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カテゴリ:いじめ
(あい~んシュタインと記事は、関係ありまっしぇん!) 『日航123便墜落の新事実』(青山透子著/河出書房新社)発売 前回、こちらの本をご紹介した際に、 俗にいう、都市伝説的な~!?まゆつばなぁ~!? そんな風な本と、思われた方が、結構、いらっしゃるようなので・・・ これは、読書家ではない私でも、読まない訳には、行かないなぁ~、と思い、 読みました! ・・・時々、身につまされましたが、 でも、 全編を通して、理路整然と、証言と事実を、真摯に検証していく姿勢には、 信頼できるものを感じました。 また、同時に・・・ その時、いろいろな立場のヒトが、どんな気持ちで、どんな行動をとっているのか? その視点に想像を巡らせているところに、 真実を知るヒントがある・・・そんな気もするのでした。 文章を少し、記載させて頂きますねぇ~。 ~~~・・・~~~ (略) 第四章 三十三回忌に見えてきた新たな事実 ~目撃証言から検証~ (略) 2 未来に向けて私たちができること 海底に沈む機体の断片は、私たちに何を教えてくれるのだろう。 いつかは引き揚げられることを願うが、もはや何の証拠にもならないかもしれない。しかし、海底に眠るその破片が物語ることは、事実がどれほど恐ろしいものであろうとも、そこから目を背けてはいけないということだ。 私たちに残された課題は大きい。 どうすれば、間違ったことを正して勇気をもって公にできるのだろうか。 故意か過失か、組織の指示か否か、いずれを問わず人命よりも優先されるものなどこの世の中にはない。戦争でもない「平時」に、人命を最優先するという当たり前のことが行われず、もし何かの隠蔽工作が行われたとするなら、それを正当化する理由などどこにもない。 それでは、情報を知り得た人がそれを隠し続けているならば、どのような仕組みを作れば情報を公開することが可能になるのだろうか。 情報の開示は全国民共通の利益となって、今後様々な物事を判断するうえで貴重な材料となるが、今の世の中はまったく逆の状況で、話しにくい環境になって来ている。 さらに、自衛隊の任務も多岐にわたり、遠い海外の戦場に派遣されることも増えるだろう。武力を持つ自衛隊に対して、防衛大臣がシビリアンコントロール(国防に関して文民が最高の指導権を持つ制度)をきかせることができるだろうか。大変疑問である。 重要なことは、たとえそれが組織の命令であっても、非人道的な行いに対しては告発が可能となる環境や法整備、自由にものが言える部署を設けるなど、何らかのチェック機能を持たせることである。 二〇一一年三月十一日、十四時四十六分に発生した東日本大震災による福島第一原子力発電所事故は、原発の安全神話が崩れたのみならず、いまだに続いている放射能漏れの実態をどのように考えるかが大変重要だ。爆発する原子力発電所の映像を見た時、誰もがまさかここまで被害が拡大するとは思っていなかった。あの時、今後の予想として最悪の結果を伝えるジャーナリストや研究者を片隅に追いやり、名指しで批判した人々は、今なお福島が置かれた状況をどのように思っているのだろうか。 二〇一七年二月二十四日付毎日新聞によると『東日本大震災六年、汚染水、果てなき闘いー福島第一原発』とある。毎日新たに約400トンもの汚染水が汲み上げられて1000基以上のタンクに保管されていくとのことだ。事件発生直後に敷地内に設置した汚染水対策用の「フランジ型」と呼ばれる大量のタンクはすでに老朽化し始め、汚染水が漏れ出ている。今後はこの古いタンクの解体作業が始まる。このいたちごっこのような作業が延々と続くのである。一日約六千人の作業員が毎時300マイクロシーベルト(3号機周辺)という職場で働いている。このツケを私たちの子孫に渡し続けなければならないのである。 それでもなお、原発事故をもうなかったことと思い込みたい人々や、現政権を支持して再稼働を願う人がいるのはなぜだろうか。これは、人間にとって最も大切な共感力が欠落しているとしか思えない。 あの時の自衛隊の活躍は、東北出身の私にとってとても頼もしく、家族や友人たちも心底有り難い存在だったと語っている。その活動を目の当たりにして救われた人も多数いた。心から感謝し、敬意を表したい。 このような災害救助活動を世界中で行えば、誰も日本を嫌いにはならない。自衛隊員もあの時、「有難う」や「お蔭さまで助かった」といった感謝の言葉を山ほど浴びただろう。そこに喜びがあり、仕事へのプライドとやる気が生まれるのではないだろうか。しかし、もし他国に対して、ミサイル攻撃をするようなことがあれば、必ず憎しみが生まれる。さらに、テレビゲームのような画面での空爆で、その爆弾の下にいた家族が死亡すれば子どもたちに復讐の心が芽生える。こういった負の連鎖によって、戦争がくり返されるのではないか。 現実を理想に近づける努力をすることこそが大切だと、天空の星たちが私たちに語りかけているのではないだろうか。 終章 未来の目は見た (略) ~~~・・・~~~ 衆院選の結果は・・・ 自民284、公明29、 希望50、維新11、 立憲55、 共産12、社民2、 こころ0、 諸派0、 無所属22、 今回の選挙も、 投票率が、53.68 % で、戦後2番目に低いのですって・・・ どうしようもないですねぇ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年10月23日 23時00分14秒
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