テーマ:ワイン大好き!(30833)
カテゴリ:ドイツワイン
先日のリースリング飲み比べ会のワイン、続いてはドイツの辛口です。 リースリング・QBA・トロッケン2009。生産者ヘルマン・デンホフはナーエのワイナリー。1750年から続く老舗で、ゴー・ミヨ5つ房かつパーカーの評価も高い、同地を代表する作り手の一つです。リースリングは人生とまで言うほどリースリングに力を入れており、多様な土壌を持つナーエで、力強いスタイルのワインを作っています。 価格は、写真のお店で3150円でしたが既に完売。写真のものは2012ヴィンテージになります。 色は青みがかった薄い黄色ですが、ややツヤ感もあります。 香りは、モモ系のニュアンスがありますが、前の二つに比べますとより黄桃っぽさが強いでしょうか。さらに、リンゴや洋ナシとともに蜜っぽさも。その他、鉱物的ミネラル、少々のオイリーさ(他の要素になじんでいます)、さらに白コショウ的な軽いスパイスやハーブっぽさないし青い柑橘のような雰囲気も微かに感じられました。 味わいはきっちり辛口。ドイツワインでよくイメージされるあの残糖感など皆無です。果実味という感じにはありますが、それも繊細なもの。ただ、時間とともに膨らみは見せてくれました。酸はどっしりトーン低目で、果実味よりは前に出ますがそれでもそこまで強いものではなくいいバランスではあります。ボディは、エキス分を感じるミディアフルといったところ。ミネラル感もあり、厚みを感じました。 会では、豚肉のテリーヌや白カビチーズとの相性が良かったです。 テリーヌとは、肉の旨み・塩気や粒マスタードの酸味に、ワインの厚みのあるボディと酸、ミネラル感がはまる感じでした。また、やや濃さのある香りも、肉の旨みに相性がいいようです。 一方、白カビチーズとも、やはりチーズのコクとワインのボディの厚みがはまる感じです。加えて、香りの黄桃や蜜っぽさがチーズのミルキーさとこう相性なのも大きいですね。 ファンの多い生産者ですが、このワインも特徴的な1本でした。この辛口感、ボディの厚みはいわゆる「ドイツワイン」のイメージとはちょっと違うかもしれません。是非ドイツワインをあまり飲まれない方の感想を多く聞いてみたいですね。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年02月05日 00時03分04秒
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