本当にしてほしいこと
毎日あくせく日々を送りながら、最近は本当にいろいろなことを考えている。子育て支援問題から、宿題もレポートまで・・・。この週末、前半は実家に帰ってリフレッシュし、後半は例のごとく宿題に追われバタバタしていた。子どもが『本当にしてほしいこと』は「忙しい母親にきちんと向かい合ってほしいのでは」と思った。夫が『本当にしてほしいこと』は「家族みんなでゆっくり週末の夕飯を囲んで和むことでは」と思った。私が『本当にしてほしいこと』は「少しの時間でも一人でゆっくりと宿題に向かえるように子どもの面倒を夫に見ててほしい」ことだと。友人がまもなく出産を控えている。彼女が『本当にしてほしいこと』は、一人で動ける間しか出来ないこと、例えば、ショッピングや美容院にいくこと。そのために上のこの面倒を見ててほしいとか。友人が最近出産。彼女が『本当にしてほしいこと』は、ゆっくり休むための夕飯の仕度の簡略化や選択の簡略化なのではないかと。テレビで田中真紀子さんが五字分の子育て論を述べていた。「週末ほんの少しでもご主人が子どもたちの面倒を見てくれると、その間に家事や買い物などがはかどり子どもと笑顔で向かい合えた。」と。子育て支援も本当は単純なことだと思う。そんな時助けてくれる心。助けてくれる人的援助、もしそれが無理なら、金銭的解決のための援助など。それらを、ひねり出せというのではなく、余裕があるときに余裕がある人が、余裕のある財源からみたいな考え方なのだと思う。これらが簡単にいかないから難しいのだけど。私は今率直に言えば、ご主人をなくして一人でいるおばあちゃんのような人に数時間でもいい、来て子どもの帰宅を迎えてくれ、散歩にでも連れ出してくれたら本当に助かる。見かねて、洗い物か、洗濯物を取り入れるくらい・・・。子どもの話し相手になってくれればそれで十分なのだが。