カテゴリ:産地不明
アメジストです。 大きさは長さ4.5センチ、幅3センチほどのエッグ型のプレートです。 某ショップの移転・リニューアルオープンで新たな店舗に行ってみたとき、原石好きで、いろいろ原石があったにもかかわらず、手に取ってしまったのがこの石。 なぜならば……なんだか、緑が、混ざっていませんか。 紫の中に、緑。……深い緑が。 お店の照明にかざし、窓からの太陽光にかざし、 「……緑、だよねえ……?」 一緒にいた石好きさんは 「たまたま緑に見えてるだけじゃない?」 と、ちょっと懐疑的。 たまたま……って、紫がどうやったら緑に見えるのか。 もしかして、緑泥が混じっているためか。緑泥っぽい深緑でもあるし。 緑泥なら緑泥で、こんな風に混ざっているのは見たことがないし、どうにも気になって買ってしまいました。 買って帰り、強いライトを当ててみると……やっぱり緑! しかも、透き通った緑であるところを見ると、緑泥とは思えません。 繊維状の内包物も見えないのでアクチノライトでもないようです。 次に疑ったのは 「これ……本当にアメジストだよね? フローライトだったりしないよね?」 IMAGE展で水晶と思っていた石を長石と言われ、やっぱり水晶でしょうと思いつつ、びっくりしたばかりなので、どうも自分の判断に揺らぎが。 でも、いっしょにあったほかの石は、水晶らしいファントム模様がありましたし、手触り、重さ(フローライトは水晶よりも重いです)は水晶っぽい。 産地はというと、詳しくはわからないものの、アフリカの方らしい。 だとしたら、ちょっと心当たりがあります。 たしか、アフリカからはアメグリーンと呼ばれる緑と紫が一緒になった石が出るそうだからです。 以前グリーン・アメジストのタンブルの中でちょっと紫が混じったものを見つけたことがあります。海外サイトでもアメグリーンの名前で紫と緑が混じったものを見たことがあります。 ただ、こんな濃い紫と濃い緑のものは見たことがありませんが……。 アメジストとシトリンが混じったアメトリンでも紫と黄色が斑に混じったものがありますから、このように紫と緑が斑に混じってもおかしくないかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/10/15 08:50:16 PM
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