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カテゴリ:いじめ
『Black Box』(伊藤詩織/文藝春秋 1512円) 安倍っち御用記者によるレ☆イプ被害者の詩織さんが、 事件についてノンフィクションの本を出版されました。 ジャーナリストである詩織さんに、同じく、ジャーナリストの女性二人が、 インタビューをされた記事が、ネットに載っていたので、ご紹介させて頂きました。 女性にとっては、決して、他人事ではない・・・そんな気持ちです。 “詩織さん”から伊藤詩織へ 本人が語った、今著書を出版する理由 (2017年10月16日 小川たまか) https://news.yahoo.co.jp/byline/ogawatamaka/20171016-00076896/ こちら(↑)の記事は、伊藤詩織さんへのインタビューです。 レ☆イプ被害者が実名で声をあげる理由を知っていますか。 (2017年10月18日 小林明子 BuzzFeed News) https://www.buzzfeed.com/jp/akikokobayashi/second-rape?utm_term=.yqWP658g1#.gq6wNY5Z9 こちら(↑)の記事は、伊藤詩織さんへのインタビューです。 この記事の、最後の方を、一部記載させて頂きますねぇ~。 ~~~・・・~~~ ネットのコメントをたどった絶望の中で、自ら防犯カメラを確認したりタクシー運転手に証言を得たりして客観的な事実を積み上げた詩織さんは、山口氏の不起訴を不服として検察審査会に申し立て、冒頭の会見を決意することになる。 信頼する知人から、リクルートスーツを着て会見に臨むようにアドバイスされたが、断った。 水着、スカート、制服......。幼い頃、痴漢などの性的被害に遭ったとき、「そんな服を着ているからだ」と周囲に言われたことが何度もあった。何を着ていようが責められるべきではないし、ステレオタイプな「被害者」のイメージを壊したかった。 案の定、ネット上の書き込みにはこのような内容があった。 「白いシャツをきっちり着て、しくしく泣いて、言葉を詰まらせて退場していたら、今ごろみんな信じていたのに」 友人のSNSを通して写真を見つけ出した人から「笑ってるじゃん」とコメントされた。「泣くか怒ってくれないと伝わらない。被害者なら被害者らしくしてくれないと」と警察官に言われたこともあった。 声をあげる態度を批判する人、政治的な関わりを邪推する人。「被害者らしくない」からといって、最も伝えたいことが伝わらないのはもどかしかった。 「なぜ私がこの話をするのか、理解できない人が多かったんでしょうね。何もメリットがないのに、実名顔出しでこんな話をしないでしょう、という前提があるのかなと思いました」 ではどうすれば、声をあげた本当の理由をわかってもらえるのだろうか。 詩織さんは、ネット上のコメントを片っ端から確認していった。実際にどのような反応がどのくらいあり、なぜそんな反応をするのかをできるだけ知ったうえで、伝え方を考えようと思ったからだ。匿名のツイートでは実際は人物像はわからないが、プロフィールや過去のツイートまでチェックして、相手を理解しようとした。 口汚く罵ったり落ち度を指摘したりするコメントを見ていると、どんどん体が冷えてきて、呼吸が浅くなってくる。もう消えてしまうのではないか、と思うほどだった。 実際に「あの夜」に起きたこと。その後にまとわりついた数々の理不尽や屈辱。それらを経験する人が少しでも減り、少しでも救われるようにと願って書いた手記の原稿は、2週間ほど目を通せない時期もあった。 それでも詩織さんは、手記を書き、取材を受け、経験を語る。 結局、手記には、当時の記録にある「起きたこと」と取材で得た事実を「ノンフィクション」として書いた。手記の末尾では、山口氏も認めているそれらの客観的事実を整理したうえで、検察と検察審査会の「不起訴相当」の判断に疑問を投げかけている。抜粋するとこのような内容だ。
声をあげると「なぜか」と問われ、声をあげなければ「いない」ことにされる。伊藤詩織さんのメッセージを受け止めなければ、何も変わらない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年10月19日 21時19分12秒
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