Kimono Ponchoのブログ

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  ちょっと珍しい和裁道具のご紹介part2：マチピタ♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日も、一般の方々にはあまり馴染みの無い和裁道具のご紹介をさせて頂こうと思っております今回は、私たちの間では通称「マチピタ」と呼ばれている（正式名称を忘れました）道具をご紹介してみたいと思います「マチピタ」という名前の「マチ」は待ち針のことで、「ピタ」はピタっとくっ付くという意味です要するに、磁石で作られた「針山」のことですね和裁士は、一般によく使われている丸い大きな頭の付いた待ち針ではなく、普通の縫い針の曲がってしまったものを待ち針にしています着物の布地は結構差すのに力が必要なので、縫い針でしっかりと押さないと針が通らないんですね～・・・で、例えば衿付けの前などは、一度に20本以上の待ち針を打つこともあります。それを縫えたしりからはずしていくと、作業台の上がこんな状態になることも・・・画面の赤い人形のようなモノが「マチピタ」です・・・これを、一本ずつ拾って針山に差そうとすると、とても時間がかかるのですが、ここで「マチピタ」を使えば（もうお解りかとは思いますが）一気に集めることができるんですね～ちょっと画像を撮ってみました今回動画のアップ初挑戦・・・「見れないよ～」と言われる方、いらっしゃいましたら、是非コメント欄からお知らせくださいませ　m(__)m「You Tube:マチピタ動画」ご覧になれましたかイケてますように・・・(^_^;)・・・そんなこんなで、「マチピタ」はとっても重宝しております～ご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております

  2011年12月20日

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  ちょっと珍しい和裁道具のご紹介part1：マイゆびぬき♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズも、すでに42回を重ね、さすがにネタが尽きてきましたので、しばらくお休みさせて頂くことにして、本日からしばらくの間は、一般の方々にはあまり馴染みの無い和裁道具のご紹介をさせて頂こうと思っております・・・で、トップバッターとして私が選んだのがこれ、「ゆびぬき」です・・・え「地味やなあ～」ってハイ、とても地味な道具ですが、なんと手縫いの和裁士にとっては、まさに体の一部となるもので、これが無いと本当に縫えないんですね～プロの和裁士は、「マイゆびぬき」を必ず持っています今日は「マイゆびぬき」の作り方をご紹介させて下さいませまずは、材料。牛革のものと鹿革のものがあります牛革の方がちょっと分厚く、幅も広いです。画像の茶色い方が牛革、白っぽい方が鹿革です長方形で、大体幅1.5cm程度、長さ6cm程度です。これが表側これが裏側はめるのは、利き手の中指です。中指を一巻すると、ちょっと余りますので・・・余った分を切り落としますこの際、決して切りすぎてはいけません「まだちょっとだけ余り気味」に切ります次に、四角い端っこを丸くしますそして、ここは慎重に、少しずつ少しずつ両端を切っていって、ほんのわずかだけ一周に足りないぐらいまで切り落としますあとは、糸で端っこどうしを縫い合わせます3回ほど往復して、玉止めして出来上がり～・・・地味な作業ですが、「キツすぎず、ユルすぎず、縫っている間にも緩んでこない」ように「マイゆびぬき」を作れるようになるまでには、かなりな経験が必要なんですね～ご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております

  2011年12月19日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色;第42回～王朝文学の色part9;枕草子に見る貴公子のオシャレ♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズ第42回と致しまして、「王朝文学の色part9;枕草子に見る貴公子のオシャレ」をご紹介させて頂きたいと思います「枕草子：まくらのそうし」は平安時代の女流作家、清少納言によって書かれた随筆で、実際に彼女が見た世界が描かれておりますので、平安時代の様相が最も良く分かる貴重な資料ですもちろん、女性のファッションについての記述もありますが、男性のファッションについての記述もありますので、今回は平安時代の貴公子のカジュアルファッションの様相をご紹介させて頂きたいと思います清少納言は御所で中宮（帝の正妻）定子に仕える女房（当時のキャリアウーマン）でしたので、清涼殿（帝がプライベートな時間を過ごす宮殿）の中で起こった出来事を枕草子に書き留めましたある春の日、定子の兄、大納言伊周が定子の部屋にやってきます。その日はちょうど桜が満開でした定子の部屋にも大きな壺いっぱいにたくさんの桜の枝が活けてありますその日の伊周の服装が細かく描写されておりまして、直衣（カジュアルジャケット）は「桜」、指貫（カジュアルパンツ）は「濃き」、直衣の下の着物（カッターシャツ）は「白」で、直衣の下からわざとちょっと白の着物をはみ出させて「着崩している」様子が描かれています「桜の直衣」というのはピンク色のジャケットのことではなく、「桜がさね」といって、表が白、裏が赤で、裏地の色をわざと透かしてピンクに見せる、という凝った趣向のジャケットですまさしく「季節感満載」ですねそして、パンツは「濃い紫」で格調高くしかも、「桜のジャケット」の下から「白のカッターシャツ」を出して着崩してるんです都羽根の色糸を使って表してみました大納言伊周さん、なかなかやりますねご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております

  2011年12月16日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色;第41回～王朝文学の色part8;源氏物語の女性たちをイメージさせる植物♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズ第41回と致しまして、「王朝文学の色part8;源氏物語の女性たちをイメージさせる植物」をご紹介させて頂きたいと思います今ちょうど映画が公開されておりまして、「源氏物語」は話題になっておりますね当ブログの「古人～」シリーズの趣旨からすると、都羽根にある色糸の色をご紹介すべきところなのですが、都羽根に無い色もあるという理由と、もう一つは色だけでなく、その植物の形や佇まいなどが全体としてその女性のイメージを醸し出しておりますので、今回はちょっと番外編として、画像を中心にご覧頂きたいと思います源氏物語にはたくさんの女性が登場致しますが、誰一人ちゃんとした名前はありませんで、後の時代の人たちが付けたあだ名しかありませんが、舞台に登場する植物によってどんな女性なのかが想像できますまずは、光源氏の母親は、御所の「桐壷」という局にいたことから「桐壷の更衣」と呼ばれています。「桐」の花の色の糸は都羽根にはありませんでしたが、画像はこちら、「Yahoo! 桐の花画像検索結果」をご覧くださいませ「桐壷の更衣」は、とてもたおやかな静かな女性として描かれていますので、ぴったりのお花ですね次に、光源氏の初恋の女性であり、父帝の妻であるがゆえに叶わぬ恋とは知りながらも秘かに愛しつづけた女性は、御所の「藤壺」という局にいたことから「藤壺の女御」と呼ばれています。「藤」の花の画像はこちら「Yahoo!藤の花画像検索結果」桐よりも華やかさを増した、それでいて気品もある優雅な美しい花ですね～この色は、都羽根にありますそして、源氏が元服と同時に結婚した正妻は、とても気位が高く、現在も京都で毎年行われておりますお祭りである、「葵祭り」で、源氏の愛人（六条の御息所）とモメゴトを起こすエピソードから「葵の上」と呼ばれています。「葵」の花の画像はこちら（平安時代の「葵」は、徳川家の家紋の双葉葵ではなく、この「立ち葵」のことだそうです）「Yahoo!立ち葵画像検索結果」はっきりとした鮮やかな色の美しさと、「立ち葵」という名前の通り、ピンとしっかりと自分の足で立っているところが、気位の高い葵の上の性格をよく表していますねこの色も都羽根にあります・・・で、そのモメゴトの相手の女性は「六条の御息所」ですが、彼女は即位前に若くして亡くなった皇太子の最愛の妃で、内親王を一人産んでいて、大変教養が深く、知識人たちから尊敬されている美しい女性なのですが、あまりにも立派な女性すぎて若い源氏が「妻」として遇することをためらっているうちに葵祭りのモメゴトに巻き込まれ、プライドを傷つけられて、源氏の足が遠のくにつれ、次第に怨霊と化してしまう、という気の毒な女性です私の記憶では、彼女を花に例えた記述は無かったように思いますただ、彼女の魅力は後に嵯峨野の竹林で表現されました「Yahoo!竹林画像検索結果」男性に頼ったり媚を売ったりできない性格が、結果的に彼女を怨霊に変えてしまうのですが、源氏と別れてから嵯峨野に蟄居した彼女を、後にたくさんの知識人が訪れるようになりますこの竹林のイメージは、背筋のぴんと伸びたセンスの鋭い女性にぴったりですね次に登場するのは、六条の御息所とは正反対の「ほっとできる彼女」である、「夕顔の君」です源氏は都の片隅で夕顔を咲かせていた家の女主人と恋仲になります夕顔は、かんぴょうの花のことで、普通、貴族の家には見かけない、庶民的な花なんだそうです朝顔に似て、細いつるをけなげに伸ばして自分を支え、花もほんの少しの時間咲いたらすぐにしぼんでしまいますこれも都羽根にはありませんので、画像のみお楽しみ下さいませ「Yahoo!夕顔の花画像検索結果」可憐なかわいらしい花ですね「どうぞアナタ色に染めてください」という感じでしょうか「夕顔の君」は、その花と同じく、あっという間にいなくなってしまうのですおとなしくておっとりとした性格の女性は、もう一人登場します。「花散る里の君」です源氏は彼女を歌で「橘」の花に例えていますこれも都羽根にはありませんので画像のみお楽しみ下さいませ「Yahoo!橘の花画像検索結果」これも派手でなくかわいい花ですが、どっしりとした大木にたくさん咲いているところが、後に源氏の子供たちの母親代わりとなる、「優しくて頼りになる」彼女のイメージをよく表していますねそして、まだ少女だった「紫の上」を見つけます源氏が幼い彼女を「紫の君」と呼んだのですが、その理由は心の中の最愛の女性「藤壺の女御」に似ているからで、本当は「藤の君」と言いたいところなんでしょうが、バレバレなので「紫の君」にしておいた、というところでしょうか(^_^;)まだ少女だということで、都羽根の「薄藤色」が似合いそうですね「藤」はとにかく女性を称えるのにもってこいの花のようで、恋人の一人である「朧月夜の君」にも歌に例えていますこちらはかなり奔放な成熟した女性ですので、やや赤っぽい「京藤」が似合いますねもう一人の重要な役どころの女性「明石の君」は、花に例えられていません光源氏が初めて通って行く夜の情景にも、花は描かれずに松が登場します。しかし、明石の君は一時の情婦ではなく、源氏の子を産み、生涯源氏の妻の一人として生きることになります「松」は、冬になっても葉が落ちることのない「永遠の命：長寿」の象徴とされていたので、そこが狙いだったのかもしれませんね松の画像はこちら「Wikipedia 松」さすがは紫式部さん巧みな描写ですね映画をこれから見に行かれる方、どうぞお楽しみ下さいませご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております

  2011年12月15日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色;第40回～美しい日本の四季の色part5:夏の色たち♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズ第40回と致しまして、「美しい日本の四季の色part5:夏の色たち」をご紹介させて頂きたいと思います「冬の色たち」の回にもご紹介致しましたが、旧暦で作られた日本の暦は現在の気候とはかなりギャップがありまして、５月は「初夏」になるそうですなので、５月頃に咲く「春牡丹：はるぼたん」は、初夏の季語のなるそうです「牡丹色：ぼたんいろ」「菖蒲：あやめ」という名前で呼ばれる花は、たくさんあるそうですが、この色はどうやら梅雨時に咲く「はなしょうぶ」の色みたいです「菖蒲色：あやめいろ」また、この「葵：あおい」という名前も、徳川家の「葵の御紋」の「ふたばあおい」が有名になったおかげでよく間違われるそうですが、平安文学などで「葵」といえば６月頃に花が咲く「たちあおい」のことだそうで、この色も「たちあおい」の花の色みたいです「葵色：あおいいろ」次は、現在もあちこちでよく見かける梅雨を代表する花、「紫陽花青：あじさいあお」「枇杷：びわ」は、梅雨時に実が成りますね「枇杷茶：びわちゃ」夏に咲く花は少ないので貴重な存在です、「白百合色：しらゆりいろ」これはおそらく化学合成染料が入ってきた明治時代以降の色だと思われますが、現代人にとっては「これぞ夏」という感じの色ですね「紺碧：こんぺき」これも現代人の夏のイメージにピッタリですね「珊瑚色：さんごいろ」並べてみましたいかがでしたか秋から夏までの美しい日本の四季の色をお楽しみいただけましたでしょうか私は、とっても楽しかったですご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております

  2011年12月14日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色:第39回~美しい日本の四季の色part4:春の色たち（後半）

