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カテゴリ:いじめ
(映画「ひろしま」の一場面) ご無沙汰しております~♪ この映画は・・・ 原爆投下8年後(1952年)に制作され、 ベルリン映画祭にて、 長編映画賞を受賞したそうです。 広島市の中学、高校、教職員、一般市民など、 約8万8500人の全面協力の下、 原爆投下後の市内の惨状を、実際の映像を交え、 リアリズムで再現されているものです。 映画「ひろしま」 予告編 お時間のある方は、ご覧下さいませ。 2019年に、初めてTVで、観た時の感想です。 ↓ 原爆投下から7年目(劇中)にして、 すでに、 被爆者に対して「被害者面している」と、 非難を向ける人々がいることに、愕然としました。 現在の、 沖縄の基地問題で、被害を受けている方々や、 福島の原発事故で、被災された方々へ対しての、誹謗中傷にも似ていて、 日本人の変わらない、意地悪な、非情さを、感じました。 そして、 最後の方で、働いている工場で、 また、 大砲の玉を作り始めていることに、 憤りを感じる青年に、同情しました。 「死の商人」という言葉がありますが・・・ 戦争の傷跡が、色濃く残っている街、そこに生きる人々に、 再び、大砲の玉を作らせる国家って・・・ ひどい! 日本の復興の為に、 再び戦争(朝鮮戦争)を利用しているとしか、思えません。 そこにも、 権力者のエゴを、感じずにはいられません。 そして、 私も、この映画は、初耳だったのですが。 もうちょっと、高齢の方でも、 ご存じない方は、いっぱいいらっしゃるようで・・・ 結構、有名な俳優さんも、出演されているのに~♪ なぜならば、 この映画は、朝鮮戦争やレッドパージの中・・・ 反米色や政治性が強過ぎると、全面攻撃を受け、 ほぼ、上映禁止に追い込まれ、 その後、また、 米ソ冷戦下、ほとんど上映されることなく、お蔵入りとなり、 今に至っているようです。 SNSで、 バービー人形の実写映画『バービー』と、 原爆開発をした物理学者を描いた映画『オッペンハイマー』が、 アメリカで、 同時公開(7月21日)ということで、 話題になって、 「バービーのヘアースタイルがきのこ雲」とか、 合成写真が作られたり、 大盛り上がりしたそうなのですが。 勿論、 そんな悪ふざけ(?)は、 アメリカ人の「無知の罪」ですが。 例えば、「ひろしま」のような映画を、 世界に向けて、宣伝して来なかった 日本の功罪を、 感じずにはいられません。 テレビでも、 もっと、放映して欲しい映画です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年08月06日 07時04分19秒
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