テーマ:ワイン大好き!(30830)
カテゴリ:ポルトガルワイン
今回はポルトガルのお手頃赤ワインです。 アトランティコ・レゼルヴァ2011。生産者カザ・アグリコラ・アレクサンドレ・レウヴァスは、伝統産地ポルトガルにおいて2003年創業という新しいワイナリーです。ワイナリーのあるアレンテージョはポルトガル南部の比較的新しい産地ですが、樹齢15年を超える木もあり、本ワイナリーも所有しています。サスティナブル農法を実践している他、コルクの産地という事でコルクの木の植樹にも熱心です。 セパージュは、アリカンテ・ブーシェ 50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、アラゴネス25%。価格は、写真のお店で980円。 色は濃いルビーといったところ。ガーネットというには赤く、紫感も少々。 香りは、シナモンなど定番の茶色いスパイスや黒コショウっぽさに、少々の焼き芋や焼き栗っぽさといった甘さと香ばしさのあるニュアンスが感じられました。その他、赤ベリーやブルーベリー、ヤマモモ、プラムといったフルーツや、軽いヨード的な雰囲気も。 味わいは、果実味がメインも、そこに明るくフレッシュな酸が入っているので、軽快なものとなっています。渋みは穏やかで、後口にかけてアクセントになる程度。ボディはミディアムライト程度。柔らかく丸い口当たりで、旨みも感じます。 ブリ大根と合わせたいところでしたが、お気に入りのアラと切り身のセットが出ていなかったのでブリの刺身をつまんでみることに。しかし、これが結構いけます。味わいがはっきりしているもののそこまでごつくないワインですので、寒ブリの強い脂と濃厚な味わいによくマッチしました。脂の甘みとワインの果実味、そして魚の旨みとワインの旨みが引き合い、それをタンニンや酸が上手く纏め上げる感じです。 その他、から揚げやメンチカツなどスーパーのお惣菜を適当に合わせてみましたが十分いけます。から揚げの鶏の旨みにも合いますし、メンチカツにもやや押され気味ではありますが、肉の旨みといけます。また、酸やタンニンは揚げ物の油っぽさにも効きますね。 ポルトガルは青魚の摂取量が多く、焼いたイワシに赤ワインを合わせたりもするそうで、なるほどブリに合うのも頷けるかなと思います。 果実味のインパクトが弱いワインではありませんが、食事にはかなり合わせやすいタイプかなと。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年02月26日 21時42分02秒
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