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズ第39回と致しまして、「美しい日本の四季の色part4:春の色たち（後半）」をご紹介させて頂きたいと思います昨日早春から桜のころまでをご覧いただきましたので、今回は桜が散るころから春を惜しむ頃までの晩春の色たちをお楽しみ下さいませまずは、「春はあけぼの」・・・春真っ盛りの頃の美しい明け方の空の色、「曙色：あけぼのいろ」平安朝では代表的な春の花として愛された「山吹色：やまぶきいろ」高貴な色、紫の花ということで、美しい女性を例えるのに最もよく使われた花「藤色：ふじいろ」少し薄いのもあります「薄藤色：うすふじいろ」この花も晩春の季語になるそうです「勿忘草色：わすれなぐさいろ」晩春に咲く、中国原産のバラの花、長春花の色「長春色：ちょうしゅんいろ」松の新芽の色「若緑：わかみどり」は、晩春の季語だそうですまさに「萌え出づる春」の色、「若芽色：わかめいろ」春の色を全部集めてみました美しすぎる～日本の自然は、本来こんなにも豊かなんですね大切にしなければ・・・・・・と改めて思った今日この頃でしたご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております

  2011年12月13日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色；第38回～美しい日本の四季の色part3:春の色たち（前半）

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズ第38回と致しまして、「美しい日本の四季の色part3:春の色たち（前半）」をご紹介させて頂きたいと思います都羽根の中の春の色を集めてみましたら、とってもたくさんありまして、とても一度にはご紹介できませんので、春は前半と後半に分けることに致しました前半の今回は、「春を告げる」早春の色から桜の咲くころまでの色を集めてみましたまずは、「春告げ鳥」と呼ばれる鳥、「鶯色：うぐいすいろ」鶯がとまっている枝は、もちろん梅ですね紅白どちらもありますまずは「紅梅：こうばい」そして、「白梅色：しらうめいろ」「霞：かすみ」は早春の季語になるそうです「霞色：かすみいろ」３月３日は「桃の節句」ですね「桃色：ももいろ」これも春を代表する花と言えますね「菫色：すみれいろ」やや薄いのもあります「白菫色：しろすみれいろ」今もあちらこちらで見かけるかわいい花「蒲公英色：たんぽぽいろ」そして、なんといっても日本の花といえばこれ「桜：さくら」「薄桜：うすざくら」もあります並べてみましたうんきれい次回は、晩春の色たちをお届け致しますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております

  2011年12月12日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第37回；美しい日本の四季の色part2：冬の色たち♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズ第37回と致しまして、「美しい日本の四季の色part2:冬の色たち」をご紹介させて頂きたいと思います狭いニッポンといえども、もうすでにすっかり雪化粧されている地域もあるようですね日本の暦はもともと旧暦（太陰暦）で作られているので、現在の気候とはかなりのギャップがあります。子供の頃、1月1日に「新春」がやってくることに、「これからもっと寒くなるのに、どこが春やねん」と思ったことを思い出しますちょっと調べてみたところ、旧暦では、だいたい1月の終わり頃から2月の前半に年が変わるそうです。年によってマチマチなんだそうですここでは、「お正月」も含めて、現在の「冬の風情」を感じる色を集めてみました冬と言えば・・・う～ん、あまり思い浮かぶ色がありませんね・・・(^_^;)まず頭に浮かぶのは真っ白な雪の色ですが、「雪色」という色名はさすがにありません(^_^;)・・・で、かなり苦労致しましたが、6色集めてみましたまずは、これは文句なしの冬の味覚、みかん「蜜柑色：みかんいろ」「鴨」は、冬に渡ってくる渡り鳥なので、冬の季語になっています「鴨の羽色：かものはいろ」冬の枯れ木の色、「暗褐色：あんかっしょく」「柚：ゆず」も冬の季語ですが、実の色はありませんで、葉の色はありました(^_^;)「柚葉色：ゆずはいろ」「狐：きつね」は、一年中見かける動物ですが、冬眠せずに冬場もけなげに活動するためか、冬の季語になるようです「狐色：きつねいろ」「飾海老：かざりえび」は新年の季語だそうです「海老赤：えびあか」集めてみました・・・これで精一杯でした(^_^;)銀世界の冬が終わって春がやってくるのを人々は待ちこがれたんでしょうね次回は、春爛漫の色たちをお届け致しますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております

  2011年12月09日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第36回；美しい日本の四季の色part1：秋の色たち♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズ第36回と致しまして、「美しい日本の四季の色part1:秋の色たち」をご紹介させて頂きたいと思いますもう12月8日ですが、今年はいつまでも温かい日が続き、ようやく先週あたりから、ネット上にも綺麗な紅葉の画像がたくさん見られるようになりましたね遅まきながら「秋満開」といった感じですそこで、本日から4回にわたり、秋、冬、春、夏と、美しいにっぽんの四季の色をお楽しみ頂きたいと思います・・・秋は紅葉だけでなく、花もたくさん咲くロマンチックな季節秋といえば・・・まず一番に思い浮かぶのは、「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」・・・（花より団子ですみません）「柿色：かきいろ」そして、次に連想される秋の味覚といえば・・・栗ですね～「栗色：くりいろ」まさに秋の広葉樹の葉の色、「青朽葉：あおくちば」と「濃朽葉：こいくちば」今では秋を代表する花とも言える、「秋桜：こすもす」黄色の菊の花の色、「承和色：そがいろ」（名前の由来はこのシリーズの第6回でご紹介させて頂いております）初秋の季語である桔梗の花の色のちょっとくすんだ色、「錆桔梗：さびききょう」シリーズ第23回でご紹介した、珍しい鳥「鶸：ひわ」は、秋に日本に渡ってくることから秋の季語になっているそうです「鶸色：ひわいろ」集めてみました豊かな自然の色たち改めて、大切にしたいと感じる今日この頃ですご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております

  2011年12月08日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第35回；珍しい着色料par5；香草で染めた色～「薄香：うすこう」と「丁子染：ちょうじぞめ」♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズ第35回と致しまして、「珍しい着色料part5;香草で染めた色～「薄香：うすこう」と「丁子染：ちょうじぞめ」」をご紹介させて頂きたいと思いますこれらの色が流行したのは平安時代のようです平安貴族たちは、「香り」をとても大切にしていました恋人のもとへ通う際には、必ず衣に香を焚きしめて出かけたそうです「匂う」という形容詞は、最上級の褒め言葉でした「丁子：ちょうじ」は、大変人気のあった香草の一つで、英語では「クローブ」と言い、今も世界中で香草として愛されています主に東南アジア原産で、日本にも5～6世紀頃には入ったようで、正倉院にも保管されているそうです香草としてのみならず、生薬としても珍重されたそうですそんな、高価な「丁子」を、贅沢に染料として染めた色が、「香染：こうぞめ」や「丁子染：ちょうじぞめ」です染めあがった時には丁子の香りがうっすらと残っていて、「匂い立つ貴人」のお洒落として大変愛され、その色名は平安文学にも度々登場します都羽根には、「薄い香染」である「薄香：うすこう」と・・・丁子をたくさん使って濃く煮出した贅沢な「丁子染：ちょうじぞめ」があります”世紀のプレイボーイ”光源氏が愛用した色ということになっているぐらいですので、「匂い立つ香染」は「ここ一番の勝負服」だったかもしれませんねご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております

  2011年12月07日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第34回；珍しい着色料part4;貝から作る色～「貝紫：かいむらさき」♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズ第34回と致しまして、「珍しい着色料part4;貝から作る色～「貝紫：かいむらさき」」をご紹介させて頂きたいと思いますこの「貝紫」は、都羽根の中では珍しく、外国の色のようですしかし、調べているうちに、とても興味深いことが分かりましたなんと、西洋においても、この貝紫の紫色が「禁色：きんじき」とされていたことがあったそうなんです飛鳥時代から平安時代にかけて、日本では紫が最も尊い色とされていたことは、何度もご紹介致しましたが、この「貝紫」の色は、英語では「ロイヤルパープル」（王者の紫）と呼ばれるそうで、born in purple(紫に囲まれて誕生する）という英語は「高貴な家柄に生まれた」という意味なんだそうですあまりの偶然にびっくりですね～・・・で、なぜにそんなに「貝紫」が尊いとされたかということですが、その染め方によるみたいです話は3000年以上も前にさかのぼり、紀元前1600年頃、地中海のフェニキア人が「シリアツブリガイ」という貝の分泌物を染料とする紫染色方法を発見したそうで、染物を特産物として輸出すると、ローマ帝国でたいへんもてはやされたそうですほんのわずかの布を染めるのにも大量の貝が必要な上に、「貝紫」で染められた物には力が宿ると信じられていたそうで、多くの権力者たちが「禁色」として、一般の人間の使用を禁じたそうなんですね～カエサル（ジュリアスシーザー）のマントや、クレオパトラの旗艦の帆がこの貝紫で染められていたそうですヨーロッパの禁色、「貝紫：かいむらさき」は、都羽根ではこんな色です人間の感性って、世界共通なのかもしれませんよねますます古代人のロマンを感じた今日この頃ですご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております

  2011年12月06日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第33回；珍しい着色料part3;世界最古の着色料～「丹：に」♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、久しぶりに古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズに戻りまして、第33回「珍しい着色料part3;世界最古の着色料～「丹：に」」をご紹介させて頂きたいと思います先日、珍しい着色料part1で「鉛丹：えんたん」の色をご紹介致しましたが、こんな色でしたこの鮮やかなオレンジ色は、そもそも「丹：に」の色を作るためにわざわざ鉛を酸化させて作ったものでした・・・では、もともとの「丹：に」って、何の色だったのでしょうかまず、都羽根の「丹：に」は、こんな色です鉛丹より少し鈍いオレンジ色です実はこれは、赤土の色なんだそうです赤土は、自然界にあるとても身近な赤い色ですので、人類が最初に使った着色料だとも言われているそうです酸化鉄を豊富に含む土のことで、世界中にあり、場所によって「ラテライト」「オークル」「テラロッサ」など色々な種類や呼び方があるそうです要するに「赤錆の色」ということですね都羽根には、「鉄錆色：てつさびいろ」というのもありました・・・なるほど、鉛丹の方が綺麗ですね(^_^;)「赤土の色」よりも鮮やかな色を求めて、「鉛丹」を生み出した、ということが分かりますね美しい色を追い求める古代人のロマンを感じる今日この頃でしたご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております

  2011年12月05日

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  身長175cmの方にもたっぷりの裄75.8cmの和風ポンチョ「裄長ぽんちょ」♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、予定では本日から長らく中断しておりました都羽根の色糸シリーズに戻るつもりでしたが、ちょうど100回記念でご紹介させて頂いた「幅の狭い反物で作る長身者用ポンチョ」（裄長ぽんちょと名付けました）が出来上がりましたので、ご紹介させて頂きたいと思いますこの「裄長ぽんちょ」を製作した反物は、幅36.5cm の、やや古い（おそらく昭和期だと思われます）沖縄紅型風のちりめん地ですこの反物を縦方向に6枚つなげることによって、裄75.8cm （2尺）を実現しました1mの物差しがありませんので、背中心から50cm（1尺3寸2分）のところから50cmの物差しで計っております。上の鯨尺の物差しの長さが2尺＝75.8cmです。マネキンに着せると、こんな感じですいかがですか当店の和風ポンチョなら、裄が足りなくて着るのをあきらめていたアンティーク着物をオシャレに再生することができるんですご覧頂き誠にありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでも、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年12月02日

