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カテゴリ:コンサート・レビュー
今日は、午後から、仕事で京王線の八幡山へ。
14時から打ち合わせで、夜の待ち合わせには充分に間に合うと踏んでいた。 自分が甘かった。 昨日から、明日は会社を辞めてでも18時に退社すると上司に宣言していたにも関わらず・・・。 打ち合わせが一旦終了しかけた17時50分。 最後に自分から先方に10分間で確認したいことを堪忍して終了するハズであった・・・。 が、横に居た上司。 脱線しまくり。ちょっと!ちょっと!!と言いたくなるほど、わざと!?と感じるほど、話を広げる、広げる。 別の用事があった同僚は、一足先に「予定があるので帰りまーす!」と17時に席を外すし・・・・。 結局、待ち合わせの18時半には、まだ打ち合わせ中。 本当にダメだと思った、18時40分に会議の話を遮って、とうとう言っちゃいました。 「今日はこの辺で、失礼します・・・。あとはヨロシク。」 はい。上司に全て任せて帰ってきちゃいましたー。 八幡山からタクシーを飛ばして、初台へ。 数ヶ月ぶりのオペラシティ・コンサートホール。 今日は、大事な人のお誘いで、コンサートのチケットをプレゼントさせてもらいました。 が、待ち合わせ時間から遅れること30分。 開演ぎりぎりにホールへ到着。 今日の演目は、83歳の巨匠が満を持して放つ、入魂のベートーヴェン全集。 第3夜の今日は、交響曲第6&7番。 6番は、自分がヴィオラを始めて、初めて弾いた交響曲。 もう18年も前のこと。 けど、かなりさらったからか、音符は頭に入ってました。 2曲とも甲乙付けがたい完成度の高い演奏。 でも、どちらかと言うと、田園の方が好感が持てました。 何がすごいって、弦の内声がこれでもかってくらいに、ひきまくっていること。 ここのホールは、弾き方、聴き方によっては、音が全部天井に上がってしまい、なかなか程よいハーモニーが客席の奥までは届きにくい。 けど、今日の演奏。特に弦の音がホールを包み込むように鳴りきっていました。 こんなベートーヴェン。久々に聴いた。 プレイヤーのモチベーションも高かっただろう。 それが本当に手に取るように分かるような前向きな音楽。 終演後も、スタンディングオベーションでその演奏を讃えました。 やっぱ、海外のオケだと違いますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年12月13日 02時21分44秒
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