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カテゴリ:いじめ
(あい~んシュタインと記事とは、関係ありましぇ~ん!) ちょっと、いろいろと慌てながら、これを書いています~! 書くのに、そこそこ時間がかかっちゃって・・・ モハメド・アリさんが、 「若年層の失業問題とテロリズムの関係」について、語られている記事を読みました。 抜粋しようかと思いましたが、時間もかかるし、省くところの選択も難しいので、 そのまま載せちゃいました。 ~~~・・・~~~ 翻訳 これから話す話は ある村の少年についてです 名前は知りませんが 彼の話はできます 南ソマリアの小さな村に住んでいました 首都モガディシュの近くです 干ばつの影響でその小さな村は貧困に追いやられ 饑餓の窮地に陥ったのです 彼には何も残されていなかったので 彼はソマリアの都市のモガディシュへと 向かいました 彼がそこに到着した時 何のチャンスもなく 仕事もなければ希望もありませんでした 結局 彼はモガディシュの郊外にある テント村で生活を始めました 一年が経ちましたが 何も変化はありませんでした ある日 とある紳士が彼に近づいてきて 昼食 そして 夕食 更には朝食を 奢ると言いました この活動的なグループとの出会いが 彼の分岐点となりました 彼は新しい服を買い 家族に仕送りするために 少しお金をもらいました 次に若い女性を紹介されました そして 結婚しました 新しい生活が始まったのです 生きる目的を見つけました 素晴らしい快晴の日 真っ青なモガディシュの空の下 自動車爆弾が爆発しました 大きな夢を抱いて都市に来た小さな街の少年は 自爆テロ犯となったのです そしてあの活動的なグループの人々は アル・シャバーブというテロ集団だったのです アルカイダと繋がっていました どうして 小さな村の少年は 都市で成功したかっただけなのに 自爆テロという結果になったのでしょうか? 彼は待っていました ただただ チャンスを待ち望んでいました 未来に希望を持てる時を 前に進むチャンスを… これが最初のチャンスでした 初めて彼を 待ち続けることから 動かしたのです この少年のような話は世界の都市部で 繰り返されています これは当てのない生活を脱却したいと言う一心で ヨハネスブルグでの暴動や ロンドンでの暴動を引き起こした 公民権を剥奪され 仕事もない都心部に住む若い人々の話です 若い人々にとって 都市というのは 仕事、富が得られるチャンスがある 場所であります しかし 大都市の豊かさを若者は享受していません 多くの場合 高い失業率に悩まされているのは若者です 2030年までに 都市に住む5人のうち3人が 18歳未満になるそうです 都市の発展に 若者を参加させなければ 彼らにチャンスを与えなければ この当ての無い若者が テロや暴力 ギャングに手を染めてしまうことが 将来の都市像になってしまいます 私の故郷のモガデシュでは 70%の若者が失業に苦しんでいます 70%が働けていないのです 学校にも行きません 何もすることがないのです 先月 故郷に帰った時ー 私が産まれた マディナ病院を訪れました 弾丸だらけの病院の前に立って ここを去らなかったらどうなっていただろう? 或いは 先ほどの当ての無い若者のように ならざるを得なかったらどうなっていただろう と考えていました テロリストになっていたかもしれない どうなっているかは分かりません その時に モガディシュに行った理由は 若きリーダーと起業家のサミットを 主催するためでした 約90人のソマリア人リーダーを集め 彼らの町が直面している課題について みんなで話し合いました ここに来ていた一人の男性アデンは モガディシュにある大学を卒業しました しかし 仕事やチャンスはありませんでした 私は彼が 大卒であるのにもかかわらず仕事がなく ストレスを感じているため アル・シャバーブや他のテロ集団が勧誘する 恰好の標的であると 言っているのを覚えています テロリストは彼のような人を探していました しかし 彼の話は少し違います モガディシュは 交通システムに 大きな課題を抱えていました 23年にも及ぶ内戦は 交通システムを完全に破壊しました バイクが一番便利な 交通手段なのです アダンは そこに勝機を見いだしました 