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  ブログ投稿100回記念最終日♪　私が目指しているもの♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますおかげ様で11月15日で日記の投稿100回目となりましたので、15日から、11回にわたって、当店の和風ポンチョの長所や商品の画像をご紹介させて頂きましたが、100回記念シリーズ最終日の本日は、「私が目指しているもの」を、僭越ながらつぶやいてみたいと思いますので、もしよろしければお付き合い下さいませ　m(__)m私は和裁という仕事をさせて頂いておりますお客様からお誂えのご注文を頂き、寸法通りに綺麗に和服を縫うのが仕事です「針一本でできる仕事」だと思い、始めました・・・でも、「本当に針一本で着物が作れるか」というと、答えは「ノー」です着物を縫うためには、色々な道具や材料が必要です針の他に、糸切りばさみ、裁ちばさみ、物差し（鯨尺）、革製の指ぬき、布を押さえるための文鎮、手縫いに不可欠な道具である「掛け張り器」、こて、ヘラ台、こて板、そして、色とりどりの縫い糸・・・・。これらは和裁士にとっては、まさに不可欠な道具や材料ですが、年々生産量が減り、作って下さるメーカーさんも、もうほんのわずかになっています。大量生産できないこともあり、価格は年々上昇しています・・・それでも、「作って頂ける」から、私たちは仕事をすることができます同じことは、着物用の布地「反物」にも言えます。絹の反物を作るためには、まず織り糸が必要ですし、「染めの着物」なら「白生地」が必要です。そして、染め屋さんで染めて頂いて初めて染めの反物が出来上がります「織りの着物」なら、織糸を染めて頂いて、織り屋さんに織って頂いて初めて、織りの反物が出来上がりますそしてやっと反物が出来上がっても、「湯のし」や「地入れ」をして頂かなければ仕立てることができませんし、汚れや生地難などがあればそれも直して下さる「悉皆屋さん：しっかいやさん」は和裁業界にはなくてはならない存在ですつまり、反物を和裁士が仕立てることができるのは、こんなにたくさんの方々がいて下さるおかげなのですですが、今、これらのお仕事に従事されている人の数は、本当に少なくなってきていますそして、必要な要素のどれか一つでも足りなければ、着物を縫うことはできないのですでも、なんとか絹織物を、そして着物を、存続させていきたい・・・そのためには、もっともっとたくさんの方に「着物用の布地を使った服」を着て頂いて、絹織物自体の需要を広げる必要があるのです現在、「和服」として売られている商品のほとんどが女性用の長着と帯です。しかし、女性の帯は男性の帯とは違い、明らかに結ぶのが難しいですそして、帯が結べなければ、着物を着ることはできません以前に、とある有名な帯屋さんの社長さんのお話を聞く機会がありました。ご自分の会社の女帯の一つを手にお持ちになって、「これはめちゃくちゃ結びやすい帯ですよ僕は締めたことないけど」・・・と、おっしゃっていました。(^_^;)・・・一方で、「着物の雰囲気やデザインや質感が好き」と言って下さる方はたくさんいらっしゃいますしかし残念ながらその中の9割以上の方が「自分で着れないから」という理由で着物をあきらめておられますそれなら、「着付けができなくても、帯が結べなくても、誰でも着れる着物の布地を使った服」を作れば、もっと気軽に着て頂けるんじゃないかしら　外国の方にも、着て頂けるんじゃないかしら結婚式や成人式だけじゃなく、ひょっとしたら通勤にも着て頂けるんじゃないかしら・・・そして、一度絹織物を身に付けたら、きっとその魅力を実感してもらえるはず・・・そしたら、きっと「次は帯も結べるようになって、着物を着たい」と思って頂けるはず・・・そしたら、そしたら・・・・・世界中が着物でいっぱいになるかも・・・私が目指しているのは、大変僭越ながら、そんな理想の世界なんです(#^.^#)長々とお付き合い頂き誠にありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでも、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年12月01日

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  ブログ投稿100回記念11日目♪　和風ぽんちょ.comギャラリーpart5♪創作和風小物♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますおかげ様で11月15日で日記の投稿100回目となりましたので、15日から、当店の和風ポンチョの長所をご紹介させて頂いておりますが、本日も、当店の商品の画像をご紹介させて頂きたいと思いますpart5の今回は、和風ポンチョではありませんが、当店のオリジナル創作和風小物の画像をご覧頂きたいと思います当店の和風ポンチョは、普通の着物用の反物一反を使って製作致しますと、かなりの布地が余りますですので、共生地で以下のような小物類をお作りになれます例えばこの巾着袋を、共布で作ってポンチョをお召しになる時にお持ちになるととってもオシャレですよちゃんと裏地もついてます他には、スワロフスキーをあしらったブローチなんかもありますあと、金封を包む「袱紗：ふくさ」なんかもあります他にも、ご要望に合わせて色々お作りさせて頂きます商品についてのお問合せは、和風ぽんちょ.comのホームページにて、お待ち申し上げておりますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでも、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年11月30日

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  ブログ投稿100回記念10日目♪　和風ぽんちょ.comギャラリーpart4♪創作和風衣装：打掛ドレス♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますおかげ様で11月15日で日記の投稿100回目となりましたので、15日から、当店の和風ポンチョの長所をご紹介させて頂いておりますが、本日も、当店の商品の画像をご紹介させて頂きたいと思いますpart4の今回は、和風ポンチョではありませんが、当店のオリジナル創作和風衣装である「打掛ドレス」の画像をご覧頂きたいと思いますこの「打掛ドレス」は、廃業された元レンタルブティックのオーナー様から譲って頂いた花嫁衣裳であった色打掛を、イブニングドレス風にリフォームした作品ですまずは、リフォームする前は、このような豪華な花嫁衣裳でした当店でリフォームした「打掛ドレス」ですご覧のように、絹の光沢がすごくて、チャイナドレスのような雰囲気も持ち合わせた、魅力的なドレスに仕上がってくれましたもともと、和風ポンチョに合う衣裳を考案したくて作った作品ですので、予定通りぽんちょと合わせてみましたところ、なかなかイイ感じでしたこの作品は、「打掛ドレス写真アルバム」として、当店のfacebook ページにも掲載させて頂いておりますので、そちらも是非ご覧くださいませ　m(__)m商品についてのお問合せは、和風ぽんちょ.comのホームページにて、お待ち申し上げておりますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでも、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年11月29日

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  ブログ投稿100回記念9日目♪　和風ポンチョギャラリーpart3♪ゆかたDEポンチョ♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますおかげ様で11月15日で日記の投稿100回目となりましたので、15日から、当店の和風ポンチョの長所をご紹介させて頂いておりますが、本日も、当店の商品の画像をご紹介させて頂きたいと思いますpart3の今回は、浴衣地を使った和風ポンチョの画像をご覧頂きたいと思いますまずは、裾にトーションレースをあしらった「フェミニンピンク」大輪の銀ラメ桜がカッコイイ「スタイリッシュブラック」カワイイイメージの「ガーリークリーム」ゆかたDEポンチョ！には、お子様用もございます100cmサイズ110cmサイズ120cmサイズ130cmサイズなどなど、色々ございますこれらは、「ゆかたDEポンチョ！写真アルバム」として、当店のfacebook ページにも掲載させて頂いておりますので、そちらも是非ご覧くださいませ　m(__)m商品についてのお問合せは、和風ぽんちょ.comのホームページにて、お待ち申し上げておりますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでも、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年11月28日

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  ブログ投稿100回記念8日目♪　和風ポンチョギャラリーpart2♪洋服地の和風ポンチョ♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますおかげ様で11月15日で日記の投稿100回目となりましたので、15日から、当店の和風ポンチョの長所をご紹介させて頂いておりますが、本日も、当店の商品の画像をご紹介させて頂きたいと思いますpart2の今回は、洋服地を使った和風ポンチョの画像をご覧頂きたいと思いますまずは、とても肌触りの良い「レースニット」を使った「レースニットポンチョ」シフォン地を使った「シフォンポンチョ」ギンガムチェック地を使った「ギンガムぽんちょ」などなど、色々ございますこれらは、「洋装和風ポンチョ写真アルバム」として、当店のfacebook ページにも掲載させて頂いておりますので、そちらも是非ご覧くださいませ　m(__)m商品についてのお問合せは、和風ぽんちょ.comのホームページにて、お待ち申し上げておりますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでも、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪

  2011年11月25日

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  ブログ投稿100回記念7日目♪　和風ポンチョギャラリーpart1♪シルク100％KIMONO-PONCHO♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますおかげ様で11月15日で日記の投稿100回目となりましたので、15日から、当店の和風ポンチョの長所をご紹介させて頂いておりますが、本日からは、当店の商品の画像を数回に分けてご紹介させて頂きたいと思います当店の商品には、1.　シルク100％の着物地を使った和風ポンチョ　　　　　　　　2.　洋服地を使った和風ポンチョ　　　　　　　　3.　ゆかた地を使ったショートパンツ付きの「ゆかたDEポンチョ！」　　　　　　　　4.　その他色々な創作衣料品、小物などがございますpart1の今回は、シルク100％の着物地を使った和風ポンチョの画像をご覧頂きたいと思いますまずは、附下（つけさげ）の反物を使った「絵羽ポンチョ」衿にフェイクファーをあしらった「フェイクファーぽんちょ」大島紬の着物をリフォームして作った「大島紬ポンチョ」黒絵羽織の反物で作った「羽織ぽんちょ」色無地の反物を使った「色無地ポンチョ」ちりめん小紋の反物を使った「ちりめん小紋ぽんちょ」紬を使った「紬ぽんちょ」盛夏の着物地「絽：ろ」を使った「絽ポンチョ」などなど、色々ございますこれらは、「シルク100％正絹KIMONO-PONCHO写真アルバム」として、当店のfacebook ページにも掲載させて頂いておりますので、そちらも是非ご覧くださいませ　m(__)m商品についてのお問合せは、和風ぽんちょ.comのホームページにて、お待ち申し上げておりますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでも、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪

  2011年11月24日

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  ブログ投稿100回記念6日目♪　七分袖ぽんちょも素敵♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますおかげ様で11月15日で日記の投稿100回目となりましたので、15日から、当店の和風ポンチョの長所をご紹介させて頂いておりますさて本日は、ちょっと季節はずれではございますが、当店の和風ポンチョの長所の一つである、「七分袖も素敵」という点をご紹介させて頂きたいと思います先日の日記において、当店の和風ポンチョは身長175cm以上の方にもたっぷりと十分に長い裄寸法をご提供できる、という点をご紹介しましたが、当店には主に夏などにお召し頂きたい、七分袖ポンチョもございます「着物は大好きだけど、さすがに夏は暑いから・・・」とおっしゃる方も多いと思いますが、絹は吸湿性にも通気性にもとても優れた天然繊維でありまして、中でも「絽：ろ」や「紗：しゃ」のような盛夏用の着物の生地は、着てみて初めて分かる、なんとも心地よい涼しさですそんな「絽：ろ」を使って、七分袖ポンチョを作ってみました・・・いかがですかとっても気持ち良さそうでしょこのように、当店の和風ポンチョには、着物には無い長所がたくさんございます「着物の布地や雰囲気が好きだけど、普段には着れないわよねえ・・・」とお思いの貴女にも、是非お試し頂きたいと存じておりますお問合せは、和風ぽんちょ.comのホームページにて、お待ち申し上げておりますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでも、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪

  2011年11月22日

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  ブログ投稿100回記念5日目♪　タンスに眠っていた大島紬をポンチョにリフォームして大活躍♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますおかげ様で11月15日で日記の投稿100回目となりましたので、15日から、当店の和風ポンチョの長所をご紹介させて頂いておりますさて本日は、当店で「着物」から「和風ポンチョ」にリフォームさせて頂き、ご依頼主様に大変お喜び頂いている「大島紬ぽんちょ」を、掲載のお許しを頂きましたので、ご紹介させて頂きたいと思いますこの「大島紬ぽんちょ」は、ご依頼主様が30年以上も前にお誂えされた大島紬のお着物でした柄行やお色など、とても気に入っておられたのですが、「いざ、着物を着よう」となると、帯を結んだり、髪の毛のセットなども考えなくてはならず、ついついお洋服の方を選んでしまわれ、気が付くと30年以上もの間一度も袖を通さないままタンスの中に眠ったままだったそうです「このまま着物のままで置いておいても、もうきっと一生着ることは無いだろうから・・」と思われ、当店に和風ポンチョへのリフォームをご依頼下さいましたお客様のご希望の裄寸法と身丈にお仕立てさせて頂いた作品が、こちらですなんと30年もお召しにならなかった大島紬が、ポンチョに変わってから大活躍「ちょっとお友達とランチに」「同級生のお仲間と小旅行に」などなど、一年で何回もお召し頂き、また、お友達にもとても好評だと、大変お喜び頂いております私も、こんなに嬉しいことはございません本当にありがとうございます　m(__)m　m(__)mこのように、当店の和風ポンチョの長所はたくさんございます「あら、そういえば私のタンスの中にも・・・」とお思いの貴女も、是非お試し下さいませ和風ぽんちょ.comのホームページにて、ご相談をお待ち申し上げておりますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comのホームページでも、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪

