いだきしんコンサート、世界平和への道
4月26日、NPO高麗主催の京都でのいだきしんコンサートに参加しました。第一部のピアノ演奏では、地霊、怨霊・・・、京都にて光の到来を待ち望んだ鬼と化した魂があつまり、空間へ溶け込み、生きる人の足を引っ張るのではなく、生きる人の未来の希望となる存在となってゆくことが目に見えて分かりました。京都の歴史は、権力闘争、嫉妬、恨み・・・から魑魅魍魎が跋扈し、大変な場所であることも感じました。パイプオルガンの演奏は、壮大なスケールで、神の音そのものでした。神様が立ち現れ、天と地をつなぎ、人の精神に働き、魂の目覚め、蘇りを誰もが経験するのです。優しさ、愛、そのものです。その昔、神様と人間がひとつで生きていたこと。そのことは、特別な宗教に限ってのことではありません。日本人、古代はこうして生きていたとわかるのです。大変豊かで、美しい存在。人間は、こうして生きていたと、物とお金に存在を消されてしまっている現代社会の中見失った「存在」を取り戻してゆけるのがこの、いだきしんさんの即興演奏でのコンサートなのです。来る人、ひとりひとり集まり、そのエネルギーから、現在の社会・世界情勢から、その時の演奏のテーマが決まり、テーマはコンサート前に書かれ、アナウンスされます。哲学の表現です。コンサートに来て、どうして病が良くなるのか。それは自分自身が内面を閉ざしてきたことに気づくからです。生命の要求を閉ざしたことが病気の原因になっていることに気づくはずです。思考の働きが、病気をもつくるので、その働きに気づく。演奏中の脳波は、「シータ波」が出ていて、それは、自分のことが分かる状態、とのことです。自然界以上の大自然の働き、宇宙の摂理を演奏で表現されるのです。宗教、民族、国境の境を超えて、ひとのこころをひとつにする働きを持つ音。ひとりひとり、真の自分で生きること、目覚めるチャンスです。真の自分で生きるとき、輝いて本音で生きるとき、その輝きは世界に伝播して、平和な社会、平和な世界創りに貢献できるのです。それは、世界平和と考えます。私は、このコンサートを支援し続けています。そしてこれからもずっと支援をしてゆきます。なぜならば、それによって、戦争が阻止されたり、世界情勢が、国交正常化などのニュースがてきめんに表れるからです。今日はこんなニュースが出ていました。アルメニアは、昨年「高句麗伝説コンサート」が開催され、宇宙の生まれる三段階前の世界、が表現されたコンサートだったのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・トルコとアルメニア、関係正常化に向け「行程表を確認」【テヘラン=吉武祐】トルコ外務省はこのほど、歴史認識を巡る対立から外交関係がなかった隣国アルメニアと関係正常化に向けた「包括的な枠組み」に合意したと発表した。スイスが仲介した。 同外務省の声明は関係正常化への「行程表(ロードマップ)が確認された」としている。具体的な内容には触れていないが、閉鎖されている国境の再開や歴史研究のための合同委員会設置などが含まれるとみられる。 トルコ・アルメニア両国は、オスマン帝国末期1915年からのアルメニア人大量殺害をめぐる歴史認識で対立。「ジェノサイド(集団殺害)」だとするアルメニアに対し、トルコは「戦乱の中で起きた不幸」としてジェノサイドを否定。欧米諸国とトルコの摩擦の種になってきた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どうして、世界が平和になるのか。ひとつに、今生きる人間に取りつく霊魂の存在があります。報われる想いを残して死んだ霊は、死にきれず、我々人間に取りついて生きながらえています。本当の自分で生きているか分からないのはそのせいです。テロがその象徴です。恨みを持ち死んだ人間、その霊は、生きる人間に取りつき、さらにテロを起こし、憎悪の連鎖を引き起こす。この繰り返しがある限り平和にはなりません。ところが、そういった縁を切り、業を立ち切り、生きられるとしたら、私たち人間は、輝き、生まれながらの生命の光に満ち、輝いて生きることができるのです。そうして生きたとき、彷徨う霊魂は、報われ、光の世界にかえって空間に溶け込んでゆく、永遠の世界に生きるのです。その働きが出来るのが、いだきしんさん、その人なのです。2009年5月3日 いだきしんコンサート Piano & Pipe Organ Improvisation東京オペラシティコンサートホール PM3:00~5:00◆日時:2009年5月3日(日・祝) PM2:30開場 PM3:00開演 (PM5:00終演予定)◆会場:東京オペラシティコンサートホール〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2 ◆チケット:S席7,000円 A席6,000円 B席5,000円