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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2014年02月09日
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カテゴリ:日本ワイン

先日行いましたリースリング飲み比べ会のワイン、ここからは赤です。ピノ・ノワール2種の飲み比べを行いました。今回は国産です。
ジャパンプレミアム・津軽ピノ・ノワール2010。生産者はサントリー登美の丘ワイナリーです。山梨県甲斐市のワイナリーで、そのルーツは1909年までさかのぼります。その後1936年にサントリー創業者の鳥井信治郎氏が引き継ぎ現在に至ります。自社畑も多く保有していますが、ジャパンプレミアムシリーズは、開墾100年目の記念に、日本各地のブドウを用い、産地と品種にこだわった新シリーズとしてリリースされました。
このワインは、青森県の岩木山の火山灰土壌で、垣根栽培されたピノ・ノワール100%です。価格は、写真のお店で2590円。

は薄く、鮮やかなルビーです。

香りはチェリーやラズベリー、イチゴといった赤いフルーツや、少々のアプリコットっぽさといったフルーツ感が出ていますが、新樽100%ということで樽感も強く、カラメルや木のニュアンスや、赤いフルーツ感と樽感があいまったであろう黒蜜っぽさやベリーA的イチゴキャンディ風の要素といったものが感じられました。

味わいは、酸主体。明るい乳酸系の酸が一番前に出ており、果実味は繊細。ほんのりと、ドライクランベリー的なそれが酸の後ろに見えるといった感じ。また、後口にかけて渋みはそれなりに出ていました。ボディは間違いなくライト。透明感とミネラル感はあり、パリッとした印象。

会では、ムール貝やパテ、それにソーセージと合わせてみましたが、どれにもやや押され気味な感じです。
ムール貝とは、生臭みは出ないものの貝の味のパワーに果実味が負けてしまう感じ。パテとは、酸味と渋みがなかなかはまりますが、肉の味の濃さの引き立て役に回っていました。ソーセージに関しては、その脂や香りがワインの味わいを上書きしてしまいました。
合わせる食事は、やはり繊細なものがよさそう。カツオのたたきやマグロといった魚系や、にくならこれは断然鳥でしょうね。

繊細な、日本らしいピノですが、それだけではない存在感もありました。薄ウマ系として面白いアイテムになっているかと思います。
また、もう少し置いて、樽香がこなれてきたらどうなるかも興味深いところです。

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最終更新日  2014年02月10日 16時35分14秒
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