  2011年11月21日

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  ブログ投稿100回記念4日目♪　当店の和風ポンチョの長所のご紹介part4♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますおかげ様で11月15日で日記の投稿100回目となりましたので、15日から、過去にご紹介した日記の中で是非もう一度ご覧頂きたい当店の和風ポンチョの長所についての日記を再度ご紹介させて頂いておりますそれでは、日記の続きをご覧くださいませさて本日は、当店の和風ポンチョの長所のご紹介第4回としまして、「柄合わせが完璧」という点をご紹介させて頂きたいと思いますこれまでの3回で、ごく一般的な布幅36.5cmの布地では、身長162cm以下の方用の着物しかお仕立てできないところが、当店の和風ポンチョなら180cm以上の方用にもお仕立てできるという長所をご紹介致しましたが、本日はもう一つの大きな長所のご紹介です着物だとなかなか合わない脇と裄の絵羽模様も、ポンチョなら完璧に合わせられますまずは写真をご覧くださいませこれは、柄合わせをする前の、2枚の布地を並べただけの状態です。現在当方にある反物のうち、一番分かりやすい縦に長い絵羽模様の部分を使ってご説明致します。これをどこかで縫い合わせて一枚の絵のように見せることを「柄合わせ」と言います着物の構造上、真正面（衽付け）と、背中心は、必ず柄が合うようになっておりますので、ここでは脇と裄（袖付け）の柄合わせについてだけご説明致します。最初に、着物の構造にとって理想的な体型の方（身長155cm、ヒップ90cm　程度の方）用に仕立てた場合の脇と裄の絵羽模様はこうなりますご覧のように、完璧に柄が合いますどこが布地の境目なのか分かりにくいですが、上と下に針が1本ずつ打ってあるところが境目です。本当に日本画を見ているように美しいですね次に、身幅が広い方（ヒップ105cm程度の方）の脇の絵羽模様はこうなります。布幅をギリギリいっぱい使おうとすると、脇の柄はこのように「柄ずれ」を起こします次に、身幅が狭く、背が高い方（身長175cm,ヒップ85cm程度の方用に、キングサイズの布地を使って仕立てた場合）の脇の絵羽模様はこうなります。分かりやすいようにアップにします橋の欄干が上にいくに従って2本に分かれています。なぜこのようなことが起こるのかというと、裾の身幅寸法と肩幅の寸法との間に8cm以上もの差があるため、縫い目が布地に対して斜めになってしまうからです最近では特に若い方にはこのような体型の方が多く、脇の模様は裾だけしか合いません。裄の模様（袖付けの部分の模様）は、あらかじめ無しにしてあるか、あっても横線がすっと1本だけ通っているような柄付けが多くなっています。ということなので、昔の日本人女性の体型に合わせて作られているアンティークの着物の柄合わせは、今のすらりと背が高く手足も長い方の寸法には完璧に合わせることは不可能なのですでもせっかく「アンティーク着物が好き」と言って下さる若い方に、なんとか着て頂きたいこれが、私が和風ポンチョを開発した第2の理由なのですそれでは最後にもう一度当店の和風ポンチョの柄合わせ具合をご覧下さいませ見事な日本画の世界が広がっておりますなぜこのようなことが出来るのかそれは、両端にもう一枚ずつ布地を加えることで裄寸法が確保できるため、縫い目を斜めにする必要が無く、全て背中心に平行に、また、最も柄合わせがしやすいところで柄を合わせることができるからなんです長々とご覧頂き誠にありがとうございました　m(__)mこれからも、どんどん「和」の可能性を追求して、新しい商品を開発して参りたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します　m(__)m最後に、当店の和風ポンチョはその独自性と新規性を認められて、実用新案登録を受けております。（実用新案登録第3160616号）当方に無断でのデザインの使用または製品の製造は違法となりますので、ご注意下さいませ　m(__)mご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでも、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪

  2011年11月18日

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  ブログ投稿100回記念3日目♪　当店の和風ポンチョの長所のご紹介part3♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますおかげ様で11月15日で日記の投稿100回目となりましたので、15日から、過去にご紹介した日記の中で是非もう一度ご覧頂きたい当店の和風ポンチョの長所についての日記を再度ご紹介させて頂いておりますそれでは、日記の続きをご覧くださいませさて本日は、当店の和風ポンチョの最大の長所のご紹介第3回です一昨日と昨日とで、ごく一般的な着物の布幅と裄と身長の関係をご紹介しました。その結果、布幅36.5cmの反物なら、裄は69cm、身長は162cmが上限であることもご紹介しました。では、なぜ当店の和風ポンチョは裄75cmが実現可能なのかそれは、袖を振りで分けずに見頃と一体化することで、通常なら横並びに左右それぞれ2枚ずつしかつなげられないところを3枚つなげることができるからですでは写真をご覧くださいませ布地が横並びで合計6枚縫い合わされているのがお解り頂けますでしょうかこのように、当店の和風ポンチョの最大の長所は、裄寸法をいくらでも長くできることなんですこれなら、身長180cmの方にも190cmの方にもお仕立てすることができるんです吊り下げられていると、一体どんな着姿になるのか想像ができないかもしれませんが、マネキンに着せるとこうなりますそうですおしゃれなポンチョになるのですご覧頂きありがとうございました次回作沖縄紅型風小紋ぽんちょは裄寸法75cmで製作しますので、身長175cmの方にもお召頂ける新しい和風衣料品となります出来上がりに乞うご期待次回は、もう一つの大きな長所、「柄合わせが完璧」という点について、ご紹介させて頂く予定ですご覧頂きありがとうございました追記：11月17日現在、未だに製作の方があまり進んでおりません　が、製作途中の画像ですが、ご覧くださいませ二尺ざし（長い方の物差し）は、75.8cmです。1mざしは持っておりませんので、1尺3寸2分（50cm)のところからメートルざしで計っております。縫い代を残して、2尺ざし（75.8cm)がすっぽり入っているのがお解り頂けると思いますなんとか時間を作って、早く進めたいと思っております　m(__)m　m(__)m和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでも、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪

  2011年11月17日

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  ブログ投稿100回記念2日目♪　当店の和風ポンチョの長所のご紹介part2♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますおかげ様で昨日で日記の投稿100回目となりましたので、昨日から、過去にご紹介した日記の中で是非もう一度ご覧頂きたい当店の和風ポンチョの長所についての日記を再度ご紹介させて頂いておりますそれでは、日記の続きをご覧くださいませさて本日は、昨日からご紹介させて頂いている、当店の和風ポンチョの一番の長所のご紹介の続きをご覧頂きたいと思います昨日は、和服用の布地の幅が1尺（38cm)程度しかない、ということをお伝えしました。本日は「着物の裄」についてのご紹介ですまずは、良く解る写真をご覧くださいこの2枚の写真を見比べて頂くと、洋服と和服の袖の付き方が全く違うということがお解り頂けるかと思います。皆様のお洋服の袖は、腕と水平方向に布目が流れていませんか例えばこの着物のような縦縞の柄の布地を使ったお洋服だと、袖も縦縞になっているはずです。）一方で、和服の袖は、腕と垂直方向に布目が流れています。（マネキンに着せてある方の写真をご覧頂くと、腕が出る方向に対して横縞になっています）つまり、腕の長さに対応する寸法が、布地の横方向の寸法になるということです。これを「袖幅」と呼びます。また、背中心から手首までの長さを「裄」と呼びます。「裄」は、「肩幅」と「袖幅」を合計した寸法です。ここで重要になってくるのが、「布幅」です例えば、昨日ご紹介した、沖縄紅型風小紋反の布幅は、36.5cmです。36.5cm から、縫い代を両端に1cm ずつ取ると、使える布幅は34.5cm。肩幅用に34.5cmと袖幅用に34.5cm使ったとして合計69cmです。これがこの反物で作れる「裄寸法」の上限です。裄寸法は、当然ですが身長に比例します。だいたいの比率が解っているので、身長が分かれば裄寸法は割り出すことができます。大変便利なサイトを見つけましたので、試しにお使い下さいませ「Kimono Japan 」さんの、「簡易和服寸法計算」のページ結果、この反物は逆算すると身長162cm以下の方にしかお使い頂けない、ということになります「じゃあ、裄75cmを実現するなんて、無理じゃん」と言われて当然なのですが、当店の和風ポンチョなら可能なのですということで、続きはまた明日にしたいと思いますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでも、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪

  2011年11月16日

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  ブログ投稿100回記念♪　当店の和風ポンチョの長所のご紹介part1♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますおかげ様で本日で日記の投稿100回目となりましたなんと小学校のころから3日以上続いたためしが無かった私が100回も続けられたなんて、本当に夢のようですこれも読んで下さる皆様がいて下さるおかげです～～・・・ということで、やっぱり何か記念になるような日記にしたいので、今まで書いた中で一番私が大事にしている「当店の和風ポンチョの長所」をご紹介した日記を、再度ご紹介させて頂きたいと思います「前にも読んだわ」とおっしゃるのも当然ですが、最近読み始めて下さっているお客様もいらっしゃいますので、どうか寛容にお許し下さいませm(__)mそれでは、以下は過去にご紹介したものと同じ内容ですが、是非ご覧くださいませさて、本日から数回にわたって、当店の和風ぽんちょの最大の長所についてご紹介させて頂きたいと思いますそもそも何故に私が「和風ポンチョ」なるものを思いついたか・・・それを説明するには少し和服そのものの構造からご説明する必要がありますので、少しずつ少しずつ小分けにしてご説明させて頂きますよろしければお付き合い下さいませ　m(__)m和服用の布地「反物」の幅についてまずは写真をご覧くださいませこれが、次回製作を予定しております、沖縄紅型（びんがた）風の柄がプリントされた新古品の小紋の反物ですアンティークの着物がお好きな方はご存じかもしれませんが、古い着物ほど布幅が狭いです写真に2本の物差しが写っております。皆様が見慣れた物差しがメートル法、もう一方が鯨尺（くじらじゃく）の物差しです。和裁業界では今も鯨尺が主体となっています。ご覧のように、この反物の幅は、36.5cmです。同時に、鯨尺で言えばこの反物の幅は9寸6分5厘です。鯨尺の方の物差しの長さに、ちょっと足りないですよねこの物差しの長さが1尺（10寸）（38cm)なんです。ここが非常に重要なポイントになります。なぜなら、和服の布地は、現在特別に作られているキングサイズ等の少数のものを除けば、ほぼ全てがこの小紋反と同じぐらいの1尺足らずか、長くても1尺２分（38.5cm)程度の幅しか無いのです。特にアンティークにおいては、幅が1尺あるものはほとんど無いと思われますご覧頂きありがとうございました長くなりますので、この続きはまた明日にさせて頂きます(^_^;)和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでも、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪

  2011年11月15日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第32回；珍しい着色料part2;銅から作る色～「花緑青：はなろくしょう」と「渋白銅：しぶはくどう」♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第32回といたしまして、「珍しい着色料part2;銅から作る色～「花緑青：はなろくしょう」と「渋白銅：しぶはくどう」」をご紹介させて頂きたいと思います前回は「鉛：なまり」から作る色をご紹介致しましたが、今回は「銅：どう」から作る色をご紹介させて頂きたいと思います銅といえばもちろんオリンピックの3位のメダルの金属身近なところでは10円玉の金属ですね昔は銅のことを「あかがね」と呼んでいました都羽根の「銅色：あかがねいろ」はこんな色ですはいはい、新しい10円玉の色ですね・・・で、銅が錆びると緑色になりますねこれを「緑青：ろくしょう」といいますが、銅鉱石が自然に緑青になったものを「孔雀石：くじゃくせき」と言いまして、この孔雀石を砕いたものを「岩緑青」といって、とても古い時代から顔料とされてきたそうです（参考：Wikipedia孔雀石のページ）とてもキレイな緑ですね～自然ってスゴイ孔雀石は、顔料を作るだけでなく、磨き上げて貴石として扱われたそうです都羽根の「緑青：ろくしょう」は、こんな色です・・・しかしながら、天然の孔雀石はとても貴重なので、「岩緑青」は当然とても高価だったので、人々は銅板を酢などに漬けて腐食させて「人工緑青」を作ったそうですその人工緑青のことを「花緑青：はなろくしょう」と呼んだそうです花緑青の色名は、とても古い文献にも記されているそうです都羽根の「花緑青：はなろくしょう」は、こんな色です鮮やかなグリーンですね～あと、こちらは顔料ではありませんが、銅に10～30％のニッケルを混ぜると、「白銅：はくどう」という合金になるそうで、100円玉はこの白銅で作られているそうですよ都羽根には「白銅色」は無いのですが、ちょっとくすんだ「渋白銅：しぶはくどう」があります並べてみました化学反応って、ほんとにすごいですねご覧頂きありがとうございましたなお、今日のブログが、いつのまにか99回目になっておりましたので、次回が第100回めの記念すべき日記ということになりますので、次回からはちょっと都羽根の色シリーズをお休みさせて頂いて、当店の主力商品であります和風ポンチョのご紹介をさせて頂こうと思っております和風ぽんちょ.comのfacebookページでは、第1回から第31回のバックナンバーもご覧になれます和風ぽんちょ.comFacebookページも宣伝和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪

