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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2013年12月22日
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カテゴリ:日本ワイン

今回は国産ワインコンクールで銅賞に輝いた甲州です。因みに、生産者の大和葡萄酒は岡山のTETTAの醸造委託先でもあります。
番イ・甲州・シュール・リー2012。大和葡萄酒は、山梨で250年に亘り油問屋を営んでいた萩原家のワイナリー。油問屋廃業後、葡萄栽培などに転向、葡萄酒製造としては大正2年を創業としているそうです。日本での垣根栽培を成功させたり、排気されていた貝殻を畑に撒いて土壌改良を行ったりと、品質向上のため様々な挑戦を行っています。
セパージュは、勿論甲州100%。土壌改良された畑のものです。価格は、写真のお店などで1398円。

は薄く、黄色っぽさはあまり見られないです。

香りは、白い花、吟醸香といったものが感じられ、さらに柚子、蜜柑、リンゴ、梨、黄桃、メロンっぽさや少々の南国フルーツ系のニュアンス等もありました。また、ミネラルや密っぽさも少々。甲州らしい甲州なのですが、フルーティさや甘いニュアンスがより濃く、強さがあるのはやはり土壌改良や垣根栽培の賜物でしょうか。

味わいも、凝縮感を感じる果実味が印象的。なかなかにフルーティです。そこに、甲州らしいトーンの高い明るい酸が入ってきておりバランスも良好です。ボディも、ライトではありますがミネラル感やエキス分を感じるもので、ちょっと他に見ない甲州な感じはあります。

今回は、牡蠣のオイル漬けやアゴだしを使った豚肉の鍋と合わせてみましたが、相性はどちらも良好でした。
牡蠣のオイル漬けは、作る際にこのワインを少し使用していたこともありますが、臭みなどが出ることも無く、牡蠣の濃い旨みや独特の香りにワインの凝縮感やしっかりした果実味が良く嵌りました。旨みを高めあう感じです。
鍋とは、豚肉との相性も悪くないですが、出しその物やそれを吸った野菜との相性がよく、アゴも入っていることで深く強い旨みの出しとワインの凝縮感がこれまた嵌りましたし、野菜の場合甘みも加わるのでよりいい感じでした。

甲州は、川辺の砂礫土壌で育ったきいろ香系の作りが一番面白いかなと思っていましたが、このワインには驚きました。良く知っている甲州ですが、各要素の深さが違います。
価格的にも手頃ですし、日本のテーブルワインの有力候補なのは間違いないかと思います。

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最終更新日  2013年12月25日 01時07分12秒
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