お悔み
女優の南田洋子(みなみだ・ようこ、本名・加藤洋子=かとう・ようこ)さんが21日午前10時56分、くも膜下出血のため東京都内の病院で死去した。76歳だった。数年前から認知症を患っていたが、17日に体調が悪化して入院していた。南田さんは約4年前から認知症の症状がみられ、06年に撮影された映画「ひいろ」(07年公開)を最後に女優業を休止昨秋に長門からテレビ番組で病が公表され、反響を呼んだ長門の献身的な介護を受けていたものの、17日夜に都内の自宅でくも膜下出血に倒れ、都内の病院で緊急手術。人工呼吸器をつけての植物状態が続いていた。◆南田 洋子(みなみだ・ようこ)本名・加藤洋子。1933年3月1日、東京生まれ。茨城・土浦第一高等女学校(現・つくば国際大学高校)を卒業。51年に大映に入社し、53年の映画「十代の性典」で注目を集める。61年に俳優の長門裕之と結婚。NHK朝の連続テレビ小説「虹」などテレビでも活躍。義弟は津川雅彦、義妹は朝丘雪路。血液型A。身長155センチ。安らかにお眠りください。