  2011年11月14日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第31回；珍しい着色料part1；鉛から作る色～「金蜜陀：きんみつだ」と「鉛丹：えんたん」♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第31回といたしまして、「珍しい着色料part1;鉛から作る色～「金蜜陀：きんみつだ」と「鉛丹：えんたん」」をご紹介させて頂きたいと思いますこれまでにご紹介してきました色たちは、紫草、紅花、藍など、植物から作る色ばかりでしたが、日本でも、古くから植物以外の様々なものから着色料を作り出していたそうですということで、今回から数回にわたって、珍しい着色料の色をご紹介させて頂きたいと思います今回は金属の一つ「鉛：なまり」から作る色をとりあげてみました鉛といえば鉄砲の弾なんかを作る柔らかい金属ですね都羽根の「鉛色：なまりいろ」はこんな色ですちょっと青が強く写っていますが、「青みがかったグレー」ですさて、この鉛を一定の法則で加熱して酸化させると、「一酸化鉛」になるそうで、このうちのβ型というのが黄色の顔料（水や油に溶けない着色料）になるそうですクリスタルなんかの着色にも使われるそうですよ・・・で、その「黄色の一酸化鉛」のことを、昔の日本では「金蜜陀：きんみつだ」と呼んだそうです都羽根にも「金蜜陀：きんみつだ」がありますとってもきれいな黄色ですね～そして、その「一酸化鉛」をまたまた一定の法則で加熱して、「四酸化三鉛」に変化させると、赤色の顔料になるそうですこれが「鉛丹：えんたん」です平安時代の建築物の柱が朱色に塗られていたのは、この鉛丹の色だったんだそうです都羽根の「鉛丹：えんたん」はこんな色ですこれもきれいなオレンジ色ですね～並べてみました化学反応って、すごいですね～そしてまた、こんな難しいことを昔の人がやっていたんですね～ちなみに、鉛は人体に有害なんだそうです昔の人たちは、命がけで色を作り出していたんですね～ご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページでは、第1回から第30回のバックナンバーもご覧になれます和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年11月11日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第30回；サムライの色「熨斗目色：のしめいろ」♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第30回といたしまして、「サムライの色「熨斗目色：のしめいろ」」をご紹介させて頂きたいと思いますこのところ連日で江戸時代の流行色をご紹介しておりますが、本日の「熨斗目色：のしめいろ」も江戸時代に愛された色だそうですそもそも「熨斗目（のしめ）」とは何ぞやということですが、熨斗目というのは、一定以上の階級の武士の礼服の一種で、裃（かみしも）の下に着用した小袖（着物）のことだそうです無地に、袖の下の方と腰のあたりにだけ縞や格子などの模様が入っているものなんだそうで、地色は藍染が一般的だったそうです・・・ふむふむ、確かに「遠山の金さん」や「大岡越前」もそんなのを着てますよね～（参考：Google 大岡越前　画像検索結果）大岡越前さんが裃の下に着ている、青い着物のことですね・・・ちなみに「遠山の金さん」の画像は、桜吹雪の入れ墨ばっかりでしたので、参考になりませんでしたこの「熨斗目」は、「練貫：ねりぬき」という、経糸に生糸、横糸に練糸を使用した平織の絹織物で作られていたため、柔らかく、光沢のある着物だったようです庶民には「熨斗目」を着ることは許されなかったようですが、「憧れの熨斗目みたいな色：熨斗目色：のしめいろ」は、藍染の色の一つとして愛されたようです都羽根にも「熨斗目色：のしめいろ」がありますいかにもサムライらしい、凛とした色ですねご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページでは、第1回から第29回のバックナンバーもご覧になれます和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年11月10日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第29回；粋な江戸っ子の色「江戸紫：えどむらさき」♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第29回といたしまして、「粋な江戸っ子の色「江戸紫：えどむらさき」」をご紹介させて頂きたいと思いますこのところ連日で江戸時代の流行色をご紹介しておりますが、本日の「江戸紫：えどむらさき」は「花のお江戸」を代表する色なんだそうです飛鳥時代から平安時代にかけて、「最も尊い色」とされ、ほんの一部の階級の人にしか着ることが許されなかった紫も、江戸時代には一般庶民にも愛される色になっていたようです武蔵野では大量に紫草が栽培され、江戸で青っぽい紫に染められましたこの青っぽい紫は、歌舞伎の助六のハチマキの色で有名です（参考：Google「歌舞伎　助六　画像検索結果）「江戸紫に京鹿の子」と、もてはやされるほど人気だった「江戸紫：えどむらさき」は、都羽根ではこんな色ですなかなか派手ですね～「粋な江戸っ子の心意気」といったところでしょうかご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページでは、第1回から第28回のバックナンバーもご覧になれます和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年11月09日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第28回；「茶色」ってどんな色？part2♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第28回といたしまして、「茶色」ってどんな色part2」をご紹介させて頂きたいと思います昨日は「お茶っ葉みたいな色」をご紹介致しましたが、本日は「ブラウン系」の茶色たちをご紹介させて下さいませまずは、超分かりやすい～「栗皮茶：くりかわちゃ」これも分かりやすいですね「鳶茶：とびちゃ」「ブラウンとグレーの中間」といった感じの「鼠茶：ねずちゃ」「イエローとブラウンの中間」といった感じの「黄茶：きちゃ」枇杷まで茶色にしちゃった「枇杷茶：びわちゃ」次は面白い名前ですよ「黄海松茶：きみるちゃ」「海松：みる」は海藻のことだそうですので、「海藻の色に黄色と茶色を加えた色」という意味になりますね次も面白いですよ「翁茶：おきなちゃ」・・・茶色が白髪になっちゃったんでしょうかこれまでにご紹介した「茶色」を並べてみましたなんと色とりどりの茶色たち茶色が流行した江戸時代には、もっともっとたくさんの「茶色」があったそうですご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページでは、第1回から第27回のバックナンバーもご覧になれます和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年11月08日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第27回；「茶色」ってどんな色？part1♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第27回といたしまして、「茶色」ってどんな色part1」をご紹介させて頂きたいと思います現在「茶色」といえば、「ブラウン」ですが、日本茶の色でブラウンなのは番茶ぐらいですよね・・・私の実家では、煎茶を飲んでいたので、子供の頃「なんで茶色ってお茶の色とちゃうんやろー」とギモンに思ったのを思い出しますその後番茶の存在を知った時に、「あ～、このお茶の色やったんか～」と納得したのですが、さて、本当に番茶の色が「茶色」の語源なのかというと、はっきりしたことは分かっていないそうなんです現に、都羽根の「茶」が入っている名前の色にも、いかにも煎茶のお茶っ葉の色らしいものや、抹茶の色に近いものなんかもあります今回は、たくさんある「茶色」の中で、「日本茶の色」に近い数色をご紹介させて下さいませまずは、「いかにもお茶っ葉」という感じの「新斎茶：しんさいちゃ」次の「千歳茶：せんざいちゃ」は、「ちょっと日が経ったお茶っ葉の色なのかな」という感じの色ですが、専門家の話によると、松の色を「千歳緑」と呼んだので、その千歳緑が茶色がかった色という意味だそうです次は面白いネーミングですよ「御納戸茶：おなんどちゃ」江戸時代の色名だそうですが、由来は正確には分からないそうです。でもなんだか親しみを感じますねこちらは、抹茶の色みたいな色です「威光茶：いこうちゃ」なんだか名前も上等そうですね並べてみましたうんうん、確かに「お茶の色」って感じですね都羽根には、勿論ブラウン系の茶色もたくさんありますので、次回はブラウン系の数色をご紹介させて頂こうと思っておりますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページでは、第1回から第26回のバックナンバーもご覧になれます和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年11月07日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第26回；すごーくたくさんの[鼠色]part3♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第26回といたしまして、「すごーくたくさんある「鼠：ねずみ」part3」をご紹介させて頂きたいと思います今回は「わかりやすいネーミングの鼠色」をご紹介させて下さいませまずは、「白鼠：しろねず」次は、「水色鼠：みずいろねず」「小豆鼠：あずきねず」「壁鼠：かべねず」は、和室の壁の色ですね「グレーがかった藍色」の、「藍鼠：あいねず」「グレーがかった紺色」の、「紺鼠：こんねず」これまでにご紹介した「鼠」色を並べてみました江戸時代には、もっとたくさんの鼠色が流行したそうですよちなみに、これらの鼠色たちは、現在も和裁の仕事で大変よく使用していますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページでは、第1回から第25回のバックナンバーもご覧になれます和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年11月04日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第25回；すごーくたくさんの[鼠色]part2♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第25回といたしまして、「すごーくたくさんある「鼠：ねずみ」part2」をご紹介させて頂きたいと思います昨日はいわゆる「グレー」系の数色をご紹介致しましたが、本日は「面白い名前」の数色をご紹介させて頂きたいと思いますまずは、「青袋鼠：せいたいねず」面白い名前ですよね～この名前の由来を調べてみたんですが、あまりそれらしい説明にヒットしませんでした唯一、ふーん、これかなあと思ったのが、こちらのページ「香西美術館さんの所蔵品」どうやら茶道に関係がある名前みたいですねでも、次の「利休鼠：りきゅうねずみ」は千利休とは関係ないそうです江戸時代後期の流行色の一つで、大体「この色から千利休が連想される」というような意味あいだろうと言われているそうです次の「深川鼠：ふかがわねず」も、江戸時代後期の流行色で、深川の芸者衆（当時の最新流行ファッションモデルのようなもの）が好んで着たことから庶民の間でも流行したそうです「都鼠：みやこねず」の由来もイマイチわかりませんが、同じ頃の流行色みたいです華やかな都のイメージからでしょうか・・・「貴族鼠：きぞくねず」も、同じ頃の流行色みたいです「上品なグレー」といったところでしょうか並べてみましたこのように、「色」は江戸時代には庶民にも楽しまれるものになっていたんですね～ご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページでは、第1回から第24回のバックナンバーもご覧になれます和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年11月02日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第24回；すごーくたくさんある「鼠：ねずみ」part1♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第24回といたしまして、「すごーくたくさんある「鼠：ねずみ」」をご紹介させて頂きたいと思いますまずは、都羽根の「鼠：ねずみ」は、こんな色ですハイハイ、そのまんまやね～・・・といった感じですが(^_^;)なんと都羽根には十数種類ものねずみさんの色があるんですその中には、「こんなネズミいるわけないやろー」みたいな色もありますどうやら「グレーがかった」という色はみんな「・・・鼠」という名前を付けて呼んでいたみたいなんですね～・・・ということで、3回に分けていろんなネズミさんたちをご紹介させて頂きたいと思いますpart1の今回は、「白黒系」の数色をご覧くださいませまずは、一番薄い、ちょっと青みがかったきれいなグレーで、コート類の裏地やお襦袢にとてもよく使われる色です「銀鼠：ぎんねず」次に、これも綺麗な薄いグレーで、夏着物などによく使われます「素鼠：すねずみ」もうちょっと濃いグレーの「中鼠：なかねず」ちょっとネーミングがかわいそうな「溝鼠：どぶねず」黒とグレーの中間といった感じで、黒系の着物のぼかしなどによく使われます「錆鼠：さびねず」並べてみました・・・このちょっとの違いが、着物を縫う上では結構大事なんですね～トーンが違うと、縫い目が目立ってしまうからですご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページでは、第1回から第23回のバックナンバーもご覧になれます和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年11月01日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第23回；鳥たちの色♪

  こんにちはいつもご覧頂き誠にありがとうございますさて本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第23回と致しまして、～鳥たちの色～をご紹介させて頂きたいと思いますまずは、にっぽんの鳥の色では最もポピュラーな「鶯色：うぐいすいろ」この鳥は今のにっぽんでもフツウに見ることができますね「雉鳩色：きじばといろ」こちらはうちの近所でもたまに見かけます真鴨の雄鳥の色ですね「鴨の羽色：かものはいろ」そして、これは珍しいですよ「鶸色：ひわいろ」・・・鶸（ひわ）って、ご存じでしたか私は知りませんでした(^_^;)こんな鳥だそうです「Google 鶸画像検索結果」かわいらしい鳥ですね～最後は京都の二条城のふすまにも描かれていました「孔雀青：くじゃくあお」並べてみましたまさに自然が生み出した美キレイですね～ご覧頂き誠にありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページでは、第1回から第22回のバックナンバーもご覧頂けます和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年10月31日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第22回；にっぽんの花の色part3♪

