9月のおわりに
今月ずっと気になっていた言葉があります。「自分が言い訳や口実を使っているのに気づきましょう。 たとえば、不幸せな出来事を設定して、それを口実にして前からずっとしたいと思っていたことをしようとする時がそれです。 これは、人生のトラウマを引き起こす主なダイナミックス(原動力)なのです。それが、つらい、自滅的なパターンになってしまうのです。」(ビジョン心理学:チャック・スペザーノ博士9月のニュースレター大空ゆうこ訳)不幸せな出来事を口実に、前からずっとしたいことをすることが、トラウマになる?自分がつらかったこと傷ついたことを口実に、何かをはじめることは、自壊的なパターンなのか?今月ずっと頭をぐるぐる回っていました.アトピーを直すために鍼治療をはじめることもよくないんか?とためらったのですが、この言葉の意味とはどうも違うということが、日常生活の中でふと分かった気がしました.先日、仕事のことなどでもやもやしていたので、苦手であまりやらない天ぷらを揚げました.エリンギにかぼちゃにかき揚げに、モロヘイヤにインゲンに・・・油はねがこわくてなかなかやったことのない天ぷらを揚げるのは、ちょっとエキサイティングで、私としてはストレス解消になりました.そのあと、お塩でからっと揚がった天ぷらをばくばく食べちゃいました.この天ぷら.そして、ストレスを言い訳に食べ過ぎてしまうこと。ささやかなことですが、これが、あの言葉の意味かもしれないと思いました.案の定、先週の食生活の乱れもあると思いますが、昨日からにきびがたくさんできてきて、首や肩がざらざらしてきました.なぜ油が砂糖がアトピーにはだめなのか?おそらく、油ものや甘いものはストレスを感じると食べたくなるものだからかもしれません.ストレスと一言にいってもいろいろあります。仕事で嫌な状況にいる、なんとなく寂しい、なりたい自分になれない、そんなこともストレスを感じる原因だと思います。仕事上自分の力では解決できない状況、今自分に足りないものをうめるのに、「食べる」ことでうめていたのかもしれません。ストレスとは自分ではどうしようもない状況にあるとき感じるように思います。こうありたい、こうあるべき、と現状の差を感じた時、何とかそれを埋めようとしたくなります。ネガティブなものを口実に、何かを取り組むとき、それは根本の原因を解消するのではなく、問題を摩り替えているだけなのかもしれません.ストレス解消を口実に、甘いものを食べたり、食べ過ぎたりしてしまうことは、まさに問題すり替え、自壊的なパターンですね(^^;)でもそんな「よくあること」が積もり積もって、アトピーや生活習慣病へとつながってしまうのかもしれません.ストレス、で片付けてしまわずに、仕事のことなら周りの人に相談してみたり、寂しいと感じるなら友人に連絡をとってみたり、今できる小さな事を一つずつしていくことが大切なのですね。秋の夜長の寂しさを、食欲でうめるのはやめます(^^;)自分が何かをはじめる時に、「言い訳」をしていたら要注意ということです.おいしいものを心地よい程度にいただいて、念願の岩盤浴をしたり、体を動かしたり「発散」させて、新しいストレス解消パターンを作りたいと思いました。おしゃれが楽しい季節、ベージュのブーツがほしいなあ~秋の美人化計画!原文はBeware of using excuses. This occurs when we have set up an unhappy event, so we can have the excuse to do something we always wanted to do. This is the key dynamic that brings about trauma in our lives. It sets up painful, self-defeating patterns.