彼はバイク会社を設立したのです バイクのレンタルを始めました 普通は買えない地元の人向けです まず 彼は家族や友人の助けを借りて 10台のバイクを買いました そして ここ3年間で 数百台にまで増やす計画です 最初の話とどう違いますか? なぜ彼の話は違うのでしょうか? その理由は彼は新しいチャンスを見つけ それを 掴む能力があったからです これは起業家精神です 私は起業家精神こそ 待ち続けることに対抗する一番強い力だと信じています この精神が まさに若者達が求めていた雇用機会を自分達で創出しようと 彼らを駆り立てます そして 訓練することにより若者は起業家になれます 私のある会合に参加していた もう一人の男性の話があります 花屋のモハメド・モハモウドです 彼は起業家サミットで 若者にどうやって革新を起こすのか 起業家精神を養うのかについての 訓練を手助けしてくれました 彼は 22年に及ぶ内戦後 初の花屋です モハメドが最近花屋になるまでは もし結婚式で花が必要だったら 外国から輸入された 造花のブーケを使用していました 誰かに聞いてみて下さい 「本物の花を見たのはいつですか?」と 内戦の中 育った多くの人々にとって 答えははきっと 「見たことがない」です モハメドは ここにチャンスを見つけだしたのです 造園とフラワーデザインの会社を始めました モガディシュの郊外に農園を作り チューリップやユリを育て始めました それらの花は モガディシュの厳しい天候の中でも 育つことができる と彼は言いました 結婚式用の花の配達を始め 庭の設計をし 街中でビジネスを始めたのです 今では モガディシュ初の 公園の設計に取り組んでいます モガディシュには 22年間 公園はありませんでした 彼は 家族や若い人たちが集まり 普段の日常にある幸福を感じることができる 薔薇の花に満ちた空間をつくりたいというのです ちなみに 彼は 水を大量に必要とするバラは育てません さて まず最初は 若者にやる気を出させることからです モハメドの存在は会合に参加していた若者たちに 実に大きな影響を与えました 若者たちはビジネスを始めようと 思ったことが一度もありませんでした 思いついたことといえば NGOで働くことや 政府のために働くことでした しかし 彼の話や彼の革新は 彼らに大きな衝撃を与えたのです 若者達は 自分たちの住む街を チャンスに溢れる場所と考えるようになったのです 誰もが起業することができ 変化を起こすことができると自信を与えました その日の終わりには 彼らの町が直面している いくつかの大きな課題に対する 革新的な解決策にたどり着きました 彼等は 地域が抱える問題に対して 起業という解決策を見つけたのです 若い人々を鼓舞し 起業家文化を創ることは 実に素晴らしい一歩です ただ 若者に必要なのは アイデアを実現させる資本なのです そして開発・起業する手助けをしてくれる 専門家や相談できる人などが必要なのです 若者を必要な資源と繋ぎ アイディアを形にするサポートを提供する そうすることは都市の発展のきっかけとなります 私にとって起業家精神とは ビジネスを始めることだけではありません 社会に大きな影響を与えることです モハメドは ただ花を売っているだけではありません 彼は同時に人々に希望を与えているのです 平和公園 と彼が名付けた公園が できた暁には 人々の街の見方を変えるでしょう アデンは ストリートキッズを雇い バイクの貸し出しや修理をさせています 彼らに当てのない停滞状態から 抜け出す機会を与えました こうした若き起業家達は 彼らの街に とてつもなく大きい影響を与えています そこで私の提案は 若者を起業家にし 彼らが持っている革新的なアイデアを 仕事にし 育成するよう促すことです そうすることで 自爆テロや当てのない貧しい若者の話でなく 花屋や平和公園の話がもっと増えるでしょう ありがとうございました (拍手) ( translated by Tomomi Daigo , reviewed by Satoshi Hirai ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年08月28日 12時41分54秒
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