  こんにちはいつもご覧頂き誠にありがとうございますさて本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第22回と致しまして、にっぽんの花の色part3」をご紹介させて頂きたいと思います昨日は、ピンクから紫までのグラデーションをご紹介しましたが、本日は紫から紺までのグラデーションをお楽しみ下さいませ昨日は「菫色」で終わりましたので、もう少し青みがかった紫の「葵色：あおいいろ」青と紫の中間のような「錆桔梗：さびききょう」「薄紫」といった感じの「藤色：ふじいろ」もっと薄い紫の「薄藤色：うすふじいろ」青みががった薄紫の「白菫色：しろすみれいろ」露草の花の薄い色「薄花色：うすはないろ」（露草の花の色は第14回でご紹介しております）にっぽんの「ブルーの花の色」である「露草色：つゆくさいろ」ほんのり紫がかった紺色の「紺桔梗：こんききょう」最初の山吹色からここまでを並べてみると・・・まさに百花繚乱美しいにっぽんに生まれて良かった～ご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページでは、第1回から第21回のバックナンバーもご覧になれます和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年10月28日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第21回；にっぽんの花の色part2♪

  こんにちはいつもご覧頂き誠にありがとうございますさて本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第21回と致しまして、にっぽんの花の色part2」をご紹介させて頂きたいと思います昨日は、黄色からベビーピンクまでのグラデーションをご紹介しましたが、本日はピンクから紫までのグラデーションをお楽しみ下さいませ昨日は「桜」で終わりましたので、もう少し濃いピンクの「桃色：ももいろ」ほんのり紫がかった「菖蒲色：あやめいろ」もう少しだけ赤が増した「秋桜：こすもす」もっと赤みを増した「紅梅：こうばい」赤に少しだけ青が入った「牡丹色：ぼたんいろ」赤と紫の中間のような「京藤：きょうふじ」綺麗な紫色の「菫色：すみれいろ」最初の山吹色からここまでを並べてみると・・・綺麗ですね～～～次回は紫から紺までの花の色をご紹介させて頂きますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページでは、第1回から第20回のバックナンバーもご覧になれます和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年10月27日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第20回；にっぽんの花の色part1♪

  こんにちはいつもご覧頂き誠にありがとうございますさて本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第20回と致しまして、にっぽんの花の色part1」をご紹介させて頂きたいと思いますここのところ、写真よりも字が多くなり、「読むのがしんどい」ブログになっておりましたので、ちょっとここらで一休み・・・ということで、綺麗なお花の色をご覧頂きたいと思いますさすがにお花の色はたくさーんありますので、3回に分けてご紹介させて頂きます色の3原色は赤、青、黄ですが、黄から青の間は緑系になるのでお花の色はありませんので、黄色から赤、そして青に向かってグラデーションを楽しんで頂きますそれでは、スタートは、まっきっき～の「山吹色：やまぶきいろ」少し薄い黄色の「蒲公英色：たんぽぽいろ」もっと薄い菊の黄色の「承和色：そがいろ」（第6回で色名の由来をご紹介しております）ほぼ真っ白の「白百合色：しらゆりいろ」ほんのりピンクが入った「白梅色：しらうめいろ」もう少しだけピンクが入った「薄桜：うすざくら」現代風に言うと「ベビーピンク」でしょうか「桜：さくら」ここまでを並べると・・・かわいいですね～ご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページでは、第1回から第19回のバックナンバーもご覧になれます和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年10月26日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第19回；王朝文学の色part7:光源氏が「明石の君」に選んだ色～「白」と「濃色：こき」♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第19回といたしまして、「王朝文学の色part7:光源氏が「明石の方」に選んだ色～「白」と「濃色：こき」」をご紹介させて頂きたいと思います連日で源氏物語　玉鬘（たまかずら）の一節で、光源氏が奥様方やお嬢様方のイメージに合う色を選ぶ場面をご紹介しておりますが、今回は源氏の大事な一人娘を産んだ「明石の方」に選んだ色のご紹介です明石の方は、その名の通り明石（兵庫県）で生まれて育った女性です父親がかなりな変わり者で、もとは都の貴族だったのですが、自ら都を捨てて、出家して田舎暮らしをしていたのですが、ある日「お前の娘は将来女の子を産み、その子は皇后になる」と夢でお告げを受け、それを信じて明石の方を大事に育てていましたが、なんと都から追放された天皇の息子である源氏の君が近所に流されてきたことを知り、「これはあの夢のお告げの運命の人に違いない」と思い、娘を差上げたところ、みごとご懐妊となるのですしかし明石の方の身分がとても低いことから、将来皇后にするために姫君は紫の上の子として育てられることになり、明石の方は娘が入内するまでずっと会えなかったんですね～六条院の冬の御殿を与えられ、すぐそばの春の御殿にいるわが娘の成長を祈りながら暮らしていましたそんな明石の方に源氏が選んだのが、この着物でした～梅の折枝、蝶、鳥、飛びちがひ、唐めいたる白き小袿に、濃きがつややかなる重ねて、明石の御方に。思ひやり気高きを、上はめざましと見給ふ大体こんな意味です～梅の折れ枝に、蝶や鳥が飛びまわっている模様が入った、中国風の白い小袿（こうちき）に、つやのある濃い紫の着物を重ねて、明石の御方に。（源氏の君が明石の方に対して）大変高貴な扱いをしていることを、（その場で見ていた）紫の上は身分不相応だとお思いになっている。～・・・紫の上は、明石の方には厳しいですね～この着物は、格が高すぎると思ってらっしゃいます(^_^;)確かに、「小袿」は、貴族の女性の中でも特に身分の高い女性用の羽織り物だったようですし、その上最も尊い色「濃き」まで付けているので、明石の方の生まれの低さを思えば分不相応なのかもしれません紫の上にしてみれば、源氏が都落ちしている間に、自分は一人でちゃんと留守を守っていたのに、源氏が明石の方にうつつをぬかして子供まで作ってしまったことを、恨めしく思うのも無理はありませんが・・・(^_^;)しかし、源氏にしてみれば、大事な一人娘を産んでくれたにも関わらず、娘を取り上げてしまっていることを明石の方に申し訳なく思っているので、「本当は決して貴女を低く見てはいませんよ」と、伝えたいのでしょうね～やはり一夫多妻は難しいということですかね(^_^;)・・・おっと、うっかり色のご紹介を忘れるところでしたまた「白」がでてきましたので、今回は「練色：ねりいろ」をご紹介させて下さいませ練色とは、「漂白する前の練り糸のような色」という意味だそうで、「生成り」と同じような意味ですね度々登場する「濃き」は、「濃い紫」ですね明石の方は、「女らしい」とか「かわいらしい」とかいうイメージよりも、六条の御息所に顔が似ていることもあり、「聡明な」とか「端麗な」というイメージが強い女性なので、やはりこのチョイスはピッタリではないでしょうかご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページでは、第1回から第18回のバックナンバーもご覧になれます和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年10月25日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第18回；王朝文学の色part6:光源氏が選んだ「末摘花（すえつむはな）の色～「柳：やなぎ」の織♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第18回といたしまして、「王朝文学の色part6:光源氏が選んだ「末摘花（すえつむはな）の色～「柳：やなぎ」の織」をご紹介させて頂きたいと思います先日来、源氏物語　玉鬘（たまかずら）の一節で、光源氏が奥様方やお嬢様方に選んだ着物の色をご紹介させて頂いておりますが、今回は奥様の一人である「末摘花（すえつむはな）」に選んだ色のご紹介です末摘花は、源氏物語の登場人物の中ではちょっと異色の存在で、若干「お笑い系」に入ります「末摘花」というのは、紅花の別名ですので、名前から想像すると「真紅の着物が似合う美人」という感じになりますが、この名前は彼女の鼻が赤いのを源氏がふざけて「あかいはなの君」という意味で歌に「末摘花」と詠んだことから付いた名前なんですね～末摘花はれっきとした皇族（常陸宮）の嫡出姫なので、身分は内親王に次ぐ高さ（なんと紫の上よりも上なので、奥様方の中で一番）なのですが、容姿が悪く、歌も字も下手で、およそ源氏の君には不釣り合いな女性として描かれています源氏がまだ10代のやんちゃ盛りの頃に、「両親が亡くなって頼るものがいない、この上なく高貴な姫君がひっそりと寂しく暮らしている」という情報だけで求婚し、（当時高貴な姫君は決して人前にお顔を出さないので）一夜を共にした翌朝に初めて姫君の容姿を見てガクゼンとして、慌てて逃げ出してしまいますその後十何年も経ってすっかり末摘花の存在を忘れていたある日、たまたま末摘花の屋敷の前を通りがかった時に彼女のことを思い出し、恐る恐る訪問してみると・・・ナント末摘花はまるで時が止まっているかのごとく、ずーーっとそこで源氏を待ち続けていたのです彼女を不憫に思った源氏は六条院完成後に、それまで住んでいた二条院の東の対に彼女を引き取ったのでした例の玉鬘の一節でも、玉鬘の次に末摘花の着物が選ばれます～かの末摘花の御料に、柳の織物の、よしある唐草を乱れ織れるも、いとなまめきたれば、人知れずほほ笑まれ給ふ～大体こんな意味です～あの末摘花のお着物に、柳の織の着物で、風情のある唐草模様が乱れ織りされているものは、（彼女には）とても優美すぎて、（似合わないな・・・と）思わず笑いがこみ上げなさる～「柳の織」とは、経糸に「萌黄：もえぎ」、横糸に「白」を使って織った布だそうです。ちなみに、「柳襲：やなぎがさね」は表が白、裏が萌黄なんだそうです。なので、「柳の織」も、どちらかと言えば白が表側に多く出るように織られていたのではないでしょうか「萌黄：もえぎ」は都羽根には無いのですが、「淡萌黄：うすもえぎ」はこんな色です萌黄というのは新緑の色なので、この「淡萌黄」より濃い新緑の色を探しましたら、「黄緑：きみどり」がありましたご参考までに「白」は、そのままだとあまり面白くないので、ここは「白百合色：しらゆりいろ」をご紹介させて下さいませふむふむ・・・確かに優美なお着物だったでしょうね・・・これを貰った末摘花が、とんでもない不粋なお返しをするという後日談まで添えられていますので、やはり末摘花は「三枚目」の役回りなようです・・・(^_^;)ご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページでは、第1回から第17回のバックナンバーもご覧になれます和風ぽんちょ.comのホームページでは、当店の商品を詳しくご紹介しております開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）

  2011年10月24日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第17回；王朝文学の色part5:光源氏が選んだ玉鬘（たまかずら）の色～「山吹：やまぶき」♪

  こんにちはいつもご覧頂き誠にありがとうございますさて本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色第17回めとしまして、「王朝文学の色part5:光源氏が選んだ玉鬘（たまかずら）の色～「山吹：やまぶき」」をご紹介させて頂きたいと思います源氏物語玉鬘の一節で、源氏がまず紫の上、次に明石の姫君、次に花散る里への着物を選びましたが、その次に選んだのが玉鬘（たまかずら）の着物です。玉鬘は、源氏の娘ではなく、養女です。しかし、ほんの一部の人（紫の上と右近という名前の女房：女性の使用人）以外には自分の娘だということにしていて、夕霧は律儀にお姉さんだと信じています玉鬘は源氏が17才の時に恋人であった「夕顔（ゆうがお）」と、源氏の旧友「頭の中将」（現内大臣）との間に生まれた子です。源氏が夕顔と出会った時は、夕顔にはすでに3才の玉鬘がいたのですが、頭の中将の正妻にいじめられて、都の片隅に逃げ、隠れ住んでいたのです。源氏と夕顔はお互いの身分や名前を名乗ることなく付き合いはじめましたが、すでに源氏の愛人となっていた「六条の御息所」に夕顔が呪い殺されるんですね～・・・その後乳母夫妻に育てられた玉鬘は20才ぐらいの時に源氏に引き取られることになります。まあ、罪滅ぼしといったところでしょうかね・・・(^_^;)まだ未婚の若い女性なので、花散る里に母親代わりを頼み、「夏の御殿」の「西の対（にしのつい）」に住まわせたのです。・・・で、その玉鬘に選んだ着物がこれ～曇りなく赤きに、山吹の花の細長は、かの西の対に奉れ給ふ・・・～大体こういう意味です～曇りもなく鮮やかな赤に、山吹の花の細長（ほそなが：若い女性用の着物の一種）は、あの西の対の方（玉鬘のことです）に差し上げなさる・・・～曇りなく赤いとは、真紅のことだと思われます次に、「山吹の花」ですが、まず都羽根の「山吹色：やまぶきいろ」はこんな色ですとっても綺麗な黄色ですねなので、真紅の着物と、山吹色の細長の2着と考えることもできますし、「山吹」というのは春の襲（かさね：色のコーディネート）の色目としても有名で、なかでも「裏山吹：うらやまぶき」と呼ばれた襲は、表が黄色で裏が赤の若い女性用の定番コーディネートだったそうなので、一枚の細長の表裏だったのかもしれませんねどちらにしても、それを見た紫の上が「派手だけどオシャレな実のお父さん（内大臣）に似てるんだろう」と想像しているところから、とても鮮やかな組み合わせだったと考えられますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのfacebookページでは、第1回から第16回のバックナンバーもご覧になれます和風ぽんちょ.comのホームページもよろしくお願いします開催中のオークションもよろしくお願い致します思わず頬ずりしたくなる肌触り♪レースニットポンチョ♪花飾りがカワイイ♪新しい和のオシャレ!きものDEポンチョ！正絹ちりめん小紋袷ぽんちょ（紺）新しい和のオシャレ♪きものDEポンチョ！正絹雅生紬ぽんちょ♪通勤にも♪

