味気なくなる?
好きな人を思うとき、 何処で思いますか? こころ? ドキドキしたり。 はらはらしたり。 キュンと、なったり。 しかしね、 そこには、 心臓という臓器があるだけで、 それ以外のなにものでもないのです。 「思い」って、 何処で生まれるのでしょうか? 「彼女が好きだ」って、 何処で思うのでしょうか? 頭の中? しかし、 そこにも、 やはり、 脳、という物が、あるだけで、 「気持ち」を入れておく箱ではないようにも思われます。 微弱な電子信号を伝達する、脳細胞の集合体。 その、 いわゆる、物理学的な作用の何処に、 「愛する」気持ちが生まれるのでしょうか? そんなことを、考えるヒントになりそうな本をみつけました。 脳科学の観点から、 主観と、客観の、パラドックスにメスを入れる。 まだ、 読み始めたばかりですが、 むちゃくちゃ面白いです。(私的には) 抽象的なことや、学術的な事を、書いているのですが、 物事の説明の仕方が、うまいです。 とても、読みやすいとおもいます。 久し振りに、 私のツボに入る本ですね~~。