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テーマ:今日行ったコンサート(1209)
カテゴリ:Saenger/innen
この地域で一番大きな教会で行われたアドヴェントコンサートを聞きに行った。
バッハのクリスマス・オラトリオのカンタータ1~3。 コーラスは、ドーム少年合唱団だった。 Abendkasse(当日券の販売)でチケットを買うつもりで、開演時間の1時間前に着いた。 するともう建物の外まで人が並んでいた その列がまた全然進まない。 さっさとチケットを買って、開演までクリスマス・マーケットをぶらつくつもりだったけど、甘かった。 なかなか進まない列にジリジリしながら待っていて、気がついた。 全席指定なのだ しかも、残りが少なくって変な席しか残っていないんだろう。 どの席にするかをひと組ずつ選ばせているから、時間がかかるのだ。 オルガンコンサートなどの場合、席の指定はなくて早い者勝ちだし、大体において教会自体がとても大きいので、入れないほど一杯になることは稀だ。 だから今回もそのつもりでのんびり構えていたのだけど、、、 ふと後ろを見ると、列は相変わらず建物の外まで続いていて、私達が並び始めた時よりも更に長くなっていた ようやく私達の前の3人グループの番になった。 Abendkasseの人の声が聞こえてきた。 3人隣同士の席はもうありませんよ。 バラバラだったらまだかろうじてあります。 それか立ち見ですね。 ええええええ 3人組の肩越しに机の上の座席表を見ると、確かに後ろの方の席がポツポツと空いているだけ。 それも、右端に一つ、左端に一つと言った具合だった。 立ち見かバラバラか。 私達の番になり、隣同士の席はもう無いんですよねとつぶやくと、 いやありますよ。 2つ隣同士の席はこれが最後です。 どうやら、前の三人組は諦めたらしい。 しかしこの席がまた、、、一番後ろの列の一番端っこ それでも立ち見よりはマシだろう。せっかく電車乗ってきたんだし。 ということで、その席を購入。 教会に入り、席を見つけて座ってみると、本当に端っこ 内陣からまっすぐに伸びている通路沿いの空間ではなく、その側面に付随している部分。 ゴシック建築の教会だから石の柱が等間隔に空間を区切っていて、内陣を直接見ることさえ出来ない。 だから、正面にスクリーンが取り付けてあった コンサートが始まると、隣の部屋で鳴っているのが聴こえてくるというか、 扉を開けっ放しにしてあるホールの外側で聴いているという感じ 残念。 それでも石造りの天井の高いゴシック様式の教会なので、音はよく反響して聞こえてくる。 耳が慣れてくると、意外とちゃんとすべての音が響いてくることに驚いた。 少年合唱団のソプラノは、本当に天使の歌声のようにキラキラと澄んでいて美しかった ソロでは、テノールとアルトのソリストが特に素晴らしかった。 クリスマス・オラトリオ後半(カンタータ4~6)は、年が明けて1月に行われる。 こちらは、少年合唱団ではなく、ドーム合唱団が歌うことになっており、知り合いが参加している。 ドーム合唱団の演奏はまだ聴いたことがなく、実力の程が分からないのだけど、次はちゃんと事前にチケットを入手しておくかな、、、? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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