「怒られる」こと ~最良へ向かう~
私は とにかくよく怒られる。女性経営者の方と 自分の師である先生と。一回や二回ではなくよっぽど私はズレているのか ボケているのか生き方を間違っていると毎回心を正す。
ジャーナリスト事務所でも「ばか野郎!何言ってんだ!!」「全く才能ないダメだ」テレビでも「もうちょっとどうにかならないのか!!」「仕事に対する姿勢がなっていない!!」… … …。
とこのように、職場でも数を数えれば限り無い。女性経営者の方からは「貴方は自分で鏡を見なさい。人の話を聞く姿勢と表情をみなさい。お行儀は大成するか否かも左右するのですよ」「自分のためにこの活動をしてはならない、そういう人を私は嫌悪する」「自分の命傷つけている状態が分からないの?古いものにいつまでもしがみついて我慢して生きるのではなく、これからは好きな人と好きな人と生きる時代」一番最初に青山で映像を見ながら表現した時も厳しかった。「すごいなあと感じました」と表現すると「何がすごいの?具体的でないと分からない。表現が」。
いつも大抵 大勢の前で怒られる。とてつもない「恥」が込み上げる。でも叱られた後 大勢の方々にも問われていると分かる。
一方、先生には「全然ダメ。ものできない、感覚悪い、すぐ泣く」「まだそんなこといってるのか!まったく」それで。先日、音楽の録音などを担当するスタッフの方に言われた。私は先日叱られた時、ひとりで衝撃を受け 呆然としていると 真っ先にコーヒーを差し出してくださり 私はそのあったかさと愛に出会いその人のおなかに頭をつけて泣き出してしたった。で。
「私もなぜか真っ先に怒られる。録音の時自分がしてないことでも一番に怒られて最初はもうなぜ私ばかりがと思っていた。でも分からない人には怒らない。はねあがることが出来るから怒られる。そしてどんなに怒られてもしっかり分かればふところに近くなる」
「この年齢になって怒ってくれる人がいる?多くの人が『このぐらいで』というところでほめられて成長しなくなる。少しいいことが出来たくらいで満足してしまうから」
確かに私は怒られる状態にある。ぶれていたり心が清らかでなかったり…。彼女に指摘されたのは「横道にそれずに王道を行きなさい」
怒られるのは避けたい。すごいエネルギーが落ち込むし 自分は価値のない人間ではと思い込みもする。怒るのもエネルギーがいるが怒られるのもエネルギーがいる。這上がるのはもっと…。でも怒られることは実は 愛。 嫌いだったら 諦める(私は)。ADに怒る時も よくなって 成長して欲しいから怒っていた。年上なのに仕事で伸びない人は 怒るのではなく 逆に足を引っ張る。
私は怒られて 後にその人のことが好きになった。仕事でも厳しい人について 怒られた人は伸びている。若い時には厳しい人に会い交流をもった方がいい。
真意を受け止め、「最良」に向かいたい。