  2011年10月21日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第16回；「紺」が付く名前の色たち♪

  こんにちはいつもご覧頂き誠にありがとうございますさて本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色第16回めとしまして、～「紺」が付く名前の色～をご紹介させて頂きたいと思います先日ご紹介しました通り、「紺」は藍一色で染める最も濃い色のことです古くは「深縹：こきはなだ」と呼ばれていましたが、平安時代中期ごろから「紺」と呼ばれるようになり、貴族の男性に大変人気が出たそうで、江戸時代には町人にも愛された色です都羽根にも、「紺」が付く名前の色がたくさんありますので、ご紹介したいと思いますまずは、シンプルに「紺：こん」紺より少し薄い「紺藍：こんあい」少しグレーがかった「紺鼠：こんねず」「青」という字が入って「モスグリーン」みたいな色になっているので、古い時代の色ではないでしょうか・・・「紺青：こんじょう」「瑠璃：るり」とは、ラピスラズリという青い宝石のことで、枕草子にも「うつくしきもの」として「るりのつぼ」が挙げられています「紺瑠璃：こんるり」こちらの「瑠璃紺：るりこん」は、明治時代に入って、化学染料が使われるようになってからの色だと思われますそして、現代においては「紺・・・」という色名では一番ポピュラーな「紺碧：こんぺき」こちらも明治時代以降の色だと思われます・・・しかし、紺という字と碧（青緑）という字を合わせて、どうしてこの澄み切った青空のような色になるのか・・・言葉というのは時代とともにどんどん変わっていくものなのだなあ・・・「あお」に歴史の長さを感じる今日この頃ですということで、まだまだ「青」のネタはたくさんあるのですが、このへんでそろそろ王朝文学に戻ろうと思いますので、次回は源氏物語の続きをご紹介させて頂こうと思っておりますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのホームページもよろしくお願いします和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願いします

  2011年10月20日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第15回；「藍」は不思議な色～「山藍」から「タデアイ」へ♪

  こんにちはいつもご覧頂き誠にありがとうございますさて本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第15回と致しまして、～「藍」は不思議な色～をご紹介させて頂きたいと思います昨日ご紹介しました通り、色落ちしやすい露草に代わって「ブルー」の染料として活躍するようになった藍ですが、現在も使用されている「インディゴ」と同じ藍は「タデアイ」といって、飛鳥時代に遣唐使船に乗って大陸から種がやってきたそうなんですね～もともとはインド原産だと考えられるそうです律令に初めて「縹：はなだ」が登場するのも飛鳥時代末期なので、ちょうどつじつまが合いますしかしながら、「藍」という色名は万葉集にも登場するくらい、もっと古くから染料として使われていました。ところが、「タデアイ」が入ってくる以前に使用されていたと思われる日本産の「山藍」には青の色素である「インディゴ」が含まれていないらしいので、「ブルー」ではなく「グリーン」だった可能性が強いそうなんですね～この「山藍」の色は、専門家にとっても大いなる謎なんだそうですまた、「タデアイ」を染料として使い始めた当初は、タデアイの染料にキハダ（黄色の染料）を加えた色のことを「藍色」と呼んだそうなので、その頃の「藍色」は緑がかった色だったそうなんですね～なんでわざわざ黄色を加えたのか・・・もしかすると、「日本古来の山藍の色」を再現したからなのかもしれませんよねそれに対して、「タデアイ」の染料のみで染めた色のことを「縹：はなだ」と呼んだそうですこれは私の素人発想ですが、最初は「グリーンっぽい山藍の色」が「藍色」で、「ブルーの露草の色（はないろ）」が「縹：はなだ」だったのではないでしょうか・・・で、「どうして都羽根の浅縹がこんなに緑っぽいのか」という疑問ですが・・・私の素人発想ですが、次のような可能性が考えられると思いますまず一点め最初は「ブルーの露草の色」を指していた「縹」という色名が、のちには「グリーンっぽい山藍の色」もひっくるめた色名として使われた二点め藍染というのは、なんでも非常に高度な科学反応を引き起こさせて、青い色素の「インディゴ」を取り出さねばならないそうで、その全盛期は江戸時代であり、まだあまり技術が発達していない頃には、色落ち止めのためにまず布を「キハダ」で黄色く染めてから藍染めをしたという説があることから、「黄色のキハダ」の上から「ブルーの縹」を重ねて染めた古い時代の浅縹色を再現しているのではもちろん、専門家でさえ意見が分かれるところなので、「いいや浅縹はもっとブルーだった」と言われる方もたくさんいらっしゃると思いますが、とりあえず都羽根の浅縹は緑っぽいので、「こういう意見はどうでしょうか」程度にご紹介させて頂きました(^_^;)ちなみに、都羽根には「縹：はなだ」はありませんしかし、浅縹ととても良く似た「水縹：みずはなだ」や・・・浅縹より薄い縹としてよく名前が登場する「白縹：しろはなだ」はありますずいぶん違う色ですよね・・・(^_^;)これは「技術が発達して色落ちの心配をしないでも良くなったからキハダで下染めしていない」江戸時代の色なのかな・・・(^_^;)気になる方は、直接大黒糸業さんまでお問い合わせ下さいませ　m(__)mまた、藍で染めた一番薄い色として、「瓶覗：かめのぞき」という面白い名前もありますこの名前の由来は、「藍瓶（あいがめ：藍の染料を貯蔵している大きな壺）をちょっと覗いた程度にわずかに染めた色」ということだそうです最後に、都羽根の「藍色：あいいろ」はこんな色です・・・さほど現代と違わないようですので、これは江戸時代の「藍」なのかなあ・・・・・・ということで、同じ都羽根の中にあってもこれだけのバラツキがある「あお」は、やっぱり不思議な色なんですね～長々とご覧頂き誠にありがとうございました和風ぽんちょ.comのホームページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します

  2011年10月19日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第14回；青の歴史～露草から藍へ♪

  こんにちはいつもご覧頂き誠にありがとうございますさて本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第14回と致しまして、「青の歴史～露草から藍へ」をご紹介させて頂きたいと思います昨日ご紹介させて頂いた「浅縹：あさはなだ」の色名は、「薄い縹色」ということですので、「縹：はなだ」という色の由来を調べておりましたら、「縹」はもともと日本にもあった「ブルー」の染料の色を再現するために誕生した色名であることが分かりましたその、もともとあった染料が取れるのが、「露草（つゆくさ）」です（参考：Google「露草」画像検索結果）ご覧の通りのとてもきれいな「ブルー」の花びらを染料にしたそうですそして、都羽根にも「露草色：つゆくさいろ」という色名がありましたなので、「縹：はなだ」はこんな色だったと考えられます（都羽根には「縹」が無いので）また、「薄花色：うすはないろ」という色名もあり、こんな色なんですいかがですか皆様の「薄花色」のイメージと同じでしたか実は私は、「薄花色」といったら「薄いピンク」だろうと思っていたので、この色を見た時ちょっとビックリしたんですね(^_^;)「花」と言えば「桜」をイメージするようになったのは、結構最近なんだそうで、昔の「花色」とはこの「露草色」のことだったらしいですしかしながら、この露草から取った染料はとても色落ちしやすく、布の染料としてはあまり優れていなかったので、色落ちしにくい「藍」を使ってこの「花色」を再現するようになり、「藍で染めた花色」のことを「縹：はなだ」と呼ぶようになったそうですその後、青系の色全般を縹と呼ぶこともあったそうです。このあたりがまたまた青系の色名がややこしくなる原因にもなっているのですが、やはり「あお」はとにかく範囲が広いことだけは確かなようです(^_^;)聖徳太子の冠位十二階では、紫の次に尊い色として「青」が登場しますが、その後すぐに「青」は姿を消し、代わりに「緑」が登場します。もう少したって、飛鳥時代の末期頃には「緑」の下に「縹」が登場します。その頃には緑は赤（緋）の下にランクダウンし、緑より低い「縹」は最低ランクとなっています律令の「縹」は二段階に分かれていて、上が「深縹：こきはなだ」、下が「浅縹：あさはなだ」でした。「深縹：こきはなだ」とは、藍一色で染めた最も濃い色のことで、この色のことを平安中期ごろから「紺」と呼ぶようになったそうです勿論、都羽根にも「紺」がありますまた、「浅縹：あさはなだ」とは、「藍で染めた薄い花色」という意味のはず・・・ってことは、「縹」と同じ色であるはずの「露草色」を薄くした「薄花色」と同じ色じゃないの・・・ということになりますよね・・・ところが、都羽根の「浅縹：あさはなだ」は、昨日もご紹介したとおりこんな色ですので、並べてみると・・・ご覧のように「浅縹」は「薄花色」よりもずいぶん緑がかっています。このあたりがまたまた青系の色の不思議なところなんですが、長くなりますので、続きはまた次回ということにさせて頂きますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのホームページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します

  2011年10月18日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第13回；王朝文学の色part4:光源氏が花散里に選んだ色～「浅縹：あさはなだ」と「濃色：こき」♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第13回といたしまして、「王朝文学の色part4:光源氏が花散里に選んだ色～「浅縹：あさはなだ」と「濃色：こき」」をご紹介させて頂きたいと思います連日で源氏物語　玉鬘（たまかずら）の一節で、光源氏が奥様方やお嬢様方のイメージに合う色を選ぶ場面をご紹介しておりますが、今回は紫の上に次ぐ地位にあった「花散里（はなちるさと）」に選んだ色のご紹介です「花散里」は、とても高貴な家柄の生まれで、この時代は身分が高ければそれを鼻にかける女性が多かった中、花散里はとても控えめで温厚な性格で、源氏が一度窮地に立たされ、世間から見放されて都から追放された時も、変わらず源氏を信じ、愛し続けた女性なのです源氏の帰京後は、六条院の「夏の御殿」を与えられ、夕霧の母親代わりになった他、養女となった玉鬘や、晩年には夕霧の子の面倒もみてやります。言わば「頼れるお母さん」的な人物です連日ご紹介している、玉鬘の一節でも、源氏の一人娘明石の姫君の次に花散里の着物が選ばれます～浅縹の海賦の織物、織りざまなまめきたれど、匂いやかならぬに、いと濃き掻練具して、夏の御方に～大体こういう意味です～浅縹（あさはなだ）色の、海辺の情景を織り出したもので、織り具合が優美ではあるが派手ではないものに、とても濃い紫の掻練（かいねり：絹を打ったり練ったりしてつやを出し、柔らかくしたもの）の着物を添えて、夏の御方（花散里のことです）に～都羽根の「浅縹：あさはなだ」は、こんな色ですこれに海辺の情景が織りこんであれば、「夏の御方」にぴったりですね次に、「濃き掻練：こきかいねり」ですが、「濃き」という言葉は、「濃い紫」という意味で、都羽根の「濃色」も「こき」と読みますそう、最も尊い色ですね～源氏が花散里を敬意をもって重く待遇しているのが分かりますねいかがですか「落ち着いた感じの控えめで温厚で教養もある優しいお母さん」のイメージにピッタリだと思いませんかちなみに、今回登場した「浅縹：あさはなだ」も、あまり聞きなれない名前ですよねこの色名の由来をご説明するためには、「青」の歴史から入る必要がありますので、次回からちょっと王朝文学から離れて、「青の謎」に触れてみたいと思いますご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのホームページもよろしくお願いします和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願いします

  2011年10月17日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第12回；王朝文学の色part3:光源氏が選んだ娘の色～「桜」は合わせ技！？♪

