テーマ:ワイン大好き!(30827)
カテゴリ:ワイン会
前回からの続きです。
4、山口・山口ワイン シャトーヤマグチ・シャルドネ2004 こちらも昨年訪問させていただき、ワイン会でも飲んだ銘柄です。前回、前々回の同銘柄と比べますと今回は優しい口当たりでした。ただ、それでも樽の利いた厚みのある香りと味わいはしっかり出ていました。 色合いはいつも通りです。ぼちぼち05ヴィンテージも試してみたいところ。 シャルドネに合わせましたのは、萩港から届くチヌのポワレ、大島町産ヒトエ草のクリームソースです。焦げ目のついたチヌの旨みと香ばしさ、ヒトエ草(あおさ)の風味の加わったクリームソースのまろやかさがワインの香りに合うほか、ちょっと抑え目の今回の味わいが逆に相性良かったかもしれません。 5、岡山・TETTAメルロー2012 こちらは当ブログでもお馴染み?の岡山県北、新見にありますTETTAさんのメルローです。生産者の方も飲むたびに味が違うとおっしゃられていましたが、確かに、先日倉敷であった試飲会で飲んだ時とはまた違い、土っぽさややや青いニュアンスなどが前に出る感じに。また、味わいの方もやや黒い果実味が膨らんでおり、変化の途中なのかなという気も。 合わせたお料理は蒜山ジャージー牛モモ肉のフィセル、岡山「オルタッリャ」と「月と星」の野菜とともに、です。「オルタッリャ」と「月と星」は岡山で野菜を作っている生産者で、直売もやっています。お肉は、乳牛として有名な蒜山ジャージー牛。正直、ジャージー牛が食用で出ていることを知りませんでしたが、赤身中心で程々の脂もあり、柔らかさと滋味深さを併せ持ったいいお肉でした。 ワインとの相性は秀逸。ソースではなくブイヨン味になるフィセルにすることで、味が穏やかになり優しいtettaメルローを消すことがなく、メルローの穏やかな果実味やタンニンと肉の旨みや脂のマリアージュを楽しめました。また、その果実味は、甘みのしっかりした野菜にもよくマッチします。 そして、最後はデザート。ちょっと遠いですが岡山県高梁産の紅茶とプルーンのムース、奥出雲の山蜜添えです。実は、岡山県高梁市では昔から紅茶が作られているんです。また、中国地方内ですと島根県でも出雲紅茶という紅茶があったりします。 紅茶の香りと蜜の香りや甘みはよく合います。山口のシャルドネを少し合わせて見ましたが、香りの面で共通項のある蜜との相性は悪くなかったですね。 ワインはもちろん、お料理本当に美味しかったです!加えて、ワインとの相性についてもしっかり計算していただけていました。 会場にさせて頂きましたアガリス神楽坂さんは、日本ワインや自然派ワインを多く揃えられ、普段は三浦半島の野菜を中心としたフードメニューをご提供されています。 次のイベントはもちろん、また東京へ行く機会がありましたら、お食事にお邪魔させていただきたいところです。 今回のワインです。左から、奥出雲シャルドネ・スパークリング、北条甲州樽仕込、三次ピノ・ノワール、山口シャルドネ、tettaメルローです。 全体的に果実感のあるタイプが揃いはしましたが、それぞれに個性のあるワイン達だったと思います。 あらためまして、今回は本当にありがとうございました!本来でしたらお一方づつにお礼をさせていただくべきところなのでしょうが、ここでのご挨拶で代えさせて下さい。またの機会ございましたら、ぜひよろしくお願いいたします! にほんブログ村 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年03月13日 15時47分50秒
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