  2007.07.16

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• で、１３日の金曜日だけど、、、

  昔は土曜日が休みではなかったのでそんなに気にならなかったけど、世間が土日休みになって久しくなると、金曜日は「明日は休みだ」モードになってしまい、早く仕事を終えて帰宅するなり町に繰り出すなりしたい気分になる。しかし、事件は容赦なくおこり、予定がくるう。何か故障すると、週末をひかえて今日中に復旧するかどうかイライラすることになる。週末に「ごとう日」がやってくるのでなんとか週末まえに仕事を一段落させようと焦る。だから、ろくでもないことがおこるんだよ、１３日の金曜日は。私が幼稚園に行った当時は、世の中まだ週休２日ではなく、土曜日半ドンだったが、私の幼稚園は毎週日曜日に礼拝（その幼稚園はキリスト教だったけど、カトリックではなくプロテスタントだった！）に出るのが義務とされていたので、かわりに毎週月曜日が休みだった。他のひとが休んでいない時に休むのは、ちょっと得した気分だった。月曜に代休をとることにして土曜日に普通通りに働くことにすれば、１３日の金曜日も気にならないだろうか？（しかしな～、来週が短くなってしまい、また木曜日あたりからイライラするかもw。

  2007.07.13

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• 心にのこる説教

  私にとって前の前の前のパスターだったW神父の説教は、ものすごく短かった。決して２つ以上のことを言わない。要点１つだけ。３分くらいであっという間に終わってしまう。それでも、必ず原稿をもっていた。そしてろうあ者司牧に長くたずさわっていたせいか、ものすごくゆっくり、はっきりしゃべってくれた。これはアメリカに来てまもなく、まだ英語を聞き取るのが苦しかった私にはとてもありがたかった。一週間緊張して働いたあと、日曜日の説教を楽に聞くことができたから。教会は本当に楽しい、リラックスとリフレッシュができる我が家と思えた。だからW神父の説教は何年もたつのにたくさん覚えている。そんな中でもひときわ印象に残っている、おりにふれて思い出す、ある日曜日の説教のむすび。「神の意思と自分の意思が違っていて、自分の力でどうにもならない時、どうするか。．．．．．．うけいれなさい。十字架上の死をうけいれることは、イエスさまにだって、決して簡単ではなかった。私たちに簡単なわけはないです。」祈りなさいとかじゃなくて（もちろん、さんざん祈ることは前提なんだろうが）、「うけいれなさい Just accept it. 」「イエスさまにだって簡単ではなかった。私たちに簡単なわけはないです。」という言葉に、はっとした。

  2007.07.08

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