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カテゴリ:いじめ
ご無沙汰しております~! ベネチア国際映画祭では、是枝裕和監督の最新作「真実」が、 日本人監督では初の、オープニング上映されましたが・・・ 「金獅子賞」は、逃しました~♪(2019.9.7) そんなこともあって・・・ 先日、TVで録画してあった「万引き家族」を観たのです。 以前、是枝監督の「誰も知らない」を観た時も、そうだったのですが・・・ 感動の結末ではなくて・・・どちらかといえば、不安が残るというか~。 映画「誰も知らない」を観て・・・思うこと。 こちら(↑)が、「誰も知らない」を、観た時の、感想なのですが・・・ 何だろう? ラストが・・・イタリア映画の「自転車泥棒」的な・・・というか~? 現実社会のリアルが描かれているせいか、暗い気持ちは、拭えない感じなのです~。 あいむあらいむ こちら(↑)のあらすじが、分かりやすいので、お借りしています~。 是枝監督の特徴なのか・・・大筋よりも、細部が重要というか~。 あらすじが、細かくなりそうで、書き辛かったので、「あいむらいぶ」さんのあらすじを、 ご紹介させて頂きました。 因みに、こちらのサイトは、いろいろと詳しく解説されているみた~い! 最後の方で、家族は、警察に捕まり、それぞれが、バラバラの生活になっていくのですが・・・ 刑務所に入っている信代の面会に、治と祥太が来るのですが。 その時、信代が・・・祥太が、本当の親を、探そうと思えば探せるように、 知っている限りの情報を、祥太に、教えるのです。 ビックリしている治に、信代は、 「私たちじゃ、ダメなの。(ダメだったでしょ?)」的なことを、言うのです。 この言葉に、 信代の敗北のようなものを感じて・・・ 同時に、観ている私自身も、ある意味、残念な気持ちに、させられました。 でも、本当のラストに、 女の子が、虐待されている家庭に戻されて、 何とも、絶望を感じるのですが・・・ ベランダだか、玄関先だかの隙間から、女の子が、外を見ている姿を見ながら・・・ 話しの中盤に、 信代が、「大好きなら、こうするの。」って、 女の子を、抱きしめるシーンを、思い出したのです。 女の子が、まったく、愛情の在り方を知らなかったなら、 母や同居人(父?)のやっている虐待が、自分への愛情からの行動だと、 思ってしまうかも知れませんが・・・ きっと、女の子は、信代の愛情が、本当の愛情だと知ることができたことで、 どこかで、逃げ出せるキッカケを、見つけることができるかも知れないと、 かすかな希望を、抱いたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年09月13日 23時29分43秒
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