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カテゴリ:本・読書
量子重力理論の最先端を走る理論物理学者が、時間という概念が物理学の中ではどのように扱われるか、現段階での理解を解説する。
最低限、理系の大学教養課程で学ぶ量子論の基礎の基礎、エントロピーの概念、ぐらいは解っていないとさすがにしんどいような気がするが、一般向けの本として結構売れているらしい。 確かに物理とか数学はつきつめると哲学に近づく感はあるよね。 「この世界は物ではなく出来事でできている・・・」、 前後の脈略無しに読めばなんとも哲学書然としたフレーズじゃないですか。 世の中の理解の根幹部分で、こうであるはずという前提を一旦完全に白紙にする過程は、知的な経験あるいは訓練として貴重ではあるかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/04/16 12:08:24 AM
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