  こんにちはいつもご覧頂きまことにありがとうございますさて、本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第12回といたしまして、「王朝文学の色part3:光源氏が選んだ娘の色～「桜」は合わせ技」をご紹介させて頂きたいと思います昨日は源氏物語　玉鬘（たまかずら）の一節で、光源氏が最愛の妻、紫の上に選んだ色をご紹介致しましたが、今回は実の娘、明石の姫君に選んだ色のご紹介です余談ですが、光源氏には、妻と愛人がたくさ～んいたにも関わらず、生涯でたったの3人しか子供ができませんでした。（・・・って、源氏物語は勿論フィクションですが）しかも女の子は一人しかできなかったんですね～で、その大事な大事な姫君に選んだのが、この色です～桜の細長に、つややかなる掻練とりそへては、姫君の御料なり～大体こんな意味です～桜の細長（ほそなが：若い女性用の着物の一種）に、つやのある掻練（かいねり：絹を打ったり練ったりして艶を出した柔らかい着物で、色は紫か赤。この場面では、色は真紅であったと思われるそうです）を添えて、姫君のお着物に～「明石の姫君」は、「明石の方」という身分の低い母から生まれたので、将来皇后にするために、紫の上の子として「春の御殿」に引き取られ、育てられていたので、「桜」がピッタリなんですね明石の方は娘が入内するまで会えなかったんですね～・・・かわいそうに・・・・・・話を「桜」に戻しますと、この当時「桜」といえばソメイヨシノではなくてヤマザクラのことだったそうですが、ヤマザクラのピンク色はすご～く薄いピンクですよね白を薄いピンクに染めることは勿論できたはずなのですが、平安朝の人々はこの「かすかなピンク色」を「透かし」で表現したんですね～どういうことかと言いますと、表に白の生地を、裏に濃い赤の生地を使ってわざと透かして見せる、というワザを使ったそうです・・・ということなので、「真紅：しんく」の糸の上に白の胴裏地を重ねてみました(^_^;)う～～～ん・・・再現するのは難しい・・・一方、「掻練：かいねり」は、たぶん真紅だったようですこれをツヤツヤにした柔らかいものをご想像下さいご参考までに、都羽根には勿論「桜：さくら」という色はありますもう少し後の時代には普通に「桜の色」の着物も楽しまれたんでしょうね「薄桜：うすざくら」もありますよ「透かしのピンク」と並べてみると・・・いかがですか平安朝の人たちのすさまじいまでの美意識を感じますねご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのホームページもよろしくお願いします和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願いします

  2011年10月14日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第11回；紫式部のイチオシ！？「葡萄色：えびいろ」♪

  こんにちはいつもご覧頂き誠にありがとうございますさて本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色第11回めとしまして、「王朝文学の色part2:紫式部のイチオシ「葡萄色：えびいろ」」をご紹介させて頂きたいと思いますまずは、「葡萄色：えびいろ」はこんな色です・・・え「ぶどういろ」の間違いやろって・・・そう、私も今パソコンで入力するのに「ぶどういろ」で変換しました(^_^;)・・・ですが、「えびいろ」で正解なんですね～何故かと言いますと、その昔、山葡萄（やまぶどう）のことを「えびかずら」と呼んでいて、その色に似ていることから「えびいろ」という色名がついたらしいんですこの「葡萄色」は、紫草の根と灰汁と酢で染めた色だそうで、すでに紅花と藍を合わせて紫色が作れる時代にあってもなお、より高価な紫草を使うという、とても贅沢な色なんですね～大変人気があって、王朝文学にも度々登場します源氏物語では、藤壺の中宮亡きあとは源氏の最愛の女性であり続けた「紫の上」に似合う色として登場します紫の上は、美しく聡明で優しいだけでなく、親王を父に持つ「女王」という大変高貴な生まれでもあり、非のうちどころの無い理想の女性として描かれています源氏物語　玉鬘（たまかずら）の一節で、源氏の君が奥様たち（一夫多妻です）と娘たち（実の娘1人と養女1人）に、それぞれのイメージに合う着物を選ぶシーンがありますそこで、紫の上に選んだのがこれ～紅梅のいと紋浮きたる葡萄染めの御小袿、今様色のいとすぐれたるとは、かの御料～大体こういう意味です～紅梅色（こうばいいろ）の浮模様がとても良く出ている葡萄色（えびいろ）の小袿（こうちぎ）と、今様色（いまよういろ）のとても素晴らしいものは、彼女（紫の上）のお着物～紅梅色は春の色で、紫の上は「春の御方」と呼ばれていたのでピッタリなんですね「紅梅色の浮模様がある葡萄色の小袿」ということは、表面に葡萄色（えびいろ）の糸を使い、裏面に紅梅色の糸を使って、裏の糸を浮き上がらせて模様を描くように織った小袿ということだと思われますそもそも「小袿」という着物は、貴族の中でも特に身分の高い女性用の羽織りものだったそうですので、「全女性の憧れ」みたいなものだったのではないでしょうかおまけに、「今様色のとても素晴らしいもの＝最新流行色の中でも特にイケてるもの」まで付けちゃってるんですね～名前の挙がった3色を並べると・・・・・源氏の君の想いの深さを表しているのか、はたまた紫式部の憧れの色を示しているのか、どちらにせよあまたの色の中から真っ先に選ばれた色、それが、「葡萄色：えびいろ」だったのですご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのホームページもよろしくお願いします和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願いします

  2011年10月13日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第10回；紅花で作る色んな色♪

  こんにちはいつもご覧頂き誠にありがとうございますさて本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第10回目と致しまして、「紅花で作る色んな色」をご紹介させて頂きたいと思います昨日ご紹介しました通り、紅花は他の染料と合わせて色々な色を作ることが簡単にできるので、たくさんの色が誕生したようです例えば・・・「支子：くちなし」と合わせて、「黄丹：おうに」（177番は、「黄支子：きくちなし」です）この黄丹は、先日ご紹介したように皇太子のためだけの絶対禁色なので、黄丹一疋を染めるための紅花と支子の分量まで律令で決められていたようですが、他の色を合わせる際には、さほど厳しい規制もなかったようで、特に「藍：あい」と合わせると紫になることから、紫草に頼らないで作れる紫として重宝され、とてもたくさんの色が作られたようです天皇の妃や宮中の女房（女官）の装束には、本当に多種多様な色が使われていました例えば、紅に少し藍を入れて、鮮やかな「牡丹色：ぼたんいろ」に藍に少し紅を入れて、「紅碧：べにみどり」にまた、紅に紫草の紫を加えることも盛んに行われたようです例えば、紅に薄い紫か白を加えた「紅梅：こうばい」も、とっても人気だったそうです（「藤色：ふじいろ」は、紫草で薄く染めた色です）少し紫を多くして、「梅紫：うめむらさき」に（204番は「梅紫」です）あと、面白いネーミングで、「今様色：いまよういろ」というのもあります文字通り「トレンディーな色」という意味で、この色名は源氏物語にも登場します当然ながら、時代によって微妙に色が変わったようですが、紅と紫を合わせた色だったことは確かなようで、都羽根ではこんな色になっています真紅を中心に並べてみました勿論もっともっとたくさ～んの色が「紅花」と「藍」と「紫草」と「支子」から生まれたんですね～はるかエジプトから紅花がやってきてくれたおかげで、平安時代にまさに「色のルネッサンス」が花開いたんですねご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのホームページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します

  2011年10月12日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第9回；赤の歴史～茜から紅花へ♪

  こんにちはいつもご覧頂き誠にありがとうございますさて本日は、古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第9回と致しまして、「赤の歴史～茜から紅花へ」をご紹介させて頂きたいと思います赤は自然界にたくさん存在しますので、人々が染色などをするようになるずっと前から日本では「あか」と呼ばれていたようで、赤系の最初の染料だと言われている「茜：あかね」の名前は、「赤い根」からきているそうですなので、飛鳥時代などにはよく「茜色：あかねいろ」が登場するのですが、残念ながら都羽根には「茜色」は無いので、お見せすることができませんまた、「緋色：ひいろ」という言葉をご存じの方も多いと思うのですが、この「緋：ひ」という字は「緋：あか、あけ」とも読むそうで、もともと茜で染めた色のことを「緋」という字で表していたようです養老律令（757年：奈良時代）では、朝廷の階級色として、四位が「深緋：ふかひ」（緋に紫を重ねて紫褐色にした色）、五位が「浅緋：あさひ」（つまり緋のこと）と定められたそうです。ただ、茜は染めるのが難しいそうで、平安時代には「支子：くちなし」と「蘇芳：すおう」とミョウバンを使って緋に近い色を生み出すことができるようになり、後にはこれを「緋色：ひいろ」と呼ぶことになったそうです（参考：ウィキペディア「緋色」のページ）都羽根には「緋色：ひいろ」も無いので、またまたお見せすることができませんでは、どうして「茜」や「緋」はだんだんと姿を消していったのか・・・それは、「茜」に代わって「紅花：べにばな」が登場したからです「末摘花：すえつむはな」とも呼ばれた紅花は、なんとエジプト原産と言われているそうです日本へは、シルクロードを経て、4～6世紀ごろに入ってきたと考えられているそうです（参考：ウィキペディア「ベニバナ」のページ）紅花は栽培も比較的簡単で、赤だけでなく黄色の染料を作ることもでき、また他の染料と混ぜて違う色を作り出すこともできるので、平安期以降大活躍することになるのです絹織物は中国からシルクロードを経てはるばるエジプトまで、紅花はエジプトからシルクロードを経て中国を通り海を越えてはるばる日本までやってきたんですね～「美しいもの」を求める心は世界共通なんですね～ちょっと感動モノの今日この頃ですご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのホームページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します

  2011年10月11日

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  古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色・・・第8回；王朝文学の色～夕霧の奮起を促した「浅葱：あさぎ」♪

  こんにちはいつもご覧頂き誠にありがとうございますさて、本日は古人（いにしえびと）が見ていたにっぽんの色シリーズの第8回と致しまして、「王朝文学の色～夕霧の奮起を促した「浅葱：あさぎ」」をご紹介させて頂きたいと思います「浅葱：あさぎ」は、王朝文学と言えば一番に名前が挙がる「源氏物語」に登場します主人公である光源氏の息子、「夕霧」の元服のお話です701年に大宝律令において朝廷の階級色が決められてから約300年後の平安中期が物語の舞台になっており、その頃には階級色もかなり変わってしまっていて、四位以上は黒、五位は黒っぽい赤、六位が緑で、この「浅葱：あさぎ」は六位の色だったのです。ちなみに、四位以上の黒はこの「橡墨染：つるばみすみぞめ」のような色だったようですまた、五位の黒っぽい赤はこの「蘇芳：すおう」のような色だったようです並べてみると・・・五位と六位との間にずいぶんな差がありますよね五位以上は「殿上人：てんじょうびと」と呼ばれ、宮殿に上がるのを許されたのに対し、六位以下は「地下人：じげにん」と呼ばれ、一部の例外を除けば宮殿に上がることさえ許されなかったのです源氏の君は臣下に下ったとはいえ天皇の息子。その息子の夕霧は天皇の孫にあたるわけですし、母親は左大臣の娘なので、左大臣の孫でもあるという「超ド級エリート」なわけですから、その夕霧が元服するとなれば、普通なら四位スタート（つまり「黒」スタート）が当たり前だったのですが、源氏の君が「最初から甘やかすと努力しないだろうから」という理由で、周囲も驚きの六位スタート（つまり「緑」スタート）になったんですね～源氏物語にこんな一節があります（原文）～浅葱にて殿上に還りたまふを、大宮は飽かずあさましきことと思したるぞ、ことわりにいとほしかりける。～大体こんな意味です～夕霧が浅葱の袍で御所に戻って行くのを、祖母である大宮がとても不憫だと思われたのも、無理のないことでお気の毒なことでした。～・・・おばあちゃんが悲しんだだけでなく、自分の伯父である内大臣の娘で、いとこでもある恋人の「雲居の雁」の乳母にも、「浅葱の袍の男が内大臣の姫君の彼氏だなんて、有り得ない」と馬鹿にされたんですね～でもそのおかげで夕霧は奮起し、数々の昇進試験を突破して、6年後には内大臣にも認められ、晴れて雲居の雁との結婚を許されるのです今も昔も男女の恋心に違いはないんですね～年甲斐もなくいにしえのロマンスに想いをはせる今日この頃ですご覧頂きありがとうございました和風ぽんちょ.comのホームページもよろしくお願い致します和風ぽんちょ.comのfacebookページもよろしくお願い致します

  2011年10月07日

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