Rコーラス 合宿
6月13日~15日は、Rコーラスの合宿だった。Rコーラスは学期ごとに1度、練習合宿をする。金曜日の夜から日曜日の昼まで、山小屋みたいな所にこもる。時間があるので、集中して練習ができるし、新旧メンバーの交流の場として有効だ。夜は飲みながらおしゃべりに花を咲かせ、次々とレパートリーを歌っていく。まだ知らない曲をとりあえず聴くことの出来る貴重な機会でもある。といっても、私はまだ1度しか参加したことがない今回が2回目。来週末に参加を予定している、とある町の歌のフェスティバルで歌う曲、7月半ばに入っている2つのコンサートで歌う曲を中心に練習した。ほとんどが知っている曲だったので、歌うことを楽しめた。新しい曲は2,3曲。またテキストを覚えなければならない。時間に余裕があるだけあって、音程の下がり具合にもチェックが入った。でも、指揮者のぺトラがチェックした曲はあんまり下がらなかったのよね。↑それでも半音くらいは下がってるメゾソプラノのソロが入る曲と前学期にも歌った長~い曲が、そりゃあもう笑っちゃうくらいにダラダラと下がった(1.5~2音くらいは下がってた)のに、こっちはチェックなし。何でなの??金曜日は練習開始が20時で終了が22時。9時半を回った頃からお腹が空いて、泣けてきた。しかも隣のキッチンでは、食べ物を温めてていい匂いが漂ってくるし、、、。22時過ぎまで結構体力のいる曲(←高い上に、音が下がりやすいので、気合が要る)を歌っていて、ようやくご飯の時間。食卓を囲んで、食べて飲んで、ふと気づくともう2時ちょっと前・・・。そういえば、飲んでいる時に、ふとぺトラが言った。ソプラノにこんなにZickeが少ないのって、初めてだわZickeっていうのは南部の方言でヤギのことなんだけど、俗語で「高慢で頭の固い、自己顕示欲の強い嫌な女」っていう意味。『ソプラノ女王様説』って、あっちこっちのブログで読んだ気がするけど、ドイツでもやっぱりそうなのね、と、笑ってしまった確かにソプラノパートのメンバーは若い世代の方が多くって、少数の古株を除けば、協調性があって割と大人しい人ばかり。Zickeが少ないのは、グループ作業がしやすくって環境的にはイイのかもしれないけど、一番目立つパートが性格的に控え目っていうのは、音楽的にどうなのかしら